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2018年 11月 28日 [ トピックス ]

No.884:目印は星入りタペストリー!「観光おもてなし5つ星制度」スタート

「この店の星の数はいくつ?」「最高ランクの5つ星の店はどんなところ?」-県は観光おもてなし体制の充実・強化を図るため、2018年10月29日から「『休んでかれ。』宣言」事業者を対象に「観光おもてなし5つ星制度」を導入した。1つ星から5つ星まで、ステップアップによりおもてなしの質を県全体で向上させるのがねらい。事業者には、星入りのロゴマークタペストリーを提供するとともに、ホームページで紹介していく。

●まずは「『休んでかれ。』宣言」に登録を

 「『休んでかれ。』宣言」は2013年、北陸新幹線開業に合わせて県が導入した取組み。観光やビジネスなどで訪れるお客様の受入体制を充実させ、富山を訪れる人に「また来たい!」と心から感じてもらえるよう、 “オール富山”でおもてなしの機運の醸成を図っている。「休んでかれ」は「ちょっと休んでいって」「ちょっと立ち寄って」といった気軽な意味の富山弁で、お客様を温かく迎えることを宣言する。現在、観光や交通、宿泊、飲食、物販など幅広い業種から1,182件の登録(11月28日現在)がある。

 そして、今回導入した「観光おもてなし5つ星制度」は、観光おもてなし体制の充実・強化を図るため、「『休んでかれ。』宣言」事業者を対象に、おもてなしのステップアップを促進するもの。参加するには、まず、「『休んでかれ。』宣言」ウェブサイトにアクセスし、登録手続きを。そして、県主催の「おもてなしセミナー」を受講すれば、まず1つ星を獲得することができる。

 さらに、外国語のできるスタッフの配置など「訪日外国人対応の取組み」、笑顔キャンペーンや季節の花を飾るなど「事業所を挙げてのおもてなしの取組み」、周遊バスの運行など「宣言事業者同士が連携した新商品・新サービスの取組み」の3分野にそれぞれ一つ取り組むごとに、星を1つ取得し、2~4星に。さらにこの3分野でそれぞれ3つの取組みを行い、計9個となった場合、最高ランクの5つ星を取得できる。すでに宣言事業者同士では、見学周遊バスの共同運行や地元の農産品を素材にしたメニュー開発などの取組みが始まっている。


▲「おもてなしセミナー」
の参加者募集(左)
▲星入りタペストリー(右)

 県が認定した事業者は、星入りのロゴマークタペストリーを掲示できるほか、「『休んでかれ。』宣言ウェブサイト」で星を取得した事業者として情報発信される。今回、タペストリーの色も刷新し、「『休んでかれ。』宣言」のオレンジ色から「観光おもてなし5つ星制度」では紺を基調にした。タペストリーの大きさは縦横約25cm。これを見るだけでその事業者が取得した星の数が分かるようになっており、掲示する事業者のおもてなし力アップやイメージアップにつながることが期待される。

●おもてなしセミナーに参加を

 県が10月29日、日本おもてなし推進協議会の古川智子理事長を招き、富山県民会館で開催した「第1回おもてなしセミナー」には約120名の事業者が参加。おもてなしの心得や接客・接遇を学ぶとともに、グループワークにより実践的なケーススタディを実施した。

 このセミナーは、高岡市では、来年1月30日(木) <申込締切1月23日(木)>と2月15日(金)<申込締切2月8日(金)>に高岡文化ホールで、富山市では、2月4日(月) <申込締切1月28日(月)>に富山県民会館で開講する。いずれも講師は元北日本放送アナウンサーで、とやま観光未来創造塾講師、富山県生涯学習カレッジ自由塾教授などを務めている尾山敦子氏。定員は各40名。参加無料だが、事前に申し込みが必要(県観光振興室 TEL.076-444-3500 FAX.076-444-4404)。


▲「第1回おもてなしセミナー」の様子

 県観光振興室では、「まずは『休んでかれ。』宣言」に登録し、セミナーのいずれかを受講して1つ星を獲得しましょう。ぜひ参加をお待ちしています。また、『休んでかれ。』宣言」ウェブサイトでは“町を喜んで案内します”、“富山のおいしいお食事処紹介します”など1,182件の宣言と事業者を掲載していますが、今後、質・量ともに高め、富山を訪れた方々をもっと温かくお迎えします」と話している。

問合せ
●富山県 観光・交通・地域振興局 観光振興室
TEL.076-444-3500
FAX.076-444-4404

「観光おもてなし5つ星制度」の導入について
http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1401/kj00019698.html

●とやま観光ナビ
https://www.info-toyama.com/

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