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2022年 12月 14日 [ トピックス ]

No.1070:観光ポスター「富山で休もう。」に「東山円筒分水槽」と「散居村展望台から見た散居村」が仲間入り!

県は11月、新たに「東山円筒分水槽」と「散居村展望台から見た散居村」の観光ポスター2種類の完成を発表。今記事では新作のメインビジュアルとなった2スポットの魅力とともに、ポスターを掲載するお店を募集する「ハローとやま☆貼ろうポスター大作戦」もあわせて紹介する。

写真で富山をPRする観光ポスターを拡散!

富山の絶景や名所を「富山で休もう。」のコピーと重ね合わせた観光ポスターは、「五箇山合掌造り集落」や「黒部峡谷」、「富山湾鮨」「雪の大谷」「称名滝」などをメインビジュアルとして、2008(平成20)年度から昨年度にかけ、既に24種類がリリースされていた。そこに今回、「東山円筒分水槽」と「散居村展望台から見た散居村」の2種類のポスターが加わった。担当者に聞くと、ビジュアル選定については「県内各地の様々な魅力を伝えるため、市町村とも連携しながら毎年決定しています。」とのことだ。

そして、これら全26種のポスターを県内外の観光地や事業所、飲食店などに掲示していく「ハローとやま☆貼ろうポスター大作戦」は、来訪者に向けたPR効果と、掲示先自身のおもてなし意識を同時に高めていこうとする取り組みとなる。昨年は新作1000枚、旧作900枚分のポスターが追加印刷され、トータルで約3000枚を新たに配布した実績があり、お客様からも反響があるという掲示先の声や、追加のポスター送付の依頼も増えるなど、PR効果を実感する機会も確実に増えているとのこと。

“日本一美しい”魚津市(東山)の円筒分水槽


▲「東山円筒分水槽」を
メインビジュアルとした新ポスター

今回選定された魚津市東山の「東山円筒分水槽」は、左岸側の「貝田新円筒分水槽」とともに、急流河川「片貝川」両岸の用水へ公平に水を分配する役割を果たしている農業用の利水施設の1つだ。水流の変化に影響されないという利点を持つ「円筒分水槽」の中でも、「天神野用水」「青柳用水」「東山用水」への分配を担う「円筒」側から溢れる雪解け水の高低差は目を見張るものがあり、「日本一美しい円筒分水槽」として2020年4月には国の有形文化財(建造物)に登録された。さらにその年の12月には、分水槽とその周辺の美しい景観を望む「ポケットパーク」が整備され、パワースポット、SNSスポットとしての人気も上昇中。自然豊かな景色と美しい水の流れが癒しポイントである上に、晴れた日には分水槽の周りの足場から富山湾を見渡すことができる点も「東山円筒分水槽」のPRポイント。

展望台から見る散居村は、雄大かつ幻想的!


▲「散居村展望台」を
メインビジュアルとした新ポスター

一方、「散居村展望台」は標高433mの展望台から日本最大といわれる散居村「砺波平野」を見下ろすことができ、天候次第で立山連峰や富山湾も望める絶景スポットで、周辺の広場と合わせて、県の「ふるさと眺望点」にも選ばれている。担当者によると「5月の田植えの時期の夕日が山に沈んでいく光景と、散居村がオレンジ色に染まる景色が特にイチオシです!」とのこと。また、「一面に広がる農地の中に屋敷林(カイニョ)で囲まれた伝統的家屋(アズマダチ)が点在する光景からは、地域の暮らしぶりが垣間見えます。」と、別の見どころも教えてくれた。

事業者の皆さん、「ハローとやま☆貼ろうポスター大作戦」にご参加を!

今回紹介したポスターは、掲示を希望する観光地や事業者らを対象に配布するもので、申し込みについては「とやま観光ナビ」の請求フォーム(https://www.info-toyama.com/business/posters) や県(地方創生局観光振興室観光戦略課)へのご連絡を。担当者は「私たちが当たり前のように感じている風景や食は、訪れる方にとっては非日常です。富山の魅力の再認識と、訪れた方へのおもてなし意識を一緒に深めていきましょう!事業者のみなさまには、県全体のおもてなし意識を高める意味でも、富山の魅力を伝える機会の拡大にご協力いただければ嬉しいです。」と呼びかけた。

【問合せ先】
富山県地方創生局 観光振興室 観光戦略課
TEL:076-444-3517
HP:https://www.pref.toyama.lg.jp/140111/press/20221114.html

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