10月24日(土)・25日(日)、「とやま環境フェア2009」がテクノホール(富山市)で開催される。テーマは、「水と緑に恵まれた快適な環境をめざして～エコライフ ホップ、ステップ、ジャンプ」。エコライフ、3R、環境全般のエリア別に、合わせて65団体・企業のブースが設けられる。エコドライブミニ講習会、世界自然・野生生物映像祭作品上映会、電気自動車への試乗などのイベントにぜひ参加を。

●水と緑に恵まれた快適な環境をめざして

　10月24日(土)・25日(日)、「とやま環境フェア2009」がテクノホール(富山市)で開催される。今年で12回目を迎える同フェア。今回のテーマは、「水と緑に恵まれた快適な環境をめざして～エコライフ ホップ、ステップ、ジャンプ」。水と緑に恵まれた富山県の豊かな環境を守るため、またよりよい環境を創造するため、環境と経済が調和した低炭素社会の実現を目指し、エコライフの実践を呼びかける。主催は「とやま環境フェア開催委員会」(富山県、富山市、環境とやま県民会議、(財)とやま環境財団)。

　会場は、エコライフ(エネルギー、住宅、自動車、食、その他)、3R（リデュース、リユース、リサイクル）、環境全般のエリアに分かれ、合わせて65団体・企業のブースが設けられる。エコライフのエリアでは、企業・団体・NPO・行政機関などによる環境に配慮した取り組みの紹介、低公害車・電気自動車といったエコカーや太陽光発電システムなどの展示が行われる。3Rのエリアでは、廃棄物処理機器の展示・実演、資源ごみ回収とリサイクル商品・製造工程の展示、エコショップ・エコ事業所の紹介など。環境全般のエリアでは企業・団体・NPO・学校などによる環境保全活動、こどもエコクラブの活動などが紹介される。

会場には、省エネ家電・エコカーの買い替えや太陽光発電システムの導入についての相談コーナーも設置されるので、気軽に相談したい。

●エコドライブミニ講習会でエコドライブを体感

　イベントを紹介すると、10月24日(土)には富山県ごみゼロ推進県民大会・エコドライブ推進セレモニーをはじめ、富山市出身のアーティスト、高原兄さん作詞・作曲のエコソング「ピカピカの地球」のおゆうぎ＆合唱発表会などがある。25日(日)には、NHK番組でおなじみの「ワクワクさんのつくってあそぼショー」やエコドライブミニ講習会(参加無料)が開かれる。ふんわりアクセル、加減速の少ない運転など、エコドライブによってどれだけ燃料消費が抑えられるか体験してみたい。

　世界自然・野生生物映像祭作品が上映されるのも話題だ。同映像祭は、世界の優れた自然・野生生物の映像を通して、地球の素晴らしさを伝え、環境保護への関心を高めることなどを目的に2年ごとに富山で開催されており、今夏、世界40カ国から寄せられた347本の中から入選した40作品が上映され、大勢の人が映像に魅了された。作品上映会はテクノホール2階会議室にて両日とも開催。地球温暖化によって海氷の減少が顕著になっている北極海に生息するホッキョクグマを捉えた「薄氷のホッキョクグマ」など厳選作品が鑑賞できる。

また、会場の各ブースを回ってスタンプを集めると素敵なプレゼントがもられるスタンプラリーも企画されている。

　富山県環境政策課では「エコライフの実践事例を見聞きしたり、体験できるブースが多数登場する。電気バス・電気自動車の展示・試乗やマイバッグお絵かきコーナーなど、子どもから大人まで楽しめるイベント満載なので、ご家族でぜひご来場ください。そして、エコライフの実践につなげてほしい」と話している。



問い合わせ
●富山県生活環境文化部環境政策課
TEL.076-444-3140
FAX.076-444-3480
http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1705

●財団法人とやま環境財団
TEL.076-431-4607
FAX.076-431-4453
http://www.tkz.or.jp/