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2016年 5月 18日 [ トピックス ]

No.756:富山への移住を後押し!とやま移住応援団とカード「TSUKAENcha」

 富山暮らしに関心のある方の移住をサポートする「とやま移住応援団」制度がスタートした。レンタカーや引越、不動産などの事業者が団員登録し、割引サービスを提供する。富山くらし・しごと支援センター(東京・有楽町、富山市)で優待カード「TSUKAENcha(つかえんちゃ)」を交付してもらい、団員に提示すると、サービスが受けられる。このほど作成された定住ハンドブック『移住手帖』や、「とやま暮らしセミナーin東京」などの話題も紹介。

●下見や移住の際に割引サービスや特典

 植生自然度本州1位、幸福度ランキング全国2位、持ち家率全国1位、若者の正規雇用率全国1位、待機児童の人数(0人)全国1位……富山県は住みよい環境に恵まれている。(詳細は後述のリンク先で動画をご覧ください。)しかし、知らない土地への移住には不安や戸惑い、困りごとはつきもの。費用も掛かる。そんなときに力強い味方となるのが「とやま移住応援団」だ。県の呼び掛けに応じ、団員として協力していただいたのは、レンタカー会社、引越事業者、不動産業者、自動車教習所の計67事業所(5月11日現在)。各種割引サービスや特典を提供し、富山への移住を後押しする。団員を随時募集しているので、サービスが拡大する見込み。


▲優待カード「TSUKAENcha」(左)
▲定住ハンドブック『移住手帖』(右)

 優待カード「TSUKAENcha」は、東京・有楽町と富山市内にある「富山くらし・しごと支援センター」に移住の相談をし、申請した人に交付。団員にカードを提示すると、サービスを受けられる。富山県外に住所があり、富山県への移住を検討している方であれば誰でも対象となるので、ぜひ入手したい。

 割引サービスの内容は、レンタカーが基本料金割引、引越は引越基本料金割引等、不動産では仲介手数料割引等、自動車教習所では普通教習料金1万円割引となっている。詳しいことや最新の情報は、定住促進サイト「くらしたい国、富山」(http://toyama-teiju.jp/cheer)で確認できる。富山を下見する際にレンタカーを使う場合や、移住を決め、部屋探し、富山への引っ越し、自動車教習所へ通う際にぜひカードを提示しよう。

 カードの名称「TSUKAENcha (つかえんちゃ)」の「つかえん」とは“使えない”ではなく、“気にしなくていい。大丈夫”の意味の富山弁。語尾に“ちゃ”をつけるのも富山弁の特徴だ。カードの有効期限は交付日から3年経過後の最初の年度末。交付者には、定住セミナーや各種支援制度など移住に役立つ情報満載のメールマガジンや、富山暮らし情報誌『とやま日季』なども提供される。

●移住者の視点で編集、『移住手帖』

 富山暮らしを検討するときの参考になるのが、定住ハンドブック『移住手帖』<A5判、44頁 「くらしたい国、富山」推進本部制作>。県・市町村の概要や移住者体験談、各種相談窓口、富山ぐらし百科、とやま移住応援団などを紹介している。「移住の先輩に聞きました」では、国際結婚後、朝日町笹川地区に移住し、ブルーベリーを栽培する夫婦や、高岡鋳物発祥の地・金屋町でカフェをオープンさせた女性、「とやま暮らしセミナー」をきっかけに五箇山に移住した夫婦などをクローズアップ。先輩たちの暮らしぶりから移住のヒントが見えてくるだろう。


▲移住の先輩に聞きました(左)
▲富山ぐらしスゴロク(中央)
▲富山にカエろうクリアファイル、
4色ボールペン(右)

 ユニークなコーナーが「富山ぐらしスゴロク」。検討から移住に至る過程を先輩移住者の実体験を交えながらスゴロク風に紹介している。「情報収集をはじめよう」、「支えてくれる家族と共通の目標を」「百聞は一見に如かず」、「賃貸?購入?あせらず考えよう」、「手続きやあいさつをしっかりと」など、参考になるメッセージがいっぱいだ。

 『移住手帖』は、富山くらし・しごと支援センターなどで配布している。また、定住イベントなどに活用する「富山にカエろうクリアファイル・4色ボールペン」も作成。クリアファイルは2種類用意し、、とろろ昆布おにぎりや昆布じめ、赤かぶの漬け物、刺し身など富山の食卓の写真をレイアウトしたバージョンと、円の中にチューリップやホタルイカ、ブリ、合掌造りなど県内15市町村の特産や景観等のイラストをデザインしたドット柄バージョンがあるので手に取って見比べてみてほしい。イラストは優待カード「TSUKAENcha 」のデザインと連動している。

●6月に「とやま暮らしセミナーin東京」

 今年度初となる富山県移住セミナーの話題もお伝えしよう。「とやま暮らしセミナーin東京」が6月4日(土)12:00~15:00、NPO法人ふるさと回帰支援センター(東京・有楽町 東京交通会館5F)で開かれる。移住体験談<「ある日彼や夫が『移住したい』といいはじめたら」…笹倉奈津美さん(東京都から氷見市へ移住)>、富山の魅力PR(富山県、氷見市、砺波市、南砺市、上市町の紹介)、富山県の住宅の特徴と中古住宅の選び方、個人相談会が予定されている。もちろん、とやま移住応援団優待カードの申請も可能だ。参加申込みは、ふるさと回帰支援センターホームページ(http://www.furusatokaiki.net/event/75789/)にアクセスを。

 富山県地域振興課では、「富山県の魅力や住みよい環境が皆様に伝わり、平成27年度の県・市町村の定住相談窓口を通した定住者は、統計を取り始めた平成20年度以降で最多の462人となっております。昨年3月の北陸新幹線の開業で首都圏から富山は2時間ちょっと。『移住手帖』と『TSUKAENcha』を手に一度ぜひ富山にいらしてください」と話している。

 富山にカエろうクリアファイル・4色ボールペンのセットを抽選で10名様にプレゼントします。プレゼント応募フォームに、プレゼント内容「クリアファイル・4色ボールペン」・氏名・郵便番号・住所・メールアドレス・電話番号・記事を読んでのご感想をご記入のうえ、お送りください。<5月22日(日)締切。発表は発送をもって代えさせていただきます。>

問合せ

●富山県観光・地域振興局地方創生推進室 地域振興課
TEL.076-444-4496
FAX.076-444-4561
「くらしたい国、富山」定住交流促進サイト
http://toyama-teiju.jp/
全国移住ナビ 富山県(富山県移住プロモーション動画もこちら)
https://www.iju-navi.soumu.go.jp/onl/toyama/?cd_jichitai=16000

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