トピックス

アーカイブ

2017年 11月 22日 [ トピックス ]

No.833:肌しっとりうるおう、日本一の“美肌県”富山!

 化粧品等製造販売業の株式会社ポーラ(東京)は、女性の肌の美しさを全国47都道府県別でランキングした「ニッポン美肌県グランプリ2017」を発表し、“美肌県”全国1位に富山県が初めて輝いた。全国の約66万件の女性の肌データから導き出した根拠のある結果で、昨年8位から大きく躍進した。同社では、「年間の降水量が全国一で、肌の潤いを保ちやすく、美肌度をアップさせた」と分析している。肌が気になる女性たち、富山で過ごしたら美肌になれるかも…。

●富山の新名産は“肌の幸”、「美肌偏差値」トップ


▲授賞式に出席した「とやま食の王国大使
 ふふふ」の2名(写真左、右)、(株)ポーラ
アペックスの菅ブランドマネージャー(中央)

 ポーラによると、東西に長い日本列島に住む日本人の肌は、住んでいる地域の気象環境やライフスタイル、体調などによって受ける影響が違うという。同社では、1989年から20年間にわたり全国47都道府県の約1,700万件の肌データを分析。“美しくなるためには、まず、自分の肌が置かれている環境を知ることが大切”といった観点から、「いい皮フの日」(11月12日)に合わせて、2012年から都道府県別に分析した結果をランキングとして発表しており、結果は全国の注目を集めている。

 今回、「ニッポン美肌県グランプリ2017」では、2016年9月から2017年8月まで、スキンチェックを受けた全国の20歳以上の女性の肌データ約66万件を分析。シミやシワなど8項目で評価し、都道府県別の「美肌偏差値」を算出した。

 富山県はこれまでも上位にあったが、6回目の開催にして初の“美肌県”に認定。8項目の評価結果は、肌の明るさや透明感など肌色の状態を示す「シミができにくい」(6位)、「くすみがない」(11位)、うるおい力や皮脂など肌質の状態を表す「肌がうるおっている」(22位)、「ニキビができにくい」(7位)、見た目の美しさを左右する「毛穴が目立たない」(9位)、「キメが整っている」(4位)、PM2.5など大気汚染物質に関する「マイクロダストに強い」(26位)、シミと2大悩みといわれる「シワができにくい」(7位)。「美肌偏差値」は70.97。8項目中で首位は獲得していないが、5項目がトップ10にランクインしたことが、グランプリ獲得の要因となった。

 東京都内で開かれた結果発表会(11月7日)には、富山の水、食、自然の魅力や平成30年秋にデビューする富山米新品種「富富富(ふふふ)」をPRしている「とやま食の王国大使 ふふふ」の2人が出席。美肌のもとともいえる富山の魅力をしっかりアピールした後、菅ブランドマネージャーに肌の悩みを相談するなど、共感を誘った。

●富山県の美肌の秘訣は幸福感からも!?

 ポーラでは、「富山県は肌にとって良い気候の地域。今年は特に降水量が全国一で、相対湿度も高かった。肌のうるおいが保ちやすく、美肌度をアップさせた」と分析。また、スキンチェックを受けた女性からは、生活習慣・体調の面でも、肩や首がこりにくいとの回答が多かったという。「血行がよく、肌に充分な栄養が行き届いていると考えられる。富山県は各都道府県の幸福度を測る“幸福度ランキング”でも例年上位にランクインしている県。心身ともに満たされていることも美肌の秘訣。富山女性は肌にとって環境・ライフスタイルを味方につけています」としている。富山県は、雄大で美しい立山連峰や「世界で最も美しい湾クラブ」への加盟が承認された富山湾、さらには本州一の植生自然比率を誇る森林、清らかな水資源など、豊かで美しい自然に恵まれている。さらに、多彩な歴史・文化、新鮮な海の幸・山の幸にも恵まれている。こうした環境により、ストレスが少なく、安心、快適に暮らせることも美肌県の要因になっているようだ。

 なお、2位は富山県と同様に降水量が多く、日照時間が他県と比べると少ない石川県(美肌偏差値65.74)、3位は色白美人で知られる秋田県(同64.31)と、北陸、東北の日本海側の県が上位を占めた。全都道府県のランキングは特設サイトで公開中。お住まいの都道府県の順位をチェックしてみよう。

 富山県広報課では、「本県の環境が美肌につながっていると分かり、嬉しく思っている。今回の結果を本県の魅力の一つに加え、全国の女性はもちろん男性にもPRしていきたい。本県を訪ねていただくきっかけとなれば」と話している。


問合せ

●富山県経営管理部広報課
TEL.076-444-3134
FAX.076-444-3478
http://www.pref.toyama.jp/

コメント

その他のトピックス

ページの先頭へもどる↑