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2022年 9月 7日 [ イベント ]

No.1058:県内の働く女性を応援!女性のためのウェルビーイングイベント、次回参加者募集中!

県は令和4年8月12日、立山町の施設「ヘルジアンウッド」にて、「女性のためのウェルビーイングクラブin富山」を開催。各参加者は、ゲストによる講演や参加者同士の座談会、ワークショップを楽しんだ。今記事では、県の担当者を交え、当日の模様を振り返り、この取り組みの経緯や意義、次回開催の企画について深堀りする。

●「働く楽しみ」と「自分らしい人生」を考える女性のための1日


▲当日の会場の様子

「女性のためのウェルビーイングクラブin富山」は、令和4年2月に策定した県の成長戦略の柱、「ウェルビーイング(真の幸せ)向上」を考える機会として、初めて企画された県民参加型イベントだ。「自分らしく働くことを楽しみたい方」「心とからだを整えて、また来週から頑張りたい方」「フェムテックやウェルビーイングに興味がある方」との要件を織り込んだ募集に対し、県内の企業経営者や会社員ら、20人の女性が参加した。

担当者は、立案の背景について、「令和3年度の『男女共同参画社会に関する意識調査結果』で、男女の地位の平等感が「平等」と答えた人の割合が前回(平成27年)の調査より減少し、若い女性の転出超過も悪化している状況が明るみになったことがきっかけでした。」と振り返る。「女性のウェルビーイング向上のためのさらなる対策」として実現した企画は、「民間企業さんの積極的な賛同・協力をいただけ、参加者に満足いただけた1日になりました。」とのことだ。

●貴重な学びと刺激、癒しで働く活力を得るひとときに


▲末延さんによる講話の様子


▲「DIYハーブハンドクリーム作り」
体験の様子

会場は、立山町の田園風景の中に佇む施設「ヘルジアンウッド」。8月12日のお昼過ぎから夕方にかけて催された、ゲストを迎えての講演、交流座談会、ワークショップで構成するイベントは盛況のうちに幕を閉じた。

この日の講演に招いた特別ゲストは、国内大手の化粧品会社「ポーラ・オルビスホールディングス」で執行役員を務める末延則子さん。「一歩踏み出す勇気 私らしく自分らしく」をテーマに、15年がかりで完成に至った「しわを改善する」化粧品の開発過程で得た自身の学びを惜しみなく披露した。新しい価値の創造(イノベーション)、反対派や交渉相手との向き合い方、強いチームづくりについてなど、リーダーとしての実体験を織り交ぜながら伝える、「メンバーとの一体感」や「一歩踏み出す勇気とチャレンジを続ける姿勢」の重要性についての話は説得力に溢れ、参加者の心に強く響き、深く根付いた様子。担当者自身も、「“今より大事な過去はない”という言葉から、過去にとらわれずに未来に向かって進んでいきたいと強く思えました。」と今後の生活に活きる学びを得たそうだ。

ちなみに、講演の後はハーブティーを飲みながらの参加者同士の座談会や、「前田薬品工業株式会社」の協力による「DIYハーブハンドクリーム作り」体験も催され、会場は終始、和やかな空気にも満たされた。

担当者は、「女性活躍推進やウェルビーイングを向上していく上で正解はないと思うのですが…」と前置きしたうえで、「今回のような本音で話せる機会が、自身の行動の再確認、新たな発見につながると感じました。」と述べ、今回のような環境を定期的に創出する大切さを、より深く実感したとのことだ。

●「WomanWellbeing(ウーマンウェルビーイング)トーク&ディスカッション」を開催!


▲「WomanWellbeingトーク&
ディスカッション」チラシ

県では今後、「18歳から30歳代の女性を対象とした意見交換会」を2回開催する。「未来像(5年後、10年後の私)」をテーマに掲げる座談会は、9月27日(火)に射水市黒河の「株式会社プレステージ・インターナショナル富山BPOタウン」にて。県内大学に在籍する理工系の女子学生や、ものづくり分野で働く女性に向けて「真の働きやすさ×とやまの魅力」をテーマに催す座談会は10月4日(火)に高岡市オフィスパークの「株式会社能作」にて。ともに14時30分から夕方にかけての開催。各回20名まで、9月16日(金)締め切りなので、申し込み方法などの詳細は早めのチェックを!

お申し込みはこちらから
https://www.pref.toyama.jp/101703/20220815.html

【問い合わせ先】
知事政策局 女性活躍推進課
TEL:076-444-3257
FAX:076-444-3479

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