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2005年 7月 6日 [ トピックス ]

No.203-1:富山の食のブランド価値の向上を目指せ!!


●食のとやまブランド推進委員会が設置

 富山県には、富山米など、豊かな自然と清らかな水に育まれた農林水産品やそれらを使った加工食品が数多くある。それらのブランド価値の向上、知名度アップ、有利販売の促進などを目指す「食のとやまブランド推進委員会」が設置され、5月31日の初会合では県内の主要な農林水産品や加工食品の現状と課題、「食のとやまブランド」の育成・確立に向けた今後の検討課題などが話し合われた。

 初会合では「シロエビは世界でも富山湾でしかまとまった漁獲がないため、いろいろな戦略が考えられる」「富山の魚は富山で食べてもらうのが一番。富山に足を運んでもらう戦略も必要」「富山の食にまつわる文化や物語を付加してブランド化を図るべき」「くすりの富山にちなんで薬膳料理を活かさないのはもったいない」「富山の“水”のイメージは重要で優れたPR要素」といった意見が出された。10月までに3回の会合を開き、ブランド化を図る品目や戦略、新たなブランド品目の発掘などを検討し、中間取りまとめを行う。


●第2のます寿しを目指せ! 新たな「とやま名物」アイデアコンテスト、作品募集

 「食のとやまブランド」の育成・確立に向けて、富山県食品産業協会では、県の新たな「とやま名物」として全国にアピールできる食品のアイデアを8月31日 (水)まで募集している。優れたアイデアは、県食品研究所を中心に、食品加工業者などによる産学官の研究開発を進め、商品化を目指す。

 応募資格として、個人・団体は問わず、1人何点でも応募が可能。原材料は富山県産のものが望ましいが、特にはこだわらない。応募されたアイデアは、産学官の有識者などで構成された審査会で審査され、富山県知事賞(1点)、富山県食品産業協会長賞(3点程度)、優秀賞(数点)が選出される。副賞として、富山県産米の「てんたかく」なども贈られるので、どしどし応募したい。受賞作品は、県内の特産品が勢揃いする「食祭とやま2005」[10月29日(土)・ 30日(日):富山市・テクノホール]で発表・表彰される。

◇応募方法
郵便番号、住所、氏名(ふりがな)、年齢、性別、電話番号、作品名、特徴・工夫した点、使用する材料、作り方を明記のうえ、作品の写真かイラスト・イメージ図を必ず添えて、郵送、FAX、Eメールのいずれかで送付。

◇応募・問い合わせ
〒939-8153 富山市吉岡360 (社)富山県食品産業協会 新たな「とやま名物」アイデアコンテスト係
TEL.076-429-7380 FAX.076-429-7390
http://www.chuokai-toyama.or.jp/t-foodia/
E-mail:t-food-ia@mua.biglobe.ne.jp


●富山県ふるさと認証食品が199商品に

 富山県食料政策課では、平成12年度に「富山県ふるさと認証食品制度」を設け、富山の農林水産品を活用した加工食品の開発、販路拡大などをサポートしてきた。

 この制度では、“主要原材料が富山県産100%であること”“生産された工場などが富山県内にあること”“食品としての品質が優れていること”の3つの基準を満たした食品に対して「富山県ふるさと認証食品」として認証し、マーク(通称:Eマーク)が食品に付けられる。ホタルイカの塩辛、シロエビの昆布じめ、清酒、かぶら寿しなど、今年5月までに20品目、199商品(70団体)が認証されており、“富山ならではの味を楽しみたい”“安心で安全な食品がほしい”という時の食品選びの目印になるだろう。




問い合わせ

●食のとやまブランドについて/
富山県農林水産部食料政策課・企画流通係
TEL.076-444-3282
FAX.076-444-4410

●新たな「とやま名物」アイデアコンテストについて/
(社)富山県食品産業協会
TEL.076-429-7380
FAX.076-429-7390
http://www.chuokai-toyama.or.jp/t-foodia/

●富山県ふるさと認証食品について/
富山県農林水産部食料政策課・食品産業係
TEL.076-444-3271
FAX.076-444-4410
http://www.pref.toyama.jp/sections/1302/tokusan/ninsyo/menu.html

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