富山県公式ウェブサイトが全面リニューアルした。スマートフォンやタブレット端末での表示に対応。災害時などに緊急情報を大きく表示できる機能などを設けた。より見やすくなったコンテンツをチェック！

●スマートフォンやタブレット端末でいち早くアクセス

インターネット上での“富山県の顔”ともいえる公式ウェブサイト。ファーストビューで重要な施策や緊急情報、利用者ニーズの高い情報をより見つけやすく、わかりやすく発信することを目指し、2005年以来の大幅なリニューアルとなった。

リニューアルの主なポイントは、まず、メリハリのあるデザイン・レイアウトでスマートフォンやタブレット端末での表示に対応している点だ。外出先から富山県の情報をサクサク検索できる。

また、「県民の方々」、「事業者の方々」、「魅力・観光」と、対象者別の3種類のタブを設置。目的に合わせて選択できる。「県民の方々」をクリックすると、「新型コロナウイルス感染症に関する情報」などが表示され、県民の暮らしに直結した情報にアクセスできる。「事業者の方々」では、県内の企業情報データベース「企業ナビとやま」などのアイコンが並ぶ。「魅力・観光」では、県観光公式サイト「とやま観光ナビ」などを紹介。富山の魅力にワンクリックでアクセスできるので、県民はもちろん、県外の方にもどんどん利用してほしい。

●特設エリアで緊急情報をクローズ・アップ

「とやま×伝統工芸×ジュエリー」、「春の特別企画展　報道がとらえたイタイイタイ病」等、県内で開催のイベントなどをカレンダー形式でわかりやすく案内している点も特徴だ。1カ月の流れが一目でわかり、スケジュールも組みやすい。

ふりがな付与や外国語の自動翻訳機能にも注目。ふりがな付与で子どもから高齢者まで、より読みやすく、親しみやすい情報の発信となる。また、自動翻訳は16カ国語に対応しており、外国の方への情報発信にも効果が期待できそうだ。

災害発生時などに特設エリアで緊急情報が大きく表示される機能も被災時の安心感につながる。富山県は災害が比較的少ない県だが、地震や水害、風害、雪害など災害はいつ起こるかわからない。発生した場合の頼もしい情報ツールとなることが期待される。関連リンクとして、「富山防災WEB」にもつながるので、災害時にはぜひアクセスを。

「こんな記事も読まれています」…読み手の検索意図を予測し、関連する記事を表示するレコメンド機能も設けてあり、検索に便利だ。知りたい情報をよりスピーディーに見つけられるだろう。

　富山県広報課では、「新着情報一覧やソーシャルメディア・メールマガジン一覧、アクセスランキング、注目ワードなどの表示を加え、アクセスのしやすさに配慮しました。今後も機能や情報を充実させていきたいと考えています。」と話している。