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2005年 3月 16日 [ トピックス ]

No.187-1:愛知万博で富山を世界にアピール


●天井に映し出される富山BIOネタリウムは必見!

 愛知万博(愛・地球博 EXPO2005)が3月25日(金)からいよいよ開幕する。中部9県(富山・石川・福井・長野・岐阜・静岡・愛知・三重・滋賀)は、“豊かな社会を千年先の子どもたちに伝えるための知恵と技術”をコンセプトに、長久手会場に「中部千年共生村」を共同出展する(写真上)。
 富山県の常設展示のテーマは、<千年の「いのち」〜グリーンバイオ「水と緑といのち」〜>。県内では、豊富できれいな水、富山湾の海洋深層水などの自然の恵みや、製薬・種籾栽培などの伝統技術を基盤に、医薬品製造や農業分野などで、生物機能を利用した環境に優しい技術「グリーンバイオテクノロジー」を活用した研究開発が行われている。展示では、その最新の取組みや研究成果を「稲のゆりかご(早生の新品種「てんたかく」の開発)」、「チューリップテクノロジー(チューリップの新品種開発の研究)」、「微生物工場(ビタミンの製造技術の開発)」、「微生物救命隊(海洋深層水から発見した微生物から医薬品を開発する研究)」の4枚のパネルで紹介し世界にアピールする。また、球形の画像投影装置「富山BIO(ビオ)ネタリウム」(写真下)を使って、天井のスクリーンに映像をスライド式に投影するので、ぜひ来場して観賞してほしい。
 中部千年共生村のパビリオンは、外装材に中部9県それぞれの「和紙」とインドネシアの「黄金の繭」が使われている。夜には、内部の照明によってパビリオン全体が巨大な行灯のように見える。パビリオンの中には、高さ3mから落下する水のドームや、一つ目のロボット「サイクロプス」などが設けられており、異次元の空間を満喫することができる。


●元気とやまをPRする「富山県の日」

 6月3日(金)には、「富山県の日」をEXPOドームで開催する。富山県PRステージでは、県の雄大な自然美や味覚、伝統文化などを映像を交えて紹介したり、元気とやまをPRする出し物や郷土芸能を披露したりするのでぜひ会場へ足を運んでほしい。プレゼント抽選会などもある。また、300インチの大画面で観光情報を迫力のある映像で上映するとともに、市町村PRコーナーや物産販売コーナーも開設。特産品や伝統工芸品を手に取ってとっていただけるのでお楽しみに。
 この他にも、富山県のワークショップとして、5月27日(金)〜31日(火)には「とやま薬膳カフェ〜おいしく癒され健康チェック」を開催する。数種類の茶葉を配合したオリジナルの薬膳茶づくりをはじめ、薬膳デザートも味わえるので、女性におすすめ。会場では、貼るだけで肌の状態などが分かる「機能性パッチ」、舐めるだけでストレスの度合いが分かる「癒し計」など、産学官が連携して開発した富山発の商品の体験コーナーもあるので、自分の健康度を楽しくチェックしてみよう。
 このほか、富山県の伝統的工芸品である井波彫刻、庄川挽物木地、越中和紙の製作体験ができる「彫る・削る・漉く〜とやまの匠体験」(6月3日(金)〜7 日(火))、海洋深層水から塩を作り、富山米「てんたかく」でおむすびをつくる「深層水の魅力と富山米〜新米“てんたかく”でおむすびづくり〜」(9月 23日(金)〜25日(日))も開催。愛知博ではゆっくりと伝統工芸や海洋深層水商品など富山のオンリーワンの魅力にふれてみよう。




問い合わせ

●富山県庁総合政策課
TEL.076-444-3114
FAX.076-444-3473
E-mail:sogoseisaku@pref.toyama.lg.jp

●中部千年共生村HP
http://www.chubu1000.jp/main.html

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