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2021年 12月 1日 [ トピックス ]

No.1024:肌にやさしい県、富山

「ポーラ美肌県グランプリ2021」で、14ある部門のなかで、富山県がホルモンバランス部門で第1位、エイジング毛穴レス部門で第2位に選ばれた。富山の気象、天候が肌に良い環境であることが一因にあるようだ。

●多様性にあふれた肌の美しさを讃える


▲「ポーラ美肌県グランプリ2021」
結果発表会の様子


▲「とやま食の王国大使ふふふ」
田村優衣さんによるPRの様子

化粧品等製造販売業の株式会社ポーラ(東京)は、男女の肌の美しさを全国47都道府県別でランキングした「美肌県グランプリ」を毎年発表している。今年の結果発表会が11月11日に開催され、富山県がホルモンバランス部門で第1位、エイジング毛穴レス部門で第2位に選ばれた。

ランキングには、ポーラのパーソナライズドサービスブランド「APEX(アペックス)」が保有する 約1,910万件(2021年1月現在)の肌のビッグデータを活用。ポーラでは、日本全国の顧客が、居住する地域の個性を知り、自分の肌を慈しむきっかけになってほしいという想いから、「いい皮フの日」(11月12日)に合わせて、2012年から都道府県別に分析した結果をランキングとして発表している。昨年に引き続き、今年も日本のすべての地域と向き合い、多様性にあふれた肌の美しさを讃えたいと考え、総合賞と、肌の個性を表す美肌の要素別に14の部門賞のベスト3を選出したとのこと。

14部門は、ストレスや、スマートフォン・パソコンの見過ぎなどの「生活習慣」、冷えを感じやすいか、肩や首が凝りやすいかなどの「体調」、日照時間や水蒸気密度など、住む地域の「環境」といった、肌に影響を与える様々な要素を踏まえて設けている。

今年の結果発表会は、東京都内のリアル会場と、各部門賞の1位を受賞した県をオンラインでつないで実施。富山県からは、「とやま食の王国大使ふふふ」の田村優衣さんがリモートで参加し、本県の豊かな水や新鮮な魚介類、そして県産米「富富富(ふふふ)」のPRを行った。

●北陸、肌の潤いを保ちやすい環境


▲隣県との日照時間の比較グラフ

日本列島は南北に長く、日本人の肌は住んでいる地域の気象環境やライフスタイル、体調などによって受ける影響が大きく異なるが、富山県は、年間降水量が全国トップクラスであるなど、肌の潤いを保ちやすい環境に恵まれているといえそうだ。

ポーラによると、肌に大きな影響を及ぼす気象条件の一つに、「日照時間」があるという。紫外線は、シミやくすみだけでなく、肌がごわついて毛穴が目立つ原因にもなる。日照時間が長いと、紫外線を浴びる機会が増え、リスクが高まるため、日照時間は短いほうが肌にとってはよいとのこと。また、ポーラでは、富山県は、全国平均と比較して10~3月の日照時間が短いことから、(図参照)シミ・くすみ・毛穴の目立ちのリスクが全国的に見ると低く、このような環境が、毛穴・シミ・くすみのスコアが良いことにつながったのではないかと分析している。

また、「日照時間」とならんで、肌に大きな影響を及ぼす気象条件の一つに、「水蒸気密度」がある。低いと肌が乾燥しやすく、肌表面の水分が蒸発し、肌がカサつき、肌アレや小ジワといったトラブルを起こしやすくなる。富山県は、全国平均と比較して7~3月の水蒸気密度が高く、こうした面でも肌にとって良い環境であると言えそうだ。

ポーラは、「富山県は、毛穴目立ちの要因となる項目のスコアが全国トップレベルで良い。ホルモンのゆらぎに強く、にごりやメラニンも少ない肌が特長です。刺激を受けないよう、肌荒大気のケアはお忘れなく。顔のくぼみまで丁寧に洗顔し、適度にストレスを解消することを心がけましょう」とアドバイスする。また、不規則な生活や睡眠不足が続くと、ホルモンバランスが乱れ、肌やからだにさまざまな不調をもたらすとのことなので、規則正しい生活や、就寝前のスマートフォン・パソコンの利用を控えて良質な睡眠を確保するなど、日頃から心がけたい。

ポーラでは今後、保有するビッグデータから地域独自の美肌要素を抽出し、美の要素を盛り込んだツアー体験コンテンツなどを提供する予定。北陸、富山で過ごしたら美肌になれるかも…。

富山県広報課では、「今回の結果を本県の魅力の一つとして、県内外に向けてPRしていきたい。」と話している。

問合せ
●富山県知事政策局広報課
TEL.076-444-3134
FAX.076-444-3478
https://www.pola.co.jp/special/bihadaken/


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