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2007年 2月 21日 [ イベント ]

No.288-2:富山湾に春を告げるホタルイカの神秘の光


 漆黒の闇が海上に広がるなか、青白い光の群れが海面を染める−−。富山湾の春の風物詩、ホタルイカの幻想的な光を船上から観覧する「ほたるいか海上観光」が新湊沖で3月17日(土)、滑川沖で4月7日(土)からスタートする。伝統ある滑川では、土産買物券が付いた乗船券の発売、記念写真の無料サービス、のぼり旗作成など、今年初の試みで観光活性化を目指す。

●滑川ほたるいか海上観光、3月1日(木)予約受付開始!

 漆黒の闇が海上に広がるなか、青白い光の群れが海面を染める−−。富山湾の春の風物詩、ホタルイカの幻想的な光を船上から観覧する「滑川ほたるいか海上観光」が4月7日(土)〜5月6日(日)に開催される。早朝3:00(集合:ほたるいかミュージアム2:30〜2:50)に滑川漁港を出港し、沖合1.5kmほどの定置網でのホタルイカ漁を見学するもので、網にふれて発光するホタルイカの青白い光が堪能できる。

 今年の注目は、乗船料金(大人3,000円・小中学生2,000円)より1,500円アップで、2,000円分の土産買物券が付いた乗船券(大人4,500円・小中学生3,500円)が発売されること。帰港後、ほたるいかミュージアム内の土産店で買い物ができる。また、乗船前に希望者を対象とした記念写真の無料サービスもあり、観光の思い出を深められそうだ。

 県外客に毎年好評なのが、滑川市内の旅館・ホテルに宿泊してほたるいか海上観光に参加するプラン。海老源・海遊亭(TEL:076-475-5656)は1泊2食付13,650円〜、海老よし(TEL:076-475-0356)は1泊2食付12,600円〜、ホテルサンルート滑川(TEL:076-475-8833)は宿泊のみで6,930円〜となっている(ほたるいか海上観光料金は各別途)。また、滑川市内の料理店、すし店、居酒屋などでは酢味噌和え、刺身、塩辛などのホタルイカ料理が味わえる。“ほたるいかのまち”滑川をPRする今年初めての試みとして、ホタルイカを扱う飲食店や鮮魚店、土産物店などでのぼり旗が掲げられるので目印にしたい。

 滑川市観光協会では「ホタルイカの神秘的な光を観賞できる貴重な機会となるのでぜひ乗船を。3月1日(木)より電話での予約受付を開始する。土曜・日曜は希望が多いので、早めのご予約を」と話している。

●ボイルしたホタルイカをふるまう

 昨年からホタルイカ観光を始めた新湊沖では、3月17日(土)から観光が行われる<5月6日(日)まで>。富山湾では西から東方向へホタルイカが回遊するため、滑川沖より早めのスタートとなっている。海王丸パーク内に係留する新湊観光船の「万葉丸」に乗船し、早朝3:30に出港(集合:新湊観光船事務所3:00)。2kmほど沖合に仕掛けられた「黒山」と呼ばれる定置網でホタルイカ漁を見学する。

 5:30に帰港後、獲れたばかりのホタルイカをボイルして参加者にふるまうサービスも実施。昨年、このサービスが大好評で、リピーター客も多かったという。また、乗船時に防寒対策のレインコートと長靴が貸与される。ホタルイカ観光後は、海王丸パークから車で2〜3分ほどの新湊漁港の朝セリの模様も見学したい。

 新湊のホタルイカ観光は完全予約制で電話とFAXで受付中。料金は大人3,000円、小人2,000円。ボイルしたホタルイカ(250g、からし酢みそ付き)とホタルイカの携帯ストラップをセットにしたオプションの土産(2,000円)もあるので乗船予約時に確認したい。

 なお、新湊観光船では、ホタルイカ観光のほか、通年運航の内川遊覧<桜街道>&11橋巡り(所要時間50分)、富山新港遊覧<弁天海道>(所要時間30分)、4月〜9月の万葉遊覧<虻か島・雨晴海道>(所要時間2時間)のコースも設けている。4月19日(木)には平成13年以来、6年ぶりの「ボンボコ舞」(県指定無形民俗文化財)を見学する海上観光も行われるのでお楽しみに。大漁旗が翻る船上で豊漁を祈願する海上渡御の神事などが見ものだ。



問い合わせ
<「滑川ほたるいか海上観光」について>
●滑川市観光協会
TEL&FAX.076-475-0100
http://www.city.namerikawa.toyama.jp/

<「新湊のホタルイカ観光」について>
●(株)新湊観光船
TEL.0766-82-1830
FAX.0766-82-1833
http://www.shinminatokankousen.jp/

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