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2021年 8月 18日 [ トピックス ]

No.1011:まさに“べつばら”! 富山の人気お土産シリーズにニューフェイス登場

女性をターゲットにした富山のお洒落なお土産シリーズ、まちの逸品「べつばら富山」に、「千代くるみ」(上品な味わいの干菓子)、「蒸ヨンカク2」(ヘルシーな蒸し菓子)、「おやきもち」(全国名水百選・穴の谷霊水と地元産のよもぎを使用)、「こんぶおはぎ」(昆布の旨味と餡の甘味の相乗効果)の4商品が加わった。富山の旅の思い出にぜひ手に取ってみては。

「べつばら富山」新ラインナップ発表会の様子はこちらから

●魅力あるお土産品の発掘、商品デザインのブラッシュアップ


▲千代くるみ(左)
▲蒸ヨンカク2(中央左)
▲おやきもち(中央右)
▲こんぶおはぎ(右)

まちの逸品「べつばら富山」は、消費のカギを握るとされる、30~40代の女性たちを購買層にしたデザイン性の高いお土産品。富山でしか味わえない、体感できない魅力的な商品が揃う。県が北陸新幹線開業の効果を地域産業の発展につなげるため、富山の魅力づくりの一環として、平成24年度にまちの逸品ブラッシュアップ事業として募集選定を行い、エントリーされたお菓子や工芸品20品目をパッケージのデザインなどを中心にブラッシュアップした。平成27年度には8商品を追加し、県内外にPRしたことで人気シリーズに成長。そして、令和2年度、商品群の一層の充実を図るため、新たな商品の募集を行い、33事業所・49商品がエントリー。べつばら富山商品選定委員会で検討を重ねてきた。

今回、同委員会でお菓子4商品を選定。既存の商品と合わせ魅力がさらに高まり、富山のイメージアップにつながる、売れるお土産品として期待されている。

●お土産品に込められたストーリーを感じてみて


▲魅力的な商品が揃う、べつばら富山(一部)

新しく選定された商品を紹介しよう。こし村百味堂(高岡市伏木中央町)の「千代くるみ」は一口サイズの干菓子。昭和、平成と天皇・皇后両陛下に献上され、昭和39年には全国菓子博大臣賞を受賞している。国産の鬼胡桃に白い砂糖を衣掛け。添加物は一切使用せず、素材の厳選から個包装まですべての工程を手作業で仕上げている。口に含んで噛んでみれば、上品な甘味と鬼胡桃の自然な香ばしさが広がり、ほろほろと雪のごとく溶けていく。日本茶や紅茶、珈琲のおともに、やさしい甘さが染み渡る。手に取りやすい細長いパッケージデザインが和モダンを感じさせる。お重の蒔絵を想起させる7つの円デザインも印象的。7個入り、864円。

松木菓子舗(氷見市鞍川)の「蒸ヨンカク2」。卵、抹茶、ココア、梅の各味を練り込んだ生地を一口サイズの四角に蒸しあげ、地元氷見産のゆずや栗など季節の味の羊羹をトッピング。防腐剤などの添加物不使用。油も使わず、低カロリーでヘルシーなお菓子に仕上げている。水分量を調整し、もっちりとした食感を実現。コーヒーにも合う、新感覚の蒸し和菓子だ。環境に配慮し、パッケージには包装がなく、購入後分別ごみに出しやすい(ダンボールリサイクル)。18個入り、1,000円。

花月堂(上市町森元町)の「おやきもち」は、全国名水百選に選ばれた「穴の谷の霊水」と、北アルプスの雪どけ水で育った香り高いよもぎを練り込んだ餅生地に、あっさりとしたつぶ餡を包み、焼き色を付けて香ばしく仕上げた逸品。地元で長く愛される定番の餅菓子だ。あっさりとした甘みと、もちもちとした食感、天然のよもぎの香りを存分に楽しめる。1個 119円。

くれは製菓(富山市呉羽本町)の「こんぶおはぎ」は、丁寧に炊いたこし餡を餅生地で包んだおはぎに、黒とろろをまぶしたユニークな和菓子。富山に馴染みの深い食材「黒とろろ」、富山で開発された富山産新大正もち米、最上の風味を出すための北海道産さらし小豆を素材に使用している。北前船交易で北海道から富山にもたらされ、現在全国一の消費を誇る昆布を使うことで、富山のソウルスイーツを目指している。1個 150円。

なお、べつばら富山の各商品を購入できる場所はこちらにアクセスを。

伝統を支える職人と、新進気鋭のデザイナーがコラボして生まれた、古くて新しい富山のお菓子を、ぜひ味わってみては。

問合せ
●富山県商工労働部 商工企画課
TEL.076-444-3242
FAX.076-444-4401


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