• HOME : Toyama Just Now
  • トピックス
  • No.852:富山のデザイン、ものづくりを知る、学ぶー 富山県総合デザインセンターに「産業観光紹介コーナー」新設

トピックス

アーカイブ

2018年 4月 11日 [ トピックス ]

No.852:富山のデザイン、ものづくりを知る、学ぶー 富山県総合デザインセンターに「産業観光紹介コーナー」新設

 ものづくり企業が集積し、産業観光スポットの多い “ものづくり県”富山。観光客の方々に富山のものづくりをより身近に親しんでもらおうと、2018年3月、県総合デザインセンター(高岡市オフィスパーク)に「産業観光紹介コーナー」がオープンした。ものづくり企業の製品や素材の魅力、産業観光情報に触れられるスポット。センターが中心となって開発した「越中富山 技のこわけ」の第二弾「福分け片口・ぐい呑」の話題も紹介しよう。

●富山の産業観光をPR

 豊かな自然に恵まれた富山県。立山連峰などに降り積もった雪、緑の森が生み出す水資源を活用した水力発電や工業用水は、アルミ建材やファスナー、プラスチック、機械、電子、医薬品、バイオ産業など富山のものづくりの基礎を作り、富山県は日本海側屈指の工業集積地となった。また、県内には国の伝統的工芸品に指定されている高岡銅器、高岡漆器、井波彫刻、越中和紙、庄川挽物木地、越中福岡の菅笠など伝統の技が息づいており、卓越した技術がしっかりと継承されると同時に、現代の生活様式に合った新しいものづくりも盛んに行われている。


▲産業観光の魅力を動画で(左)
▲産業観光紹介コーナー(中央)
▲越中富山 技のこわけ
「福分け片口・ぐい呑」(右)

 新商品のデザイン、既存商品・パッケージのデザイン変更、企業のロゴマークなどデザインに関するアドバイスや、デザイナーとの連携、企業との共同開発などデザインの視点から県内企業の商品開発をサポートしてきた。そのようななか、県総合デザインセンターは、ものづくり県富山の強みを活かした産業観光の魅力を発信するため、これまで県内企業の製品を紹介してきた展示室をリニューアルし、拡充した。さまざまな製品とその素材を展示する「展示コーナー」、ものづくり産業や産業観光の魅力を動画で紹介する「魅力発信コーナー」、産業観光施設をスライドやカードで紹介する「紹介コーナー」の3つのコーナーがある。

 「展示コーナー」では、県内でつくられる性能や品質、デザイン性に優れた工業製品を選定した「富山プロダクツ」商品を中心に展示。また、デザイン性の高い掛け時計や、ヒット商品“15.0%のアイスクリームスプーン”で知られる「タカタレムノス」、日本伝統の組子を製作する「タニハタ」、高岡銅器に独自の手法で色を生み出し、インテリア・エクステリア建材への着色で注目されている「モメンタムファクトリー・Orii」、錫100%の特性を生かした「曲がる器」が大ヒットの鋳物メーカー「能作」、プラスチック製品の総合メーカー「リッチェル」のものづくりなどをパネルで紹介している。

 「魅力発信コーナー」では、「薬・エレクトロニクス」、「ガラス・プラスチック」、「木・漆」、「紙・繊維」、「金属・その他」、「食」の6テーマで県内のものづくりをクローズアップ。50インチのモニター3面を使った映像で紹介している。

 「紹介コーナー」では、YKKセンターパークや能作、ますのすしミュージアム、四十物昆布、くろべ牧場まきばの風など、産業観光に取り組む企業の工場見学の内容や住所、電話番号、営業時間などを紹介。日本語、英語で表記したカードも設置し、記載のQRコードから県観光公式WEBサイト「とやま観光ナビ」の産業観光スポットのページにアクセスできる。


▲錫を使った器(左)
▲和紙型染クッションやしけ絹織物
(中央)
▲木と金属を組み合わせた酒器
などが並ぶ(右)

 5月以降、自動車や家電製品のモックアップを製作するウイン・ディー(高岡市オフィスパーク)を子会社に持つ日南グループ(神奈川)が製作したモデルカー2台を展示に加える予定だ。

 なお、富山県総合デザインセンターのある高岡市オフィスパークには、2017年春、高岡を代表する鋳物メーカー・能作の新社屋が誕生。同年5月31日発行の808号でもお伝えしたが、展示施設も併設しており、あわせて訪れたい。体験工房、工場見学で富山のデザイン・ものづくりの一端に触れてみてはいかがだろうか。

 

●越中富山 技のこわけ 第二弾「福分け片口・ぐい呑」

 富山のものづくりに焦点を当て、富山県総合デザインセンターが中心となって開発した「越中富山 技のこわけ」。富山の素材、技、デザイン力を駆使した上質感など、一定の基準を満たす商品を選定し、統一サイズで展開している。2017年3月に発売され好評の第一弾「福分け皿」に続き、第二弾「福分け片口・ぐい呑」がこのほど誕生した。販売商品は44点。県内企業と作家が素材の新たな表現に挑戦した力作が揃う。異なる素材を組み合わせてお酒を楽しめるよう、片口は180ml(1合)、ぐい呑は約30ml入る小ぶりなサイズ。価格は2,000円台から9,000円台まで。


▲越中富山 技のこわけ
「福分け皿」

 また、「福分け片口・ぐい呑」、「福分け皿」、兄弟ブランドの「幸のこわけ」をセットにしたギフトボックスが登場したことも話題だ。食と技の両面から富山の魅力を楽しめる。大切な人、贈る相手を想いながら、オリジナルの組み合わせでギフトセットを選んでみたい (https://www.toyamadesign.jp/wp/wp-content/uploads/2018/01/180131_wazanokowakePR.pdf)。

 富山県総合デザインセンターでは、「産業観光紹介コーナーで富山のものづくりや製品、デザインの魅力に触れたあと、実際に企業も訪ね産業観光を楽しんでみてはいかがでしょうか。越中富山お土産プロジェクトから生まれた『越中富山 技のこわけ』では、幸せを皆で分かちあう“おすそわけ”の風習をお土産のかたちにしてお届けします」と話している。

問合せ
●富山県総合デザインセンター
TEL.0766-62-0510
FAX.0766-63-6830
https://www.toyamadesign.jp/

●とやま観光ナビ「産業観光 工場見学にいこう」
http://www.info-toyama.com/tokushu/industry/

●越中富山 技のこわけ 主な取扱店舗
ととやま(富山県いきいき物産(株):富山駅前CiC 1階)
https://www.ikiiki-toyama.co.jp/
D&DEPARTMENTTOYAMA(富山県民会館1階)
http://www.d-department.com/jp/shop/toyama

コメント

その他のトピックス

ページの先頭へもどる↑