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2020年 6月 24日 [ トピックス ]

No.960:大切なあの方へ、富山の夏のギフトを! 『日本遺産井波写真集』発刊の話題も紹介

日本橋とやま館(東京都中央区日本橋室町)は、新型コロナウイルス感染拡大防止のための緊急事態宣言の解除を受けて、2020年6月1日から全館営業を再開し、「お中元ギフトフェア」を開催中<7月5日(日)まで>。「氷見うどん」「宇奈月ビール」など、夏にぴったりの富山のギフトが揃っている。そして、富山の話題をもう1つ紹介!井波日本遺産推進協議会は、『日本遺産井波写真集』を発刊した。

●富山名産かまぼこ、しろえびせんべい…日本橋とやま館で真心こもった富山の厳選ギフトを


▲日本橋とやま館の
「お中元ギフトフェア」(左)
▲氷見うどん(右)


▲大門そうめん


▲かまぼこ(しぐれ724円、昆布巻832円、
赤巻724円※箱代238円)


▲富山はま作の白えびづくし御膳

 暑い夏に涼味をお届け!富山の夏のギフトを代表するのが麺。「氷見うどん」は麺生地を綾掛けして引き延ばした手延べと手打ちの技が冴える。粘り強い麺は餅のような感触と風味だ。「海津屋 氷見うどん・つゆセット」は2,592円(※以下、税込み表示)。

 「大門そうめん」は、細く長い麺を丸まげ状に丸めた形と古風なデザインの包み紙が印象的。寒の時期、何回もよりをかけながら延ばすことで生まれる麺は、強いコシとのど越しのよさに特徴がある。「ギフトセット大門そうめん」は2個入り1,728円から。

 冷酒やビールの肴にぴったりなのが、富山名産の「かまぼこ」。富山では、定番の「赤巻」や、昆布に魚肉のすり身をつけ、のり巻きのように巻いた「昆布巻かまぼこ」などが揃う。しっとりとコシのある歯ごたえ、魚肉のすり身の深い味わいを堪能してみよう。「ギフトセットかまぼこ」は2,518円。

 「しろえびせんべい」は、富山湾の深海に生息するシロエビと国内産うるち米を使って焼き上げた逸品。シロエビの香ばしい風味はお茶うけや酒のおつまみにもぴったりだ。日の出屋製菓「しろえび紀行」(2枚入18袋)は1,080円。

 夏のギフトの定番といえるのがビール。黒部で栽培された二条大麦と黒部川の伏流水で醸造された地ビール「宇奈月ビール」もおすすめだ。キレとホップの爽快さが楽しめる十字峡(ケルシュ)、軽い甘みと深いコクが絶妙のトロッコ(アルト)、芳醇な香りと甘みを調和した黒ビールのカモシカ(ボック)の「宇奈月ビール3種セット(1本350ml)」で、1,323円

 「グレイスピースティー」は、最高級のダージリンの茶葉を秘境・黒部の天然水で再発酵させた紅茶。繊細で上品な味わいの紅茶で優雅なひとときを。「ギフトセット グレイスピースティー紅茶セット」は4,644円。

 日本橋とやま館では、「夏のご挨拶にぴったりの商品を揃えています。ご予算に合わせてまとまった数のご注文も承ります。お気軽にお問合せください。和食レストランの「富山はま作」では、白えびのお刺身や唐揚げ、白えび素麺などをセットにした「白えびづくし御膳」(3,240円)、「冷たい氷見うどんとミニ白えびかき揚げ丼セット」(1,500円)が人気です。ぜひご賞味ください。なお、お客様に安心・安全にご利用いただくため、新型コロナウイルス対策として、館内施設や備品の定期的な消毒、館内の換気、飛沫防止シートの設置などを行っています」と話している。

●井波日本遺産推進協議会、『日本遺産井波写真集』発刊


▲井波日本遺産推進協議会が
制作・発刊した『日本遺産井波写真集』

 富山の話題をもう1つ紹介しよう。井波日本遺産推進協議会は、2018年に日本遺産に認定された「木彫刻のまち・井波」のストーリー「宮大工の鑿(のみ)一丁から生まれた木彫刻美術館・井波」(No.860参照)の魅力を紹介するため、美しい写真と解説でまとめた『日本遺産井波写真集』(A4判、96頁)を制作、発刊した。

 八乙女山の山麓に位置する南砺市井波は、瑞泉寺の門前町として栄え、600年以上の歴史を誇る。この地域の代表的な伝統産業が井波彫刻で、和室で天井と鴨居の間に設置される欄間の彫刻の美しさでその存在を知るという方も多いだろう。始まりは約250年前にさかのぼり、大火後の瑞泉寺再建の際、京都から派遣された東本願寺の御用彫刻師・前川三四郎が地元の宮大工に技術を伝えた。宮大工たちは京都の芸術性の高い巧みの技を吸収し、技を磨き、華麗で繊細、豪壮で大胆な井波彫刻を生み育てていった。そして、現在、井波はまち全体が「木彫刻美術館」のような空間になっている。

 写真は、南砺市の「南砺ビジュアルブックプロジェクト」で写真集「南砺」(2012発刊)の撮影を担当した写真家・広川泰士さん(東京)が18年度に撮影し、19年度に編集した。

 「信仰とまち」、「手仕事とまち」、「人とまち」の3部構成で、井波のシンボル・瑞泉寺の本堂や山門、彫刻師の道具、木彫刻作家親子、井波よいやさ祭りなど、約70点の写真を掲載。井波の歴史を感じさせる写真集となっている。

 写真集は国内外の美術館や博物館、図書館、友好交流都市、大手旅行会社などへ配布される。井波日本遺産推進協議会では、「井波は彫刻師だけでなく、塗師、建具師などがワンチーム。伝統工芸に興味のある人、世界の人に写真集を見てほしいですね。そして、写真集をきっかけに多くの方々に井波を訪れてほしいです」と話している。

問合せ
●日本橋とやま館
TEL.03-6262-2723
FAX.03-6262-2724
https://www.toyamakan.jp/

●井波日本遺産推進協議会事務局
TEL.0763-82-3744
FAX.0763-82-3744

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