イベント

アーカイブ

2007年 6月 13日 [ イベント ]

No.304-2:学ぶ喜びを体感‥‥‥平成19年度「とやま夏期大学」、受講生募集!


 “美しい立山のふもとで、学び楽しむ夏”をキャッチフレーズに、「とやま夏期大学」が8月1日(水)~4日(土)、立山国際ホテル(富山市原)で開講する。今年は、各講師と夕食をとりながら間近に話し合える交流会も実施。是非、立山で充実した一夏の時間を!!

●第一線で活躍する著名な講師を迎えて

 “美しい立山のふもとで、学び楽しむ夏”をキャッチフレーズに、「とやま夏期大学」が8月1日(水)~4日(土)、立山国際ホテル(富山市原)で開講する。4日間にわたり、各界の第一線で活躍する著名な講師が幅広い内容の講義を展開するこの「とやま夏期大学」は、昨夏に初めて開講し、今年度が第2回目。富山県と北日本新聞社で組織する「とやま夏期大学実行委員会」が主催する。

 会場となる北アルプス・立山山麓は、古くからの歴史と文化が息づくリゾートエリア。緑の山々と河川が織り成す景観、山麓を渡る涼風が夏の素敵なひとときを演出する。夏期大学は、この雄大な自然のなかで、質の高い学びと楽しみの場を提供することによって、富山のさまざまな魅力を知るきっかけづくりにつなげ、今後の観光・交流人口の拡大を目指している。

 このほど受講生の募集がスタート! 県内はもちろん、県外からの受講者を広く募る。

 講義は、一人の講師が1テーマで1日ずつ担当。1日(水)は、東京大学大学院経済学研究科・経済学部の神野直彦教授が「脱『格差社会』へ−−希望の構想」、2日(木)は法政大学社会学部の田中優子教授が「江戸時代の暮らしとリサイクル」、3日(金)は東京工業大学大学院の上田紀行准教授が「ダライ・ラマとの対話−−現代人の救いと仏教の可能性」、4日(土)はソニーコンピュータサイエンス研究所の茂木健一郎シニアリサーチャーが「脳を活かして生きる」と題して講義する。2コマの講義(13:30~14:40、14:55~16:05)と質疑応答(16:30~17:30)のあと、希望者を対象に、講師を囲んでの交流会(18:30~20:00)も企画されている。
 
 講師陣を紹介しよう。神野教授は2002年出版の『地域再生の経済学』で石橋湛山賞を受賞するなど、第一線で活躍中の経済学者で、政府税制調査会委員などを務めている。田中優子教授は、2000年出版の『江戸百夢』で芸術選奨文部科学大臣賞を受賞した江戸文化の研究家。上田紀行准教授は文化人類学者で、著書『生きる意味』は2006年度大学入試において出題率第1位となる。茂木シニアリサーチャーは、著書『脳と仮想』で第4回小林秀雄賞を受賞。現在、NHK番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」でキャスターを務めている。

●自然のなかで学ぶひととき

 “学び楽しむオプション”として、立山国際ホテル出発のオプショナルツアーがいろいろ企画されているのも魅力。日本一の落差350mを誇る称名滝を間近で眺める「朝の称名滝見学ツアー」<8月2日(木)~4日(土)、参加無料>、この夏期大学の受講者にために特別に実施される「立山カルデラ見学会」‥‥スイッチバックしながら進むトロッコに乗り、“知られざるもう一つの立山”を探検<8月2日(木)、参加費2,000円>、ナチュラリストと行く「立山弥陀ケ原—室堂への散策」‥‥お花畑や地獄谷にご案内。ライチョウにも会えるかも。<8月3日(金)、参加費2,000円+交通費実費(ケーブル・バス料金4,000円程度)>が設定されており、富山の雄大な自然をより楽しむことができる。また、8月4日(土)には、ホテル周辺のゲレンデで、トレッキングなどのオープンイベントが開催される。このほか、受講生は、立山国際ホテルの温泉入浴料の割引<通常料金700円を500円(タオル付き)に>や、立山カルデラ砂防博物館の入館割引などの特典も受けられる。

 さて、とやま夏期大学の募集要項を紹介しよう。対象は一般・学生で、学ぶ気持ちのある方なら誰もが受講できる。定員は1日100名。講師別の1日単位の講義だが、複数日の受講が可能。受講料は1日につき1,000円。申し込みは、はがき、FAX、メールのいずれかにより、希望受講日(複数日受講可能)、氏名(ふりがな)、郵便番号、住所、電話番号、性別、年齢、希望のオプションを明記し、下記の「とやま夏期大学実行委員会」事務局へ(7月17日(火)締め切り)。申し込み受付後、事務局から受講料払込取扱票が送付され、入金確認後に受講票と案内書が改めて送付される。会場および会場周辺での宿泊斡旋や、観光斡旋も行っているので事務局に相談を。

 富山県知事政策室・地域振興課では「大都市圏在住の方で富山にゆかりのある方、興味のある方はどしどしご参加を。講義のついでに、夏山シーズンを迎えた立山や世界遺産の五箇山合掌造り集落、富山湾のキトキトの幸など、富山の夏もお楽しみください」と話している。



問い合わせ
●「とやま夏期大学実行委員会」事務局
〒930-0094 富山県富山市安住町2-14(北日本新聞社広告局内)
TEL.076-445-3321
FAX.076-445-3338
http://www.kitanippon.co.jp/pub/ad/2007/kakidaigaku/
kou@ma.kitanippon.co.jp

コメント

その他のイベント

ページの先頭へもどる↑