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1998年 6月 25日 [ 特産品 ]

No.021-4:家庭で手軽に作って味わえる豆腐が大人気!


■家庭で豆腐が作れる。
 富山県黒部市の丸山豆富店・醍醐では、家庭でも豆腐の出来立てのおいしさが味わえる本格的な『手作りとうふ』を開発した。
 この『手作りとうふ』は、同じ材料を使って「淡雪とうふ」と「汲みとうふ」の2種類できるのが特徴。豆乳(500g入り)とニガリとがセットになっており、家庭で誰でも簡単に作ることができる手軽さと、1セット600円で3〜5人分の豆腐ができる手頃な価格から、百貨店のギフト商品として人気を集めている。

■淡雪とうふ

【特徴】
 泡のように滑らかな舌ざわりに仕上がる「淡雪とうふ」。豆乳を温めてからニガリを入れて固める従来の作り方ではなく、ニガリを先に温めてから豆乳を入れることにより仕上がる。
【作り方】
o まず、氷水500ccにニガリ3gと塩2gを土鍋に入れ、強火で沸騰するまで煮る。
o 沸騰したら豆乳500gを入れて火をとめる。
o 約3分間待ってから、穴のあいたお玉ですくって醤油やポン酢をつけて食べる。

■汲みとうふ

【特徴】
 ヨーグルト状に仕上がる「汲みとうふ」。豆腐は四角く固まっているものという固定概念を打ち破ったユニークな一品。
【作り方】
o 豆乳を入れた鍋を強火にかける。
o 鍋のまわりから泡が出てきたら、ニガリをパラパラと散らして入れる。そしてしゃもじで横に8の次を書くように交ぜあわせる。
o 豆乳がヨーグルト状になってきたら火を止め、すくって醤油などをつけて食べる。

■新しい感覚の豆腐を作っていきたい。
 「淡雪とうふ」も「汲みとうふ」も説明書を見ながら5分ほどで作ることができる。そのうえ豆乳には、有機栽培の大豆が使われているので、健康にも優れている。同店の丸山比郎志さんは、今後も「時代感覚に合った新しい豆腐や富山県の特産品などを使ったオリジナル豆腐作りにチャレンジしていきたい」と積極的だ。
 すでに同店では、環境庁の「日本の名水百選」に選ばれている黒部の名水を使った『くろよん絹豆腐』(1個300円)。豆腐にニンジン、カボチャ、βカロチンを配合した『キュッとスリム』(1個300円)など、地域性や健康指向を取り入れた斬新な豆腐も開発・販売している。

●丸山豆富店・醍醐
〒938-0042 黒部市天神新118
TEL 0765-52-0610

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