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2022年 7月 6日 [ イベント ]

No.1049:「高志の国文学館」開館10周年!記念企画となる絵本展は、初の試み尽くし。

県ゆかりの文学資料を収集・展示し、文化の発信と共有を担う「高志の国(こしのくに)文学館」は、本日2022年7月6日開館10周年を迎えた。その節目を記念し、新たなシンボルマークやキャッチコピーが発表され、様々な企画展が続々開催される。今記事では、記念企画展の第一弾となる「荒井良二のPICTURE BOOK<絵・本>」を紹介。文学館ならではの仕掛けを詰め込んだ、「夏休みのお楽しみ」について聞く。

●多彩な学びを提供し、10周年(11年目)に突入!


▲企画展会場(入口)


▲高志の国文学館(正面)

「高志の国文学館」は、かつて北陸一帯の呼称とされていた「高志(越、古志、こし)の国」を名の由来に、2012年にオープン。富山県ゆかりの作家や作品をわかりやすく紹介する「ふるさと文学の総合窓口」として、純文学に限らず、絵本、映画、漫画、アニメまで幅広いジャンルの作品を気軽に楽しみ学ぶ機会を提供している。市街地の喧騒を感じさせない施設の作りも印象的で、幅広い世代のファンが足を運んでいる。

●シンボルマーク&キャッチコピーも新たに!


▲記念バッジ(左)
▲記念バッジ(着用例)(右)



▲PRロゴマーク


10周年を機に作成されたシンボルマークは、古代ギリシャの「テトラドラクマ銀貨」の裏面がモチーフ。「知」の象徴・フクロウと、高志の国文学館の英語表記「Koshinokuni Museum of Literature」の単語の頭文字をギリシャ文字に変換した「ΚΜΛ(カッパ・ミュー・ラムダ)」をレイアウトした。

また、一般向け販売グッズとして同シンボルマークをかたどった記念バッジを作成。開館記念日の7月6日から高志の国文学館内のミュージアムショップで販売を開始。

さらに、開館10周年記念企画展の第一弾「荒井良二のPICTURE BOOK〈絵・本〉」(9月5日まで)に合わせ、シンボルマークと文学館が目指す理念としたキャッチコピー「感動とのであい。」を組み合わせたPRロゴマークもお披露目された。

今後高志の国文学館で開催する企画展やイベントのチラシなどでも使用し、開館10周年PRをしていく予定だ。

●10周年記念企画展第一弾「荒井良二氏の絵本展」開催中


▲ここにしかない一点物の描きおろしゲート(左)
▲原画で物語を読めるレイアウト(右)


そして今、10周年を祝う企画展の第一弾「荒井良二のPICTURE BOOK<絵・本>」が好評開催中だ。荒井氏は、アメリカ同時多発テロ事件をきっかけに生み出した『はっぴいさん』や、東日本大震災に寄り添った『あさになったのでまどをあけますよ』など、時代を反映した作品で世界から注目を集める絵本作家。スウェーデンの世界的な文学賞「アストリッド・リンドグレーン記念文学賞」を日本人で初めて受賞している。

企画展に足を進めると、まず目を引くのはカラフルなゲートだ。こちらは荒井氏が館を訪れ、その場で絵筆を揮った “描きおろし”。展示場内では、その滞在時に撮影した、オリジナルのインタビュー映像も上映中だ。美術館などで催される原画展は、アートとしての紹介に寄るものが多いが、今展は「文学館」として物語を大切にし、一冊分の原画全てに絵本の文章を添えて展示しているのが最大の特徴となっている。会場には、初期から近年までの全6作品114枚の原画の他、束見本(実際の仕上がりと同じ材料、ページ数で製本した白紙の見本)に描かれたラフや、創作メモ、ドローイングなども展示。さらにはアトリエを再現したコーナーも構え、作家自身の作業現場にも触れることができる。

取材に際し、館内を案内してくれた企画展担当職員(学芸員)は、「開館10周年をむかえて、固いイメージを和らげ、子どもたちも楽しめる新しい文学館を目指したかった」と企画発足の経緯を語り、「夏休みという機会に、色々な作品に触れてほしい」と、子どもたちの文学への入り口にぴったりだと太鼓判を押した。開催は9月5日までとなっており、期間中は、子供向けのクイズチャレンジも実施。荒井氏の作品をあしらった企画展限定シールもプレゼント中なので、こちらもぜひチャレンジを。

【問合せ】
●高志の国文学館
TEL. 076-431-5492
FAX. 076-431-5490
https://www.koshibun.jp/

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