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2009年 8月 19日 [ イベント ]

No.417-2:富山ウイークに注目! 横浜の「開国博Y150」


 神奈川県横浜市で開催中の横浜開港150周年記念テーマイベント「開国博Y150」。8月24日(月)〜30日(日)、物産展「富山ウイーク」がベイサイドエリア・赤レンガ会場で開催される。神奈川県との交流を進める富山県が催すもので、富山の特産品即売やパネル展などが行われる。また、25日(火)には、横浜市開港記念会館で「富山県・神奈川県 海の森づくり青少年交流フォーラム」が開かれる。


●ます寿しやホタルイカ、シロエビなどの名産品がずらり

 神奈川県横浜市で開催中の横浜開港150周年記念テーマイベント「開国博Y150」。8月24日(月)〜30日(日)、物産展「富山ウイーク」がベイサイドエリア・赤レンガ会場で開催される。神奈川県との交流を進める富山県が催すもので、富山の特産品即売やパネル展、観光パンフレットの配布、ビデオ上映などが行われる。

 ベイサイドエリア(みなとみらい地区)、マザーポートエリア(横浜駅周辺から山下・山手地区)、ヒルサイドエリア(よこはまズーラシア隣接地区)の3つのゾーンを会場に9月27日(日)まで開催される「開国博Y150」は、入場者数がこのほど300万人を突破。今年、首都圏随一の大規模イベントとして人気を集めている。

 富山県と神奈川県は、氷見市出身で京浜工業地帯の父として知られる明治の実業家・浅野総一郎の生涯を描いた映画「九転十起の男」(市川徹監督)に両県知事が出演したことなどにより、平成20年から交流が始まり、これまで観光面や産業面での連携など、幅広い分野で交流が進められてきた。

 物産展「富山ウイーク」では、ホタルイカやシロエビ、ます寿し、かまぼこ、大門素麺、氷見うどん、氷見はとむぎ茶など富山を代表する名産品・特産品や、高岡銅器、高岡漆器、土人形などの工芸品が販売される。このほか、富山生まれのアザラシ型ロボット・パロ、アルミ製花器など、富山県トライアル発注商品の展示も企画されている。実業家・浅野総一郎、高岡市伏木出身の芥川賞作家・堀田善衛のパネル展も楽しみだ。氷見の勇壮な獅子舞も披露されるなど、赤レンガ会場は富山の特産品即売や獅子舞の音色で賑やかに染まる。

●富山と神奈川の青少年が海洋環境の保全活動を発表

 8月25日(火)には、「富山県・神奈川県 海の森づくり青少年交流フォーラム」が横浜市開港記念会館(横浜市中区本町)の講堂で開かれる。フォーラムは、海洋環境の保全活動などに取り組む両県の青少年がそれぞれの活動を発表し合い、交流を深めることで、豊かな海を守り育てる海の森づくりの取り組みを次世代につなげることを目的としている。

 活動を発表するのは、富山県から県立有磯高等学校、氷見市立女良小学校、神奈川県から県立海洋科学高等学校、横浜市立金沢小学校の合わせて4校。このほか、富山県水産研究所と神奈川県水産技術センターによる沿岸環境等の紹介、石井富山県知事、松沢神奈川県知事らが参加しての意見交換が予定されている。

 なお、フォーラムの会場となる横浜市開港記念会館は、横浜開港50周年を記念し、大正6年に開館した歴史的な建造物。赤レンガに花崗岩をとりまぜた美しい建築と、高さ36mの時計塔が一際目を引く。講堂も大正末期のインテリア空間が広がる趣きのある造りとなっている。

 富山県知事政策局では「富山ウイークで富山の特産品や観光の魅力に触れ、実際に富山にいらしてほしい。また、海の森づくり青少年交流フォーラムへもぜひ来場を。来場者全員に富山名産「とろろ昆布」をプレゼントする」と話している。




▲横浜市開港記念会館・講堂


問い合わせ
●富山県知事政策局
TEL.076-444-3948
FAX.076-444-3473
http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1002/

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