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2003年 12月 10日 [ トピックス ]

No.131-3:旅プラン「美味探究 富山」で冬の富山へ


●唐揚げ、昆布じめ、かき揚げと、シロエビ料理に舌鼓

 県内温泉地の宿泊施設などで組織する近畿日本ツーリスト協定旅館・ホテル連盟富山支部では、来年3月31日(水)まで、『美味探究富山、富山湾の宝石「シロエビ」、素晴らしい逸品を味わう!!』をキャッチフレーズに冬期間の新商品・プランを展開。県内の史跡や名所、温泉、食などを組み合わせた観光ルートなどをPRしている。
 富山の観光といえば、立山黒部アルペンルートや黒部峡谷など、山岳観光を中心としたグリーンシーズン集中型の傾向となっているのが現状。シロエビをテーマにした今回の新商品によって、冬の富山の魅力を県外に紹介し、通年型観光への転換を図ることを目指す。
 新商品・プランを紹介すると、企画に参加した県内22の旅館・ホテルの夕食にシロエビの刺身が必ず1点付いているほか、「料理長の挑戦〜シロエビ特選料理」と題して、シロエビの昆布じめ、唐揚げ、かき揚げ、シュウマイ、押し寿司、釜めし、山海蒸し、柳川などの料理から各施設の自慢の逸品(1点〜3点で施設によって異なる)が用意されているというもの。もちろん、シロエビ料理のほかに富山湾の魚介類を使った焼き物や天ぷら、酢の物、鍋など、各施設の趣向を凝らした冬の味覚が膳を彩る。各施設ではチェックイン・アウトの時間を変更し滞在の時間を長めにしたり、小物をプレゼントしたりするなど、新商品・プランならではの特典・サービスを設けている。旅行代金は、宿泊プランのみ(1泊夕・朝食付き)で1人10,000円〜、JRセットプラン(名古屋からの往復特急と宿泊プランの場合)1人18,800円〜となっている。


●富山湾の宝石・シロエビと冬のイベントを楽しみに

 シロエビは、富山湾の神通川、庄川、常願寺川などの沖合に広がる海底谷(あいがめ)に生息し、特殊な底引き網で漁獲される。漁業として成り立つほど大量に獲れるのは富山湾に限られている。体長は6〜7cmで、薄く紅色の透明な体をしているのが特徴。刺身の1人前の適量は約70尾で、1尾ずつ手で殻むきして仕上げられる。いただくと、独特の甘味とコクが口のなかに広がる。
 商品パンフレットには、新湊漁業協同組合とキリンビール富山支社が5月から6月にかけて展開した「シロエビキャンペーン」のポスター写真を使い、シロエビの美しさを表現している。本文中では日本海高岡なべ祭り、宇奈月温泉雪のカーニバル、利賀そば祭り、こきりこ味まつり、立山山麓かまくら祭りなど、1 月〜3月に県内で開催される祭り・イベントを紹介。また、「富山・八尾」、「宇奈月」、「朝日・立山・滑川」、「庄川・氷見・福光」エリアでの体験施設や観光施設などもまとめられている。観光情報を参考にしながら冬の富山への旅をプランしてみたい。

問い合わせ
●近畿日本ツーリスト富山支店
TEL.076-433-8855

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