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2018年 7月 18日 [ イベント ]

No.865:富山で農業に挑戦してみませんか とやまで就農マッチングバスツアーを初開催!!

富山県は「とやまで就農マッチングバスツアーin県東部」を8月12日(日)に初開催する。県内での就農希望者と、現在求人中の農業法人との出会いを支援するバスツアー。農業に関心のある方はぜひ参加を。参加費無料。申込みは7月31日(火)まで。同日には、「とやま農林漁業就業支援相談会」も併せて開催。

●UIJターンなどの新たな就農者を確保


▲とやまで就農マッチング
バスツアーin県東部

 富山県は良質米生産県。立山連峰からの清らかな雪解け水と肥沃な大地、そして生産者の高い栽培技術から美味しい富山米や野菜が生産されている。今秋から新品種「富富富(ふふふ)」が本格デビューするなど、富山米は市場からも注目されている。

 一方、県内の農業就業人口は平成17年の42,617名から27年の21,043名と、10年で半減し、基幹農業従事者の平均年齢は70.5歳(全国平均67.0歳:2015農林業センサス)と高齢化が進んでいる。そこで県では、「とやまで就農マッチングバスツアーin県東部」など、「とやまで就農」推進強化の取組みにより、UIJターンなどの新たな就農者の確保や、次世代を担う人材の育成を図る考えだ。


▲立山連峰を仰ぎながら田植え

 今回が初めての開催となる「とやまで就農マッチングバスツアーin県東部」では、現在、人材を求めている県東部の3つの農業法人<有限会社グリーンパワーなのはな(富山市水橋)、農事組合法人水土里(滑川市栗山)、有限会社営農ワイエムアイ(富山市大栗)>を見学し、直接採用担当者から法人の概要や求人についての説明を受ける。

 都会のオフィスビルでの農業法人説明会などと違って、参加者は実際に現地を訪れ、栽培ハウスや農作業を見学し、従事者と交流することで各農業法人での就農についての理解もより深まるだろう。(農作業の体験などは行いません。)

●県外からの移住者、大歓迎

 当日は、12:00に富山駅北口に集合。12:30に出発し、13:30から(有)グリーンパワーなのはな、14:30から(農)水土里、15:30から(有)営農ワイエムアイを見学。17:00に富山駅北口で解散となる。

 各農業法人を紹介すると、(有)グリーンパワーなのはな<水稲、野菜(耕作面積計371ha)、従業員38名>は、なのはな農協の子会社。社会保険完備で安心して就農できる。インターネット販売展開中のため、WEB制作や6次産業化販売企画を作成できる即戦力を歓迎する。

 (農)水土里<大豆、水稲、野菜(計40ha)、従業員1名>は、「あなたの笑顔をいただきたい」をモットーに、地域の風土に合わせたこだわりの野菜を栽培している。県外からの移住者を歓迎。独立自営を目指す方の研修先としてもおすすめ。

 (有)営農ワイエムアイ<水稲、野菜、いちご(計130ha)、従業員16名>は、土日の休日導入など若者が就農しやすい労働環境を整え、地域を担う後継者の確保・育成にも力を入れている。農業を通じて地域貢献できる企業へと日々成長することを目指している。

●ツアーの定員15名、先着順、お早めに

 募集は7月31日(火)<当日消印有効>まで。対象は、県内で就農したい方。定員は15名で、先着順なので早めの申込みを。申込みは 県農業経営課ホームページの専用申込みフォームから受け付けている。参加申込書をダウンロードし、必要事項を記入して郵送(〒930-8501 ※住所記載不要 富山県農林水産部農業経営課 経営体支援係)、FAX(076-444-4408)でも可能。

 農作業などは行わないが、当日は動きやすい服装で参加を。必要に応じて、帽子やタオル、水筒などを持参。雨天決行のため、雨天時には雨具や長靴なども用意したい。


▲黄金色に実った稲穂を刈り取る

 同日の10:00~12:00には、「とやま農林漁業就業支援相談会」をボルファート富山で開催する。マッチングバスツアーの集合場所、富山駅北口に近いので、午前中に訪れてみてはいかが。

 富山県農業経営課では、「富山で農業に就いてみませんか。興味がある方はぜひマッチングバスツアーに参加してください。農業経験がない人も富山にゆかりのない人も大丈夫です。秋にはツアー第2弾を県西部で予定しています」と話している。

問合せ
●富山県農林水産部農業経営課 経営体支援係
TEL.076-444-3266
FAX.076-444-4408
http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1611/

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