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2018年 1月 10日 [ トピックス ]

No.839:「青い空 富山・五箇山1日フリーきっぷ」発売!富山きときと空港から便利に冬の旅へ

 白銀の世界遺産・五箇山合掌造り集落へ。富山きときと空港と五箇山をお得に結ぶ「青い空 富山・五箇山1日フリーきっぷ」が登場し、アクセスがしやすくなった。きっぷの提示で五箇山の観光施設の割引も受けられる。空港と長野県白馬村をつなぐ高速路線バス「富山-白馬スノーライナー」の実証実験運行の話題もあわせて紹介しよう。

●お得に世界遺産・五箇山合掌造り集落へ

 「青い空 富山・五箇山1日フリーきっぷ」は、富山きときと空港―富山駅間(富山地方鉄道・富山空港線バス)の片道と、富山駅―高岡駅間(あいの風とやま鉄道)、高岡駅・新高岡駅―ささら館前間(加越能バス・世界遺産バス)の1日乗り降り自由を組み合わせたお得で便利なきっぷ。3社が連携してのきっぷの発売は初めてとなる。


▲世界遺産・相倉合掌造り集落の雪景色
<写真提供:(一社)南砺市観光協会>(左)
▲富山きときと空港を出発する
「富山―白馬スノーライナー」(右)

 このきっぷを利用すると、東京(羽田)発の第1便(NH313便、7:55出発)を利用した場合、五箇山・菅沼合掌集落に12:18、ささら館前には12:25に到着でき、午後一番から五箇山の散策を楽しむことができる。五箇山から戻る場合、ささら館前を15:09に出発すると、富山きときと空港発の第4便(NH322便、19:35出発)の利用で羽田に20:40に到着できる。

 フリーきっぷの発売・利用は平成30年3月31日(土)までで、料金は大人3,600円、小人(中学生未満)1,800円。富山きときと空港カウンターの空港連絡バス乗車券販売機で引換券を購入し、ANAカウンターできっぷに交換する。あいの風とやま鉄道窓口(富山駅南口・北口)、富山地鉄乗車券センター(電鉄富山駅構内)でも購入できる。

 このフリーきっぷで五箇山の観光施設などの利用もお得に。世界遺産・相倉合掌造り集落にある勇助、相倉民俗館、相倉伝統産業館、上梨にある村上家、世界遺産・菅沼合掌造り集落にある五箇山民俗館、塩硝の館、西赤尾の岩瀬家での入場の際にフリーきっぷを提示すると、個人であっても団体料金が適用される。五箇山の歴史や文化に気軽に触れてみよう。

●富山-白馬スノーライナー、実証運行開始

 平成30年1月4日(木)から運行している「富山-白馬スノーライナー」は、富山きときと空港と長野県白馬村をつなぐ初の高速路線バス。2月28日(水)まで運行する。羽田空港などを利用し、国内有数のリゾート地・白馬エリアのスキー場を訪れる観光客などは多いが、富山―羽田線とこのバスを利用することで、お昼過ぎには白馬に到着できるというメリットがある。特に外国人観光客には大変便利な路線となるだろう。


▲長野県白馬村に到着した
「富山―白馬スノーライナー」

 白馬行きのバスは富山駅を9:10に出発し、富山きときと空港9:40、魚津IC10:15、白馬村の白馬樅の木ホテル前12:50に到着する。帰りの富山行きバスは白馬村を14:00に出発し、魚津IC16:25、富山きときと空港17:00、富山駅17:30に到着する。土・日曜・祝日にはJR南小谷駅にも停車する。白馬行きバスは富山きときと空港で羽田発第1便(NH313便、7:55出発)に、帰りの富山行きバスは富山発第4便(NH322便、19:35出発)と接続する。羽田では、シドニー、バンコク、シンガポール、香港便などに接続している。富山きときと空港で手荷物を預けると、現地の空港で受け取れるのも大きな魅力だ。事前の予約なしでも当日乗車できるので、ぜひ利用してほしい。

 運賃は片道大人4,000円、小人2,000円。魚津ICで乗車・降車する場合は、片道大人3,600円、子ども1,800円。通常の路線バスとして運行するため観光客以外も利用が可能。富山地方鉄道と新富観光サービスがバスを運行する。運行の問い合わせは、新富観光サービスへ(TEL.076-429-8448)。

 富山県総合交通政策室では、「富山-羽田線の国際乗継とこのお得なきっぷを利用すると混雑した東京駅で荷物を持ち運ぶ必要がありません。富山に滞在していただき、世界遺産・五箇山合掌造り集落の散策や富山湾鮨などを満喫ください」と話している。

問合せ
●富山県観光・交通・地域振興局 総合交通政策室
TEL.076-444-9601
FAX.076-444-9656
http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1403/

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