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2012年 12月 26日 [ 特産品 ]

No.587-3:富山ならではのお土産に「富山干柿」、「おむすび白とろろ」を―「越中富山 幸のこわけ」に新商品

富山県が、デザイン視点から富山土産のブランド化を図る越中富山お土産プロジェクト事業「越中富山 幸のこわけ」に新商品「富山干柿」と「おむすび白とろろ」の2品が追加された。富山空港ターミナルビル2階「まいどは屋」、JR富山駅の「とやま屋」など県内9カ所で販売を開始。新年、親しい人へのお土産、ギフトに是非!

▲「おむすび白とろろ」、「富山干柿」

●女性客らに好評

 富山県が、デザイン視点から富山土産のブランド化を図る越中富山お土産プロジェクト事業「越中富山 幸のこわけ」に新商品「富山干柿」と「おむすび白とろろ」の2品が追加された。富山空港ターミナルビル2階「まいどは屋」、JR富山駅の「とやま屋」など県内9カ所で販売を開始。「越中富山 幸のこわけ」の商品群は合計22商品(県内19社参画)となった。新年、親しい人へのお土産、ギフトに是非!

 糖分が結晶化した白い粉、鮮やかな飴色の果肉――南砺市福光・城端地域の特産・富山干柿は自然な甘みと風味をもつ逸品。加賀藩三代藩主前田利常が鷹狩りでこの地を訪れた際、一老爺が手製の干柿を差し出したところ、賞賛されたと伝えられており、400年余の歴史をもつ。南砺産の柿の皮をむき、乾燥と休乾を繰り返しながら、果実の内部の水分をゆっくり蒸発させるが、乾燥の際の「手もみ」は機械を使わない、昔ながらの手作業。こうすることで、水分や糖分を均一に行き渡らせる。「富山干柿」(製造:富山干柿出荷組合連合会)は、Lサイズ2個をパッケージングして525円。数量1,000個限定で、来年3月までの期間限定販売となっており、お早めにお買い求めを。

 江戸時代に北前船によって北海道から運ばれた昆布の食文化が根付いている富山。とろろ昆布は、昆布を加工した食品の1つで、削り昆布ともいわれる。昆布の表面は黒色だが、芯は白く、削る場所によってとろろ昆布の色は異なる。富山では、とろろ昆布といえば、“黒とろろ昆布”が主流。全国で一般的に知られているとろろ昆布は“白とろろ昆布”と呼ばれている。「おむすび白とろろ」(製造:道正昆布)は、40g、315円。昆布の芯に近いところの白とろろをパッケージング。柔らかく、上品な味わいで、おにぎりやお吸い物、おでん、うどんなどに使える。

●おすそわけ感を大切に少量食べ切りサイズ

 「越中富山 幸のこわけ」は、県総合デザインセンターを中心とした「越中富山お土産プロジェクト」事業から誕生したブランドで、デザインによる富山県のイメージアップ、良質な産品の認知度向上を目的にしている。共通ラベル・パッケージや少量食べ切りサイズが特徴だ。「富山干柿」、「おむすび白とろろ」の追加で、県内19社、22商品となった。「越中富山 幸のこわけ」の商品群は、富山空港ターミナルビル2階「まいどは屋」、駅前CiC5階のいきいきKAN「富山県いきいき物産」、JR東京駅1階サウスコート内の「ニッコリーナ エキュート東京店」など県内外21カ所で販売されている。

 なお、同プロジェクトは、来年1月27日(日)まで東京で開催の「47GOOD DESIGN」展に出展。同展は47都道府県のグッドデザイン商品賞<地域性やその土地らしさを兼ね備えたデザイン商品群を選定>を集めた展示会で、富山県関係では「越中富山お土産プロジェクト」のほか、「富山プロダクツ選定商品」もグッドデザイン賞商品の展示品として選定され、紹介されている。会場はd47MUSEUM(ディ ヨンナナ ミュージアム:東京都渋谷区渋谷 渋谷ヒカリエ8階)。隣接する「Gマークショップ」で一部展示品が販売されている。

 富山県総合デザインセンターでは、「“越中富山 幸のこわけ”は、富山の幸が小分けになった、女性にうれしいサイズ。1月10日(木)~16日(水)、東急百貨店東横店(地下1階)で開催される「諸国銘産展」でも販売される。多彩な富山の味覚をPRしたい」と話している。


▲越中富山 幸のこわけ(左)▲「47GOOD DESIGN」展(右)
問い合わせ
●富山県総合デザインセンター
TEL.0766-62-0510
FAX.0766-63-6830
http://www.toyamadesign.jp/
http://osusowake.toyamadesign.jp/

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