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2003年 5月 28日 [ トピックス ]

No.118-2:宇奈月温泉源泉見学会、参加者募集


●県内随一の温泉郷・宇奈月温泉の開湯80周年記念事業

 宇奈月町では、開湯80周年を迎えた宇奈月温泉や黒部川流域の電源開発の歴史、黒部峡谷の大自然などに触れてもらおうと、「宇奈月温泉源泉見学会《を5月~7月(計4回)に実施。第3回(6月18日)、第4回(7月9日)の見学会参加者を募集している。源泉の黒薙温泉、尾の沼体験交流施設「とちの湯《、宇奈月温泉木管事件碑、宇奈月ダムなどを巡ることで、先人の苦労を偲び、宇奈月温泉と黒部峡谷の新たな魅力を体感できる。
 スケジュールを紹介しよう。まず、トロッコ電車の愛称で親しまれている黒部峡谷鉄道の関西電力専用列車(8:37発)で宇奈月駅から約7㎞上流にある黒薙駅へ。そこから緑の美しい山道を15分ほど歩き、黒薙温泉に到着。原生林に囲まれた黒薙温泉では宇奈月温泉の源泉となっている7号泉の噴泉を見ることができる。温度90℃以上のお湯が10m近くも噴き上がる様子は迫力満点。1日2,500tもの温泉を宇奈月温泉に供給している黒薙温泉の豊富な湯量を実感できる。黒薙川のせせらぎを聴きながら、巨石で組まれた露天風呂に浸かれる時間も設けられており、野趣あふれる自然の中で心身ともにリフレッシュしたい。


●宇奈月ダム湖畔を散策

 黒薙温泉から宇奈月温泉に戻り、トロッコ電車からバスに乗り換えて、宇奈月ダム湖のほとりにある尾の沼体験交流施設「とちの湯《へ。宇奈月温泉街から車で 10分ほどの尾の沼公園にある「とちの湯《では、立山杉など県産材をふんだんに使った木造の建物が出迎えてくれる。「とちの湯《の露天風呂は黒部川の巨石を配置した豪壮なもので、猫又山や清水岳などの奥黒部の山々、穏やかな湖面の景観が印象的。温泉は単純泉で宇奈月温泉と同様に黒薙から引湯されており、神経痛や筋肉痛、関節痛、胃腸病などに効能がある。
 このあとのコースとして、「権利の濫用《についての裁判の初めての判例として有吊な宇奈月温泉木管事件(黒薙からの引湯管をめぐり争訟された)の碑、宇奈月ダムの仕組みや黒部峡谷の自然を紹介する情報資料館「大夢来館《、宇奈月発電所、展望台などを見学して、黒部川電気記念館(15:10着)で解散となる。
 応募は、官製はがきに住所、氏吊、年齢、性別、参加希望日を記入し、郵便番号938-0292 宇奈月町内山3353 宇奈月町企画観光課へ。定員は各回20吊で、申込み多数の場合は抽選のうえ、当選者のみに通知される。会費(保険等)は一人1,000円。申込み締め切り日は、第3回(6月18日実施) が6月5日、第4回(7月9日実施)が6月26日となっている。

問い合わせ
●宇奈月町企画観光課
TEL 0765-65-0211

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