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2003年 7月 9日 [ トピックス ]

No.121-3:越中おわらの歌詞をつくってみませんか

●9月のおわら風の盆で披露

 300年余の歴史をもつ八尾町の郷土民謡「越中おわら」。その唄と踊りは情緒豊かで気品が高く、哀調のなかにも優雅な趣を漂わせ、全国にその名をとどろかせている。富山県民謡おわら保存会では、越中おわらの新歌詞を7月31日(木)まで募集している。
 作品の題は自由で、四季の風物や情趣を詠んだもの。形式は7、7、7、5調。官製はがきに作品を書いて応募する。はがき一枚につき5首まで書ける。一人あたりの応募枚数は制限しない。宛て先は 〒939-2342 八尾町上新町2898-1 越中八尾観光会館内おわら保存会歌詞部へ。
 歌人や俳人、俳句雑誌編集長らによる選考の結果、入選と佳作それぞれ5首が、9月1日(月)〜3日(水)に開催される「越中八尾おわら風の盆」の「おわらのど自慢コンクール」(9月3日午後1時〜、八尾町社会体育館、入場無料)でおわら保存会の歌い手によって披露される。

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●胡弓の哀調漂う音色が坂の町を包む

 おわら保存会では、おわらの普及と発展を願い、昭和初期からおわら歌詞の懸賞募集を全国に呼びかけてきた歴史をもつ。昨年は富山県内はもちろん、東京都、静岡県など全国から442首が寄せられ、入選5首、佳作5首を選んだ。数年毎に各年度の入選作を収録した「おわら唄本」も制作されている。
 さて、今年も8月20日(水)〜30日(土)の前夜祭を経て、おわら風の盆が行われる。風雅な唄声と音色に誘われて、土蔵や格子戸の家々が点在する坂の町をゆっくりと散策してみたい。

問い合わせ
●越中八尾観光協会
TEL.076-454-5138

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