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2022年 9月 28日 [ イベント ]

No.1060: 仲間といっしょに睡眠不足解消に挑む!「ぐっすりとやまキャンペーン」、申込みは10月11日まで。

富山県は現在、10月末まで「ぐっすりとやまキャンペーン」を実施中。睡眠不足の解消にチームで取り組み、目標の達成次第で商品をゲットできるという、昨年に引き続く人気企画だ。キャンペーン初日となる9月3日(睡眠の日)には、「ぐっすりとやまシンポジウム」も初開催された。当記事では県の担当者に“まだ間に合う”キャンペーン参加に向けた詳細の他、企画の成り立ちや主旨、シンポジウムの様子、睡眠の重要性を聞いた。

〇睡眠満足度が全国最下位?富山の汚名返上をかけたお楽しみ企画が斬新

「ぐっすりとやまキャンペーン」は、「メタボリックシンドローム」や「生活習慣病」を誘発する「睡眠不足」の問題を慢性的に抱え、「睡眠満足度」が全国で最も低いという富山の現状を踏まえて生まれた企画だ。

担当者によると、2016年に厚生労働省がまとめた「特定健診データ」において、富山が「睡眠満足度」全国最下位という現状が明らかになった頃から、「睡眠不足」が県の課題のひとつとなり、2020年度より「快眠習慣向上オンライン講習会」などの本格的な取り組みをスタートさせた。なお、2020年度に県が行った調査では、特に働く世代の中で、ストレスや仕事で帰宅が遅いことなどを理由に「睡眠困難」「熟睡困難」「慢性睡眠不足」が引き起こされている実態が確認されているのだという。

担当者は「生活習慣病や生活の質の低下、医療費の負担増などにも繋がる」と睡眠不足の弊害を前置きしたうえで、「県の健康課題の一つとして、睡眠について県民全体で考え、取り組むきっかけになればと思いました。」と語った。

〇ゲーム感覚でベストな睡眠をチームで共有!副賞も豪華


▲キャンペーンチラシ(表)

「ぐっすりとやまキャンペーン」は、ちょっとしたゲーム感覚で取り組めるのが特徴で、昨年も好評を博したそう。夕食は就寝2時間前、お酒は就寝3時間前、湯船に20分程度浸かるといった「帰ってすぐ」の取り組み、寝床で5分以上スマホを見ない、就寝前に水か白湯を摂取、夜12時までに寝るといった「寝る直前」の取り組み、毎日同じ時間に起き、カーテンを開け、朝食をしっかりとる「起きてから」の取り組みを、各テーマ3項目の中から1つずつ(合計3つ)選び、県内在住者で組む3人以上のチームで“8割達成”を目指すルールとなっている。なお、ここで示される「3人以上で健康につながる3つの目標を選んで3週間取り組む」という数字のロジックは、流行語としても親しまれた「トリプルスリー」に倣ったものなのだそう。

そして期間終了後には、8割以上の目標達成を遂げたチームから抽選で、乳酸菌飲料や枕、低反発マットレスなど、健康づくりに役立つ賞品が提供されるという。そして5割以上達成の全チームにも「とやま健康パーク」割引券が進呈され、さらに今後の研究資材となる記録シートの提出で1人1枚の「めぐりズム」も進呈されるという。要するに、ちゃんと寝れば「いいこと」が確実にあるのだ。

〇キャンペーン初日のシンポジウムも盛況


▲シンポジウムのチラシ


▲シンポジウムの様子

キャンペーン初日の9月3日(睡眠の日)に催されたシンポジウムでは、「2017年ユーキャン新語・流行語大賞」で「睡眠負債」でトップテン入りを果たした早稲田大学教授の枝川義邦氏が「すこやかな睡眠と健康増進」と題した基調講演を行い、50代~60代を中心とした幅広い層の参加者が、話に聞き入ったのだそう。また、当日は枝川氏と富山大学名誉教授の神川康子氏による対談形式でのお悩み相談コーナーも設けられ、出展ブースでは地元のインテリア企業や大手飲料メーカーなどの協力による「寝具の寝そべり体験」や「睡眠の質を上げる商品の試供品配布」も行われた。参加者からのアンケートでは「とても分かりやすくおもしろい内容」「素晴らしいお話を直接聞けた貴重な機会だった」「学びを家族や従業員へも広げていきたい」「お悩みについて、分かりやすく資料にまとめ答えていただいた」などといった声が寄せられ、睡眠への意識、意欲をより高めた様子だ。なお、アンケート結果から企画ごとの満足度を算出すると、基調講演が99%、相談コーナーが97%、出店ブースが93%といずれも高い数値となっている。

〇参加締め切りまであとわずか、決断はお早めに!


▲キャンペーンチラシ(裏)

およそ2カ月に渡るキャンペーンは10月31日(月)まで。3週間取組むキャンペーンであるため、申込日について10月11日(火)を最終期限と定めている。まずは、同じ目標を共有できる3人以上の仲間への「声掛け」が必須だ。担当者は参加者に向け「睡眠と健康を考えるきっかけにしてもらえたら」と気軽な参加を促し、「昨年以上の参加者数を目指したいですね」と、県民全体の一層の“快眠意識”の高まりに期待を寄せた。

【キャンペーン特設サイト】
URL:https://kenko-toyama.jp/good3/

【問合せ先】
厚生部 健康対策室健康課健康増進・歯科保健担当
TEL:076-444-3222

ぐっすりとやまキャンペーン事務局
富山市新富町1-1-12 明治安田生命富山駅前ビル6F(株式会社大広北陸内)
TEL:076-431-8514
FAX:076-442-5716
(平日9:30〜17:30 ※土日祝日を除く)
メール : apply@daiko-hokuriku.co.jp

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