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2019年 9月 18日 [ トピックス ]

No.925:新米の季節、10月3日に日本橋とやま館で「富富富」を先行販売

黄金色の稲穂が美しい田園風景を奏でる季節。富山米の新品種「富富富(ふふふ)」の令和元年産新米の販売が、県内では10月3日(木)、県外では10月10日(木)から始まる。東京の日本橋とやま館、いきいき富山館では、3日(木)に都内先行販売会が開催される。首都圏の飲食店と連携したPRなども実施。併せて、日本橋とやま館で開催中の「富山県伝統工芸士展―継承される技術・技法」などの話題も紹介しよう。

●10月1日(火)~27日(日)には「富富富」フェアも開催


▲「富富富」のパッケージ(左)
▲「富富富」の刈り取りの様子(右)

 立山連峰からの豊富な雪解け水が大地を潤す富山県は、水稲栽培に適した地。県が約15年かけて開発し、昨年本格デビューしたばかりの富山米の新品種「富富富」は、「ふっくらした炊きあがりで、つやがある」、「粒が際立ち、甘み、旨みが強く、冷めても美味しい」など、高く評価されている。

 「富富富」の刈り取りは今月上旬から始まり、現在終盤を迎えている。今年は676の経営体により1,105haの圃場で作付けされ、約5,500tの収穫が見込まれる。令和元年産からは、農薬や化学肥料の使用を通常よりもさらに抑えた特別栽培米が登場するのも話題だ。

 令和元年産新米の都内先行販売会は10月3日(木)10:30から、東京の日本橋とやま館、いきいき富山館で開催される。日本橋とやま館ではお米の販売のほか、炊き立ての「富富富」新米の振る舞いやパネル展示、ワークショップなども楽しみだ。両アンテナショップでの取扱いサイズは、300g、2kgの予定(5kg、10kgは店頭に並べるだけで注文販売の予定)。

 日本橋とやま館では10月1日(火)~27日(日)、「富富富」フェアを開催。パネル展示や「富富富」を味わうワークショップ、和食レストラン「富山 はま作」での「富富富」メニューの提供が行われる。

●県内外の食イベントで「富富富」をPR

 首都圏飲食店などとの連携PRとして、料理人・中村孝明氏の日本料理店「YOKOHAMA」(横浜市)、「NAGOYA」(名古屋市)で「富富富」の提供、パネル展示などがある。首都圏の富山県ゆかりの飲食店で「富富富」を気軽に味わえる「富富富」新米フェアも企画されている。

 食に関連するイベントなどでも「富富富」に注目したい。10月中旬には、Sante!in Futakotamagawa(東京・二子玉川ライズ)、有楽町新米フェア(東京・有楽町駅前広場)、高志の国文学館・中西進館長講演会<14日(月・祝)、東京・大手町サンケイプラザ>、10月下旬には越中とやま食の王国フェスタ~秋の陣<26日(土)・27日(日)、富山テクノホール>、dancyu 読者パーティ<東京・ANAインターコンチネンタルホテル>、11月上旬には、ジャパンハーベスト<東京・丸の内仲通り・御幸通り>、11月下旬の東名高速・海老名SAでのPRイベント、2020年2月上旬の越中とやま食の王国フェスタ~冬の陣<1日(土)、砺波市>などで「富富富」のPRが行われる。気になるイベントに参加してみてはいかが。

 富山県農林水産企画課では、「新CMには昨年に引き続き、女優の木村文乃さんに出演いただき、県内で撮影を行いました。10月から首都圏及び県内で新CMを放映します」と話している。

●富山で受け継がれてきた伝統の技の魅力を


▲高岡銅器(左)
▲高岡漆器(右)


▲井波彫刻(左)
▲庄川挽物木地(中央)
▲越中和紙(右)

 9月中に日本橋とやま館で開催されるニュース・イベントも紹介しよう。開催中の「第23回富山県伝統工芸士展―継承される技術・技法」<~9月29日(日)>では、国の伝統的工芸品に指定されている「高岡銅器」、「高岡漆器」、「井波彫刻」、「庄川挽物木地」、「越中和紙」の品々が交流スペースに並ぶ。富山の歴史・風土に育まれ、受け継がれてきた伝統の技を間近で見ることができる。伝統工芸士展の前半では各分野の伝統工芸士から教わるワークショップ「八尾和紙の型染めで作る花瓶敷制作体験」、「木皿への絵付け体験」、「螺鈿アクセサリー制作体験」、「錫板への彫金体験」、「木のぐい呑み作り体験」が開かれた。参加者は伝統の技に触れ、伝統的工芸品への理解を深めたようだ。ぜひ富山ファンになってもらいたい。

 9月22日(日)~24日(火)には、「ぜひお薦めしたい郷土の一品」富山県朝日町商工フェアが開催される。ヒスイの原石が打ち上がる「ヒスイ海岸」などで知られる県東端の町・朝日町。地元を代表する土産品として人気がある「ヒスイ羊かん」(大むら菓子舗)や、ヒスイの神秘的な色合いを生かした新作の生菓子「勾玉」にぜひ注目してほしい。また、天然マスカットフレーバーが特徴の「グレイスピースティー(ダージリンティー)の試飲販売も楽しみだ。高級茶葉を秘境黒部の氷筍水で独自発酵させることで生まれる繊細で上質な味わいを満喫したい。

 日本橋とやま館では、「実りの秋到来、10月3日から“富富富”の販売が日本橋とやま館で始まります。富山米の新米を味わってみてください。また、今月の富山県伝統工芸士展もぜひ鑑賞ください。お気に入りの逸品が見つかるはずです」と話している。

問合せ
「富富富」について
●富山県農林水産部農林水産企画課
TEL.076-444-3271
FAX.076-444-4407
http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1600/
○「富富富」ホームページ
https://fu-fu-fu.jp/
○「富富富」Facebookページ
https://www.facebook.com/fufufu.toyama

「富山県伝統工芸士展―継承される技術・技法」などについて
●日本橋とやま館
TEL.03-6262-2723
FAX.03-6262-2724
https://toyamakan.jp/

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