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1997年 9月 2日 [ トピックス ]

No.009-1:見て、聞いて、体験して。楽しさ満載'97スーパーハウジングフェアin富山!


 富山市では10月9日〜12日まで《地球と共に、私の住まい》をテーマに「'97スーパーハウジングフェアin富山」(主催:住宅月間中央イベント実行委員会など)が開催される。平成元年から毎年住宅月間の10月に行われているもので、これまでは東京、大阪などの大都市圏が会場になっていたが、今回初めて地方都市の富山市で実施される。
 9回目を迎える今回は、国民の住意識の向上と、ゆとりある住生活の実現を目指して、官民87団体が参加。会場は、最新の住宅情報を一同に集めた「みらいタウン」、バリアフリーなどの体験ができる「たっちタウン」、シンポジウムや講演会が開かれる「まなびタウン」、庭づくりや住宅のリフォームが学べる「なるほどタウン」など、テーマごとに6つのタウンで構成されている。
 なかでも注目したいのが、「みらいタウン」で行われる富山の風土に適した新しい居住環境の提案や、自然や風土と共生する魅力を紹介したコーナー。そして「すまいるタウン」での建築家、芦原義郎氏の講演「奥性と環境−私の作品を中心として−」も見逃せない。また、世界遺産(五箇山合掌造り集落)や砺波散居村など、県内の古い民家を見学する「探訪バスツアー」、五箇山合掌造り集落で住まいについて語り合う「炉端談義」など、富山の先人たちが築き上げた叡知と魅力を再発見し、今日の暮らしに役立てようとする企画も用意されている。
 その他、各会場では、立川志の輔のトークショー、柳家さん生などが出演する落語、野村万作による狂言、Dr.コパこと小林祥晃の風水学からみた家づくり講座など各種イベントが催され、お年寄りから子供まで、1日中楽しむことができる。そして来場者の中から抽選で2,000名に、同フェア開催記念コンサート「鈴木蘭々スペシャルライブ」の入場券も当たる。
 富山県は持ち家率日本一に代表されるように、住みよい県として全国的にも高い評価を受けている。県民の住環境に寄せる関心も高く、今回の同フェアには多くの来場者が予想される。
 なお、「探訪バスツアー(参加費2,000円)」「炉端談義(食事代・宿泊費込み15,000円)」「狂言(入場無料)」への各参加者を募集中。詳しくは富山県建築士会、TEL 0764-33-1254まで。

* 問い合わせ
●住宅月間富山県イベント実行委員会事務局(富山県土木部建築住宅課内)
富山市新総曲輪1-7
TEL 0764-44-3359

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