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2005年 11月 2日 [ トピックス ]

No.220-2:「富山グラウジーズ」、bjリーグに参戦


 バスケットボールの社会人クラブチーム「富山グラウジーズ」が2006年シーズン(11月〜)から、男子プロリーグ「bjリーグ」に参戦する。野球やサッカーなどのプロスポーツチームのない北陸で初めてのプロ球団誕生となる。

●県内初のプロスポーツチーム誕生
 バスケットボールの社会人クラブチーム「富山グラウジーズ」が2006年シーズン(11月〜)から、男子プロリーグ「bjリーグ」に参戦する。野球やサッカーなどのプロスポーツチームのない北陸で初めてのプロ球団誕生となる。

 「富山グラウジーズ」は2000年富山国体に向け、成年男子の強化を目的に県内クラブチームに在籍する有力選手で1998年に結成。2000年〜 2003年の北信越総合選手権、2002年の全日本クラブバスケットボール選手権で優勝を果している。地域密着を第一に掲げ、ジュニア世代のスクールを開くなど競技普及にも努め、今年6月にはジュニア選手育成・社会貢献部門をNPO法人化。サッカーの北信越リーグ2部に所属するヴァリエンテ富山を運営する富山アトラスFCからの支援も受ける。

 11月5日(土)に開幕するbjリーグは、国内初の男子プロバスケットボールリーグ。“プロフェッショナルなホスピタリティ”をキーワードに、地域に密着したスポーツ普及活動を展開し、より豊かで夢のある日本と地域社会の創造に挑戦することを目指す。今シーズンは6チーム1リーグ制でスタートするが、将来の12チーム化を目指し、今年8月に新規加入チームを公募。全国から6件の応募があり、地元富山での豊富な活動実績や継続的にリーグ参戦できる事業性、スポーツを通じた地域発展へのビジョンの明確性が、高く評価され、「富山グラウジーズ」の新規参加が決定した。(ほかに香川県高松市の1チームも新規参加)

●地域活性化に貢献し、富山の知名度アップを
 「富山グラウジーズ」では、富山県内全域をホームタウン化したいという思いから、4つの施設(魚津市のありそドーム、富山市総合体育館、富山県総合体育センター、福野総合体育館)での公式戦を計画しており、現在各施設と調整中。年間40試合のうち、半分をホームで実施する予定だ。今後チーム力の強化を図るため、県内のほか、国内外から選手を獲得したいと考えている。

 チーム運営会社となる富山アトラスFC・バスケット事業部では、「バスケットを通じて富山で夢と感動を育みたい。地域活性化に貢献し、富山の知名度アップ、さらに北陸全体の活性化につながればと思っています。3,000人クラスの会場を毎試合、満員にできるように1年かけて準備していきます」と話している。

 2m近い身長の男たちがコートを走る躍動感、華麗なボールさばきとシュート、熱いプレー。バスケットボールには、他のスポーツとは異なる華やかさがある。また、音と照明と映像でショーアップした試合は、エンタテインメントとしての魅力もある。スポーツ観戦というより、観客みんなで応援し、参加するゲームのような感覚‥‥‥。「富山グラウジーズ」の活躍に期待したい。

 なお、富山グラウジーズでは富山の県鳥・ライチョウをモチーフにしたマスコットの愛称を募集中!(12月9日(金)まで。ファックスのみの受付。)




問い合わせ
●富山アトラスFC・バスケットボール事業部
広報担当
TEL.076-439-8087
FAX.076-439-8082
http://www.grouses.net/

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