高岡開町400年記念「高岡Ｂ級グルメ博」が10月3日(土)・4日(日)、高岡市中心部で開催される。B級グルメとは、カレーやラーメン、焼きそばなど、庶民的な価格で味わえるおいしい料理のこと。同グルメ博では、地元の「高岡コロッケ」、「富山ブラックラーメン」をはじめ、全国的な知名度を誇るご当地メニューがずらりと登場する。

●B級グルメをきっかけに交流人口の拡大を

　高岡開町400年記念「高岡Ｂ級グルメ博」が10月3日(土)・4日(日)、高岡市中心部で開催される。B級グルメとは、カレーやラーメン、焼きそばなど、庶民的な価格で味わえるおいしい料理のこと。同グルメ博では、地元の「高岡コロッケ」、「富山ブラックラーメン」をはじめ、全国的な知名度を誇るご当地メニューがずらりと登場する。主催は、高岡市、富山新聞社などで組織する高岡Ｂ級グルメ博開催委員会。
　
　会場は、御旅屋通り商店街、万葉の杜広場(高岡大和横)、末広町商店街、JR高岡駅前広場、ウイング・ウイング高岡前広場の5会場。御旅屋通り商店街会場には、高岡コロッケの「大仏コロッケ」や「氷見牛コロッケ」をはじめ、静岡県三島市、茨城県龍ケ崎市のコロッケ、さらに全国食の祭典“B1グランプリ”で2年連続優勝の「富士宮やきそば」(静岡県富士宮市)などが登場。モチモチの蒸し麺、豚の背油、魚系のダシが特徴のやきそばに舌鼓を打ちたい。また、キャベツ、タマネギがたっぷりの「浜松餃子」(静岡県浜松市)も逸品。モヤシをトッピングするのもユニークだ。　　

末広町商店街では、熱々の宇都宮ギョウザ(栃木県宇都宮市)や広島焼きなどが味わえる。JR高岡駅前広場では、高原野菜や地元のブランド肉を使い、田舎味噌の郡上味噌を隠し味に使った「奥美濃カレー」(岐阜県郡上市)などが並ぶ。ウイング・ウイング高岡前広場では、富山名物「富山ブラック」をはじめ、札幌、和歌山、鹿児島などのラーメンがおいしい湯気を立てる。富山の素材を使った富山おでん、厚木シロコロホルモン、米沢牛炭火焼などもおすすめだ。万葉の杜広場（大和高岡店横）では、ステージイベントがにぎやかに繰り広げられる。

●全国コロッケコンテスト開催

　近年、ご当地グルメを掲げたまちおこし運動が全国でブームとなるなか、コロッケを販売する店が多く、コロッケの消費量が全国トップクラスの高岡市では、2006年に市や高岡商工会議所、富山新聞社などが「高岡コロッケ実行委員会」を発足させた。1月の日本海高岡なべ祭りで「コロッケ横丁」を開くなど、コロッケによるまちおこしに取り組んでいる。コロッケを販売する加盟店は現在、飲食店や精肉店、スーパーなど44店。シロエビやベニズワイガニ、氷見牛など富山の素材を使ったコロッケが揃っている。高岡Ｂ級グルメ博を通して高岡コロッケの魅力を全国発信し、知名度アップ、地域活性化につなげたい考えだ。

　同グルメ博では、「全国コロッケコンテスト」が開かれる。来場者の人気投票によってコロッケ日本一を決定する企画だ。高岡同様にコロッケによる地域活性化に取り組み、ともに「三コロ会」を結成している上述の静岡県三島市、茨城県龍ケ崎市のコロッケなどが参加し、自慢の味を競う。コロッケの味めぐりを楽しみ、好みの味を見つけて投票に参加してみたい。

　なお、10月3日(土)にJR高岡駅改札内で城端線・氷見線の切符か定期券を提示すると、先着200名に会場内ブースで使用できる500円分の食券をプレゼントする企画もあるから、ぜひ利用したい。

　高岡Ｂ級グルメ博開催委員会では、「全国のB級通に知られる人気メニューから、地元富山、東海北陸自動車道でつながる近隣自治体からも多数の出店が予定されている。高岡開町400年を記念した食の祭典でもあり、B級グルメとともに高岡の歴史散策も楽しんでほしい」と話している。




問い合わせ
●高岡Ｂ級グルメ博開催委員会事務局(富山新聞社高岡支社内)
TEL.0766-23-2131
FAX.0766-23-2135
http://www.taka-coro.com/