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2005年 7月 13日 [ イベント ]

No.204-1:地球の素晴らしさや自然の大切さを体感−−「ジャパン・ワイルドライフ・フィルム・フェスティバル2005」


●世界トップレベルの自然・野生生物の映像を上映
 「ジャパン・ワイルドライフ・フィルム・フェスティバル2005(第7回世界自然・野生生物映像祭in富山)」が、8月4日(木)から7日(日)まで、富山市民プラザをメイン会場に、また富山市科学文化センター、ウイング・ウイング高岡など県内6施設をサテライト会場に開催される。

 この映像祭は“次世代を担う子どもたちに美しい地球を託していきたい"と願い、世界の優れた自然・野生生物映像を通して、大自然の素晴らしさや環境保護の大切さを伝えることを目的に1993年から2年ごとに開催されており、いまやアジア、オセアニア地区最大の映像祭として成長している。第7回目となる今回の映像祭は「感動、自然を守る大きな力〜あなたはいくつの生命と出会いますか〜」をテーマに掲げ、イベントが繰り広げられる。

 世界の自然・野生生物映像を公募するこの国際コンペティションには、世界30の国や地域から330本を超える作品の応募があり、その中から「カラハリ (米国)」「ジャイアント・グリズリー(ドイツ)」など、40作品の入選が決定している。会場では、これらの作品を大画面で上映。映像祭期間中に最終選考会が行われ、8月7日(日)に大賞やアジア・オセアニア賞、富山雷鳥賞など12部門の賞が発表される。

 このほか、羽仁進監督や動物行動学者の千石正一氏などが参加するセミナー、シンポジウムや、ゲストが映像制作秘話を語る映像トークショー、ビデオライブラリーなどが予定されている。砺波市頼成の散居村にある古民家を再生させた「望頼山荘」に今年完成したばかりの「森のシアター」も上映会場として使われるので楽しみだ。

●「ワイルドライフ写真大賞展」−−大自然の一瞬の表情を撮らえた写真を一堂に
 映像祭に先がけ、「ワイルドライフ写真大賞展」が7月25日(月)から8月2日(火)まで、富山市民プラザ2階ギャラリーで開催されることも話題だ。この写真コンテストは、ロンドン・自然史博物館とBBCワイルドライフ誌による世界最大の自然・野生生物の写真コンテストで、プロ・アマの区別がなく、国籍、年齢、性別も不問なのが特徴。審査では、自然をありのままにとらえているかどうかが厳しく問われ、次に美的な訴求力などが求められる。

 今回展示の2004年度コンテストには、世界52カ国から18,500点の作品が寄せられ、その中から90作品が入選、18作品が受賞した。2匹のサメがイワシをくわえた姿を激写した「イワシの群れに突進するクロヘリメジロザメ」、ニュージーランド・オークランド諸島の断崖でのハジロアホウドリのつがいの姿を撮影した「ハジロアホウドリの求愛」、アマゾン川流域に自生する世界最大の「オオオニバス」など、どの作品も生き物たちの臨場感溢れる姿や野生の風景がとらえられている。このほか、日本の海洋写真家がメキシコ・コルテス海ラパス沖で撮影した「ヒメイトマキエイ、空を飛ぶ」も入賞作品として展示されているのでお見逃しなく。

 海から山まで、自然豊かな富山で開催される「ジャパン・ワイルドライフ・フィルム・フェスティバル2005」と「ワイルドライフ写真大賞展」で、大自然の美しさや素晴らしさ、厳しさ、生き物たちの営みに触れてみたい。

◇ジャパン・ワイルドライフ・フィルム・フェスティバル2005
【会期】2005年8月4日(木)〜7日(日)
【メイン会場】富山市民プラザ
【サテライト会場】富山市科学文化センター、ウィング・ウィング高岡、黒部市吉田科学館、黒部市コラーレ(14日)、立山カルデラ砂防博物館(4・5日)、砺波市頼成「望頼山荘」
【入場料】無料

◇ワイルドライフ写真大賞展
【会期】2005年7月25日(月)〜8月2日(火) 10:00〜18:00
【会場】富山市民プラザ2Fギャラリー
【入場料】大人600円(前売り500円)、小・中・高校生400円(前売り300円)
※前売り券は富山駅前CiC1F受付、富山市民プラザ・チケット売場で販売




問い合わせ
●NPO法人 地球映像ネットワーク富山事務局
TEL.0763-37-0003
FAX.0763-37-0106
http://www.naturechannel.jp/

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