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2010年 4月 14日 [ イベント ]

No.450-1:上海万博、5月8日・9日は「富山県の日」


 5月1日(土)から10月31日(日)までの184日間、中国上海市で開催される上海国際博覧会。富山県は5月8日(土)・9日(日)、「富山県の日」としてイベント参加する。「雪景、豊水(せっけい、ほうすい)」をテーマに、豊かな自然や歴史、文化のほか、ロボットなど最先端技術を擁し躍進する富山をアピールする。

▲雪の大谷をモチーフにしたウエルカムゾーン

●「雪景、豊水」をテーマに富山の多彩な魅力を発信

 5月1日(土)から10月31日(日)までの184日間、中国上海市で開催される上海国際博覧会。富山県は5月8日(土)・9日(日)、「富山県の日」としてイベント参加する。富山の多彩な魅力をPRし、誘客や経済・文化交流の促進を図る。
 
 “より良い都市、より良い生活”をテーマに開かれる上海万博には、日本国内から17道府県、4政令指定都市が日本館イベントステージに参加する予定で、富山県のイベントは日本の自治体としては最初のイベントとなる。日本館イベントステージは、多様なイベントに対応することが可能な多目的スペース。浦東エリアAゾーンの最東部に位置する日本館(出展テーマ:こころの和・わざの和)に併設されている。

 「富山県の日」のテーマは、「雪景、豊水(せっけい、ほうすい)」。“富山の雪から生まれる美しい景色と、雪から生まれる豊かな水の恵みを体感”をフレーズに、豊かな自然や歴史、文化のほか、ロボットなど最先端技術を擁し躍進する富山をアピールする。
 
 会場となる日本館イベントステージを6つにゾーニング。「メインステージゾーン」では、巨大パノラマスクリーンを設置し、立山連峰の大自然や祭りなど富山の四季を中心に映像で紹介。ステージ上で、おわら風の盆や五箇山むぎや、せりこみ蝶六など富山を代表する伝統芸能を披露する。

 「オール富山ゾーン」では、富山の魅力を食、文化、産業、自然、歴史の5つのカテゴリーに分け、富山ゆかりの漫画家の作品「ドラえもん」や「忍者ハットリ君」、県内企業のロボット技術などを紹介。タッチパネルやパネル展示による発信のほか、映像紹介も行う。「エクスペリエンスゾーン」は、富山を体験する参加型ワークショップ。ギネス認定の癒し系ロボット「パロ」と遊ぶ体験コーナー、越中和紙を使った折り紙コーナーを開設する。

 このほか、高岡銅器、高岡漆器、井波彫刻、ガラス工芸など、富山を代表する工芸品を展示する「ミュージアムゾーン」、立山黒部アルぺンルートの「雪の大谷」をモチーフにした「ウエルカムゾーン」、富山の観光情報を発信する「インフォメーションゾーン」がある。

 富山県知事政策局では「上海万博・日本館イベントステージのウエルカムゲートでは、中国でも関心の高い立山黒部アルペンルート・雪の大谷(高さ約15mの雪の壁)の雰囲気を味わっていただけるよう工夫しました。また、メインステージゾーンの巨大パノラマスクリーンで富山の四季を中心としたパノラマ映像を紹介するとともに、新幹線など躍進する富山の活力、本県最先端のロボット技術などもアピールします。ぜひご来場ください」と話している。

●上海から広州、そして台湾で富山をPR

 上海万博を機に、県が5月8日から来年3月末まで、上海市内にアンテナシップを開設することも話題だ。富裕層の多い新天地に面したビルのショップで富山の名産品や伝統工芸品などを展示・販売するほか、観光PRや市場調査なども実施する。

 県では、今年度、中国からの誘客促進の取組みを強化。石井県知事が上海万博の「富山県の日」、アンテナショップ開設に合わせて訪中し、トップセールスとともに、上海進出企業との懇談などを行う。また、広東省広州市では、初めてとなる観光説明会を開催し、旅行会社などに富山の観光の魅力をPR。旅行商品開発を働き掛けて誘客促進につなげる。

 この後、台湾を訪問し、観光客誘致・国際チャーター便の誘致促進に向け、旅行・航空会社との意見交換会などを行う。台北市にある太平洋崇光(SOGO)台北忠孝店では、立山の雪を台湾に運び、台湾の人々に体験してもらうステージイベントや、県の観光物産展が予定されており、トップセールスで富山の特産品の販売、観光PRに弾みをつけたい考えだ。


▲絶景パノラマシアター


問い合わせ
●富山県知事政策局(企画・広域連携担当)
TEL.076-444-3948
FAX.076-444-3473
http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1002/

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