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2022年 12月 7日 [ イベント ]

No.1069:夏秋開催も大好評!「ケンチョウマルシェ」の“次なる展開”まで聞いてみた!

県は8月と9月の2回、県庁前公園にキッチンカ―が集う「ケンチョウマルシェ」を開催。「金曜の夜は、いつもよりちょっとウェルビーイング」のコンセプトの下、両日ともに盛況の中で終幕した…ということで、今記事ではマルシェの着想の経緯や当日の様子、今後の展開について、まとめる。

●県庁若手職員有志が手掛ける、賑わい創出と実証実験!


▲第1回(8月)開催時の様子


▲第2回(9月)開催での芝生広場の様子

8月19日および9月30日の16時から20時に渡り、県庁正面の「県庁前公園」で開催された「ケンチョウマルシェ」。この催しは、“県有施設の利活用による新たな賑わいの創出や地域経済循環の促進”を目指す取り組みで、「金曜の夜は、いつもよりちょっとウェルビーイング」をコンセプトに掲げ、「官民連携人材育成研修」を受講する県庁の若手職員有志(県庁マルシェ実行委員)によって企画運営されている。

一週間の仕事終わりを県庁前公園ならではの開放感と美味しい食事の相乗効果で彩り、“いつもよりちょっと”幸せな時間を過ごしてもらいたいとの思いから誕生したという「ケンチョウマルシェ」。金曜開催とした理由を実行委員に聞くと「ロケーション的にも、勤務後の県庁職員を巻き込んでの盛り上げを…との考えもありまして。」との回答。ちなみに第1回開催に至るまでは、実行委員それぞれの所属部署が異なり、決定から約1ヶ月というタイトなスケジュールも重なったことで、打ち合わせ段階から工夫を要したそう。ただ、「県内外のマルシェに足を運んだり、出店依頼に出向いたりなど普段ではなかなかできない業務も経験できて楽しかったです。」とのことで、担当者としても充実した期間ともなったようだ。

●収支も満足度も合格点!今後の展開は???


▲第2回(9月)で催された、音楽ライブ

第1回では8店舗の参加で約600名近く、第2回では市とのコラボ企画や民間企業との連携も実現し、音楽パフォーマンスの開催や子ども向け木製遊具を設置するといったブラッシュアップを図った結果、15店舗の参加で約700名の来場者を記録!アンケート結果は「地味な印象の県庁前がキラキラしていた。」「芝生や噴水公園のロケーションが心地よい。」「音楽など、さまざまな催しがあって楽しかった。」「夕食のおかず購入にちょうどよい。」など好感触なものも多く、両日ともに黒字計上となった成果からも、上々のスタートを切った様子だ。運営側としては「県庁前公園のポテンシャルを実感できました。」とのことで、「この賑わいを日常に。」と次なる展開を想い描いているという。

ちなみに11月22日には“エリア一帯を変える”目的達成に向け、ランチタイムでのマルシェも行われた。今後の広がりついては、共にマルシェを作る民間プレイヤーの発掘や継続実施の先にあるエリアビジョンの作成、継続に当たっての“軽量化”などの課題解決に向け、任意団体の「とやま都市経営実行委員会」を立ち上げるなど、具体策も確立されつつあるとのことで、期待感は一層深まるばかりだ。

次回のマルシェ開催については、冬季をブラッシュアップ期間とし、春以降の月1回開催(定期)での復活を目指しているとの吉報も。担当者は「ケンチョウマルシェは官民連携のまちづくりを県内各地に波及させていくことも目指しています。“私の街でも!”や“コラボを!”の要望など、気軽にご連絡いただけると嬉しいです。」と呼びかけた。

【問合せ先】
富山県知事政策局 民間活力導入・規制緩和推進課
TEL:076-444-8904
HP:https://www.pref.toyama.jp/100221/press/20220810marche.html

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