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2005年 10月 12日 [ トピックス ]

No.217-1: 「富山の魅力」あなたの言葉で表現したら…?


 富山県は、国内最大の“キャッチコピー”のコンペティションである「宣伝会議賞」に協賛参加し、「富山」の地域ブランドイメージを問いかけることとした。地方自治体の参加は前例がなく、「地域」の魅力をキャッチコピーで表現するという新しいテーマに、全国からどのような“コトバ”が贈られるのか、関心が高まっている。応募締切は11月15日(火)(当日消印有効)。

●国内最大の“コトバのバトル”に参加!
 富山県は、国内最大の“キャッチコピー”のコンペティションである「宣伝会議賞」に協賛参加し、「富山」の地域ブランドイメージを問いかけることとした。地方自治体からの参加は前例がなく、「商品」でも「企業」でもなく、「地域」の魅力をキャッチコピーで表現するという新しいテーマに、全国からどのような“コトバ”が贈られるのか、関心が高まっている。

 富山県では今年度より、「富山ならでは」の地域の魅力を「とやまブランド」として全国に発信し、官民一体となって育成・強化するため、「とやまブランド推進本部」を設置している。(6月1日発行「とやまブランド推進本部が発足」参照)。

 今回の「宣伝会議賞」への協賛参加は、この本部の取組みの一環で、全国の消費者の感覚をリードするコピーライターの視点や多彩な表現手法を、今後の事業推進の参考にするもの。

 宣伝会議賞とは、1962年に月刊誌「宣伝会議」の通巻100号を記念して創設された、国内最大規模の公募広告賞。これまでの受賞者にはコピーライターの糸井重里さんや、作家の林真理子さんも名を連ねる、数ある広告賞の中でも人気の高い“コピーライターの登竜門”ともいえる賞だ。

 応募者は、協賛企業が提示した「課題」(商品やサービス、企業イメージ等)の中から好きな課題を選び、キャッチコピーかCM企画を考え、郵送で応募することとなる。紙とエンピツ1本で誰でも応募できるので、プロ・アマ、職種、年齢を問わず、あらゆる分野から実に多彩な応募が寄せられるという。

 43回目となる今年度の協賛企業数は、富山県を含め60社を突破。全国からの応募総数は20万点を超えると予想されており、グランプリの栄誉と賞金100万円を巡って、熾烈な「コトバのバトル」が展開される。

●「富山」って、どこにでもある田舎ですか。
 今回富山県が提示した課題は、「富山県のブランドイメージ」。豊かな自然、おいしい水、新鮮な食材、伝統文化、質の高い教育・住環境といった“富山の魅力”は、一見「どこの田舎にもある」と思われがちだ。しかし、これらは富山の「人」や「暮らし」と深く関わりながら醸成されてきた、大切な富山の宝物。応募者には、キラリと光る“富山らしさ”を見出し、全国の人々の真っ白な心の中に魅力的な「富山」のイメージを描く“コトバ”を期待したい。

 県外はもちろん、富山ゆかりの人々からの応募も大歓迎だという。ふるさと「富山」を見詰めなおし、普段あまり意識していなかった“富山の魅力”を再認識するきっかけになるかもしれない。

 眞木準実行委員長は、「コピーライターとしてのデビュー、あるいは登竜門というふうにだけ考えず、何か自分が表現するのだという一種のアーティストになった気分で課題に取り組んでもらいたい」と語る。「素人の自分なんか…」と考えず、気軽にチャレンジしてみてはどうだろう。

 各協賛企業の課題や応募要領については「赤の宣伝会議(9月15日号)」および「黒の宣伝会議(10月1日号)」誌上にて公表されている。また応募の際には同誌に掲載されている「応募用紙」の添付が必要となるので、応募のむきは書店にて入手のうえご確認いただきたい(定価各700円(税込))。




問い合わせ
●(株)宣伝会議 「宣伝会議賞」事務局
TEL.03-3475-3030
awards@sendenkaigi.co.jp
http://www.sendenkaigi.com/awards/

<「とやまブランド推進本部」について>
●富山県知事政策室広報課
TEL.076-444-3133
koho1@pref.toyama.jp
http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1001/kj00001964.html

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