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2006年 7月 19日 [ イベント ]

No.257-2:8月、マドンナたちの甲子園「第20回全日本大学女子野球選手権大会」開催


 8月22日(火)〜27日(日)、第20回全日本大学女子野球選手権大会が魚津市にある魚津桃山運動公園野球場、魚津市天神山野球場を会場に行われる。“マドンナたちの甲子園”として昭和62年(1987)に始まったこの大会は、今年で第20回を迎え、夏の富山県、魚津市を彩るスポーツイベントとしてすっかり定着している。今年の大会には、県内外から21チーム(22大学)が参加する予定だ。

●県内外から21チーム(22大学)が参加予定

 第20回全日本大学女子野球選手権大会が、8月22日(火)〜27日(日)に魚津市にある魚津桃山運動公園野球場、魚津市天神山野球場を会場に行われる。“マドンナたちの甲子園”として昭和62年(1987)に始まったこの大会は、今年で第20回を迎え、夏の富山県、魚津市を彩るスポーツイベントとしてすっかり定着している。

 今年の大会には、地元から富山大学(旧富山医科薬科大学)、富山短期大学、県外からは日本体育大学、早稲田大学など、合わせて21チーム(22大学)が参加する予定だ。今大会は第20回という節目であるということから、高円宮妃久子殿下が来県され、22日(火)午後6時より東京第一ホテル魚津で行われる歓迎レセプション、23日(水)午前9時より魚津桃山野球場で行われる開会式・始球式にご出席。その後の第1試合をご観戦される予定になっている。

 昨年は21チーム(22大学)が参加して熱戦を繰り広げ、日本体育大学(チーム名:NITTAI)が優勝、東京女子体育大学(TWCPE)が準優勝、早稲田大学(WASEBI)、中京女子大学(中京女子大学軟式野球部)が3位に輝いている。今年は、日本体育大学が5年連続11度目の優勝を果すことができるか注目されている。地元に目を向けると、7年ぶりに参加する富山短期大学の活躍も期待したいところだ。

●なぜ魚津市が女子野球の聖地に?

 昭和62年にスタートとした全日本大学女子野球選手権大会(旧称:全国大学女子軟式野球大会)は、それ以前に行われていた洗足学園魚津短期大学(昭和55年に開学、平成14年に閉学)と神戸山手女子短期大学の交流試合“魚神戦”に由来する。そして昨年の第19回大会まで、延べ50校、選手・役員など合わせて8,570名が参加している。

 大会の歴史とともに、魚津市は “女子野球の聖地”として全国に知られるようになった。市民有志で組織した魚津市実行委員会が中心となり、市や教育委員会、魚津商工会議所、魚津市体育協会などもこの大会を毎年バックアップし、大会運営や試合審判などに協力。市民レベルでも女子野球への関心が高い。同市では平成16年夏に「第4回女子野球世界大会」が行われたが、この成功も女子野球の開催地としての伝統があったからだ。

 全日本大学女子野球選手権大会事務局では「白球を追う女子選手のひたむきなプレー、明るい笑顔に声援を送ってほしい。大会も第20回を迎え、当初参加した選手の子どもたちも育っているころだ。そんな娘さんたちが女子野球の魅力に触れ、今後大会に2代続けて出場してもらえればうれしい。20回の節目として記念誌の発行も予定している」と話している。

 炎天下、高校球児の甲子園にも負けない熱戦が魚津で繰り広げられる。魚津桃山運動公園野球場、魚津市天神山野球場の両球場は入場無料となっているから、気軽に応援に駆けつけて、声援を送りたい。



問い合わせ
●第20回全日本大学女子野球選手権大会事務局(ありそドーム内)
TEL.0765-23-6550
FAX.0765-23-9802
http://www.nice-tv.jp/~ariso/

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