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2009年 12月 16日 [ トピックス ]

No.434-2:新鮮野菜や農産加工品はいかが、「ヨッテカーレ城端」


 東海北陸自動車道・城端サービスエリア内にある南砺市桜ケ池農産物直売所「ヨッテカーレ城端」。この施設に新鮮野菜や農産加工品を出品する「ふるさと産品の会」(南砺市)が、第58回富山県農村文化賞(富山県と富山新聞社顕彰)を受賞した。ヨッテカーレ城端では、携帯メールを活用した売上げデータの配信システムを県内で初めて導入するなど、商品管理、品質管理に力を入れている。


●「ふるさと産品の会」、富山県農村文化賞受賞

 名水コシヒカリをはじめ、白菜、大根、さつまいも、赤かぶら、りんご、干柿、梅干し、かぶら寿しなど、100種類以上の新鮮野菜や農産加工品がワンフロアにずらり。東海北陸自動車道・城端サービスエリアに隣接する南砺市桜ヶ池農産物直売所「ヨッテカーレ城端」。この施設に野菜や加工品を出品する「ふるさと産品の会」(南砺市)が、第58回富山県農村文化賞(富山県と富山新聞社顕彰)を受賞した。徹底した商品管理で安全な農産物や加工品を提供し、地産地消を進めていると、高く評価された。
 
 同賞は、熱意と工夫で農林業の活性化に努め、地域振興に成果を挙げている個人・団体を顕彰するもので、「ふるさと産品の会」をはじめ、「大長谷村づくり協議会」(富山市)、「りんごネットワークとなみ野」(砺波市ほか)など5団体が今回受賞した。

 食の安全・安心が叫ばれるなか、「ふるさと産品の会」は栽培講習会などで品質向上や消費者ニーズの把握に努め、栽培履歴や出荷規律の徹底により、安全・安心な商品出荷を行っている。また、地元の小中学校などへの食材の提供、消費者との交流など、幅広く地産地消の活動を展開。現在、南砺市内を中心に271の個人と団体が会員となっている。

 ヨッテカーレ城端では、「ふるさと産品の会」に所属する生産者が随時商品を納入し、生産者名などが記されたバーコード付きのラベルシールをパッケージに貼り、店頭に商品を並べていく。商品はすべてバーコード管理で、販売量や売上げが瞬時に分かるシステムだ。ヨッテカーレ城端では、携帯メールを活用した売上げデータの配信システムを県内で初めて導入し、商品管理、品質管理に役立てている。希望する生産者に11:00と14:00、18:00に情報を携帯メールに送信。生産者は、その情報をもとに商品の補充や入れ替え作業を効率良く行える仕組みだ。

●飲食コーナーの名物は、握りたてのおむすび

 ヨッテカーレ城端は、今夏にオープンした農産物直売所と既存の軽食コーナーに棟が大きく分かれている。農産物直売所では、上記のように新鮮野菜や農産物加工品のほか、地元の城端織物、五箇山和紙の干支人形、富山を代表する名産品のますの寿しやかまぼこ、イカの黒作り、地酒なども並ぶ。
 
 軽食コーナーでは、地元産コシヒカリ、厳選した海苔、塩を使った「おむすび」が大人気。サケやピリ辛高菜、明太子など、具は約20種類もあり、どれにしようか迷ってしまいそうだ。富山ならではの白エビからあげ、ホタルイカ、とろろこんぶ、五箇山産のミョウガなどはぜひ味わってほしい富山の味だ。オーダーを受けてから握ってくれるので、ご飯の美味しさが際立っている。パリッとした海苔も風味豊かだ。このほか、コロッケや岩魚塩焼きなども人気がある。

 ヨッテカーレ城端の周囲には、温泉やプールが満喫できる癒しのスポット・桜ヶ池クアガーデン、アウトドアの拠点となる桜ヶ池などがある。温泉入浴や湖畔散策も楽しんでみたい。

 ヨッテカーレ城端では「農産物直売所には、朝どれの新鮮野菜や市内の農産加工グループが造った特産品が並びます。生産者の顔が見える安心安全な商品ばかりです。東海北陸自動車道・城端サービスエリアに隣接し、中京方面からの富山県の玄関口にもあたります。お土産に地元産の野菜や富山の特産品はいかがでしょうか」と話している。




問い合わせ
●ヨッテカーレ城端
TEL.0763-62-8888
FAX.0763-62-8889
http://yottekare-johana.com/

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