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2022年 6月 15日 [ トピックス ]

No.1046:雄大な景色から市街地の片隅まで。電動モビリティで巡る港町旅のご提案!

海、山、街並み…富山の醍醐味を背景に、快適ドライブを演出する“貸し切り”モビリティが射水、氷見で大人気!電気を原動力とし、最高時速も20キロほどという、地球にも人にも優しいエコな移動手段は今、観光やレジャーでの利用はもちろん、地元民の足として重宝されているという。今記事は、呉西地区の港町を走る4種の電動モビリティに注目。各担当者に詳細を伺いつつ、その魅力や活用法を深掘りする。

●【射水】免許不要の利用法も。地域と観光に寄り添う3種の電動モビリティ、実証運行中!


▲手前が「べいとらいく」、奥が「べいかーと」(左)
▲街並みをよりダイレクトに感じるコース取りも(中央)
▲クロスベイ新湊前で撮影(べいかーと)(右)



▲「日本のベニス」と称される港町風情が漂う
内川沿いを走るべいぐるん(左)
▲クロスベイ新湊前で撮影(べいぐるん)(右)

射水市では2020年度より「べいぐるん」、2021年度より「べいかーと」、そして今年度より「べいとらいく」が実証運行を開始している。地域に住む高齢者の外出機会の促進、自家用車に頼らない低炭素社会の実現、そして海王丸パークを訪れる観光客の「まちなか」回遊を目指しての導入だ。

まず紹介するのは、レンタルして射水ベイエリアを自由に走れる観光モビリティ、電動4輪自動車の「べいかーと」と電動3輪バイクの「べいとらいく」だ。2台とも、最高速度が時速19㎞とゆっくりとしたスピードで走り、ドアのない開放感とフットワークが自慢のモビリティ。海風を感じつつ、細い路地もスイスイと移動できる自由度、そして普通自動車運転免許で運転できる気軽さが魅力だ。利用プランは、90分から1日まで利用時間に応じ、一台につき2,000円から7,000円のレンタル料金で利用できる。いずれも、走行エリア内の飲食店等で利用できる500円分のクーポン券がついてくるので、ローカルフードの食べ歩きも楽しめそうだ。

なお、「べいとらいく」も「べいかーと」も、GPS車両管理システムで走行状態がリアルタイム管理されており、エリア外を走行した場合は音声で注意喚起する機能も備えているため、うっかりエリア外に迷い込んでしまった場合の心配も無用だ。

べいかーと・べいとらいく実証運行の詳細について(射水市ホームページ)
https://www.city.imizu.toyama.jp/event-topics/svevedtl.aspx?servno=21771

そしてもう1種。レトロな外観が港町の風情に溶け込む電動3輪自動車、新しい地域公共交通「べいぐるん」もチェックしておきたい。こちらは「運転手付き」なので、運転免許を持たない個人やグループで利用できるメリットがあり、乗車定員は4名。利用プランは、1人につき500円の乗車料金(運行エリア内の飲食店等で使える100円分のクーポン付)で「日本のベニス」と称される港町風情漂う内川周辺をひと巡りできる30分の「おすすめコース運行」が人気だ。

べいぐるん実証運行の詳細について(射水市ホームページ)
hhttps://www.city.imizu.toyama.jp/event-topics/svevedtl.aspx?servno=21228

担当者は「べいぐるんは運転手との会話を楽しみながらゆったりと、べいかーと・べいとらいくは自分で運転して思いのままに、射水ベイエリアを存分に楽しんでいただければと思います。是非、射水の新しいモビリティを体験しに射水ベイエリアへお越しください。」と呼びかける。

問合せ
●射水市企画管理部政策推進課
射水市新開発410番地1
TEL:0766-51-6612
FAX:0766-51-6646
MAIL:seisaku@city.imizu.lg.jp

「べいかーと」「べいとらいく」の予約・問合せ
クロスベイ新湊 1階インフォメーション
射水市本町二丁目10番30号
TEL:0766-84-9600(9:00~17:00 ※7月・8月は18:00まで)

「べいぐるん」の予約・問合せ
海王交通株式会社
TEL:0766-82-6277
アプリ予約:予約専用アプリ「MONET(モネ)」をインストールし、アクセスコード「826277」を入力

●【氷見】アプリの活用でより楽しく。海・空と調和する4人乗り電気自動車!


▲海とヒミカ(左)
▲回遊するヒミカ(イメージ※無人)(右)


▲「ココシルひみモビ」トップ画面

つづいて、氷見市の“貸し切り”モビリティを紹介する。富山湾越しの立山連峰など、日本海側随一のロケーションを誇る氷見市では、2020年に、絶景を背景に爽快な空気感を全身で浴びながら気ままに走り回れる “まちなか回遊促進モビリティ”「ヒミカ(HIMICA)」がデビューした。「氷見」と「カー(車)」を組み合わせたキャッチ―なネーミングは市民からの公募で決定したもので、水色と白色を基調に氷見の海、立山連峰の氷、特産のブリをあしらったデザインはコンペティションから選ばれた特別仕様。SNS的にも魅力的な“絵力”の相乗効果を生み出すそのビジュアルが評価され、2021年度には「第14回景観広告とやま賞」への入賞も果たした。

バスよりも時間に縛られず、レンタサイクルよりも会話を楽しみながら周遊できる「ヒミカ」は今、移動手段の新たな選択肢として、よりコアな氷見観光をサポートしている。

担当者に聞くと「ヒミカ」の利用者からは、「風が気持ちよくさわやかで楽しい」との感想が多く届いており、現地に来てから「乗りたい!」との声があがるケースもあるのだとか。

貸出料金は1台2,000円で、利用リミットは3時間。市内海側と中心市街地一帯を走行可能エリアとし、海側を走り抜けるルートなら、海浜植物園まで足を延ばすこともできる。また、レンタルの特典となる「氷見つまみ食いクーポン」500円分を利用すれば、小休憩もより充実したものに。さらに今年から、充電用USBケーブルや子連れユーザー向けのジュニアシートの貸出を無料で開始し、ますます使いやすくなっている。「ヒミカ」の予約は、スマートフォン専用アプリ「ココシル」から、簡単に行える。

また、ココシルでは「ヒミカ」の予約のほか、オリジナルグッズが当たる「GPSスタンプラリー」もできる。

氷見市を訪れた際は、ぜひ「ヒミカ」を利用して食や景色を堪能してほしい。

問合せ
●一般社団法人氷見市観光協会      
氷見市伊勢大町1-12-18
TEL:0766-74-5250(8:45~17:00)
https://www.kitokitohimi.com/site/stay/himica.html          

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