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2016年 9月 7日 [ トピックス ]

No.772:「大人の遊び、33の富山旅。」2016秋スタート!

 富山県の観光地をより楽しく巡る「大人の遊び、33の富山旅。」2016年秋のプログラムが平成28年9月1日(木)からスタートした。豊かな自然や伝統文化、歴史など、都会では味わえない魅力を凝縮した富山の新たな一面を体験できるプログラムが満載。県アンテナショップ「日本橋とやま館」では、9月25日(日)までPRイベントを開催。「33富山旅」セレクトコーナーや限定ランチの販売など、富山の魅力いっぱいのイベントだ。

●特別仕立ての富山旅で心に栄養


▲「大人の遊び、33の富山旅。」
2016年秋のプログラム掲載
冊子の表紙

 「大人の遊び、33の富山旅。」は県と県内市町が連携して企画した特別体験プログラム。心身の癒しや大人の知的好奇心を満たす旅へと誘ってくれる。33プログラムの中からいくつか紹介しよう。

 近年、アートミュージアムのオープンが目白押しの富山市中心部。「街中でアートに浸る、巡る、集める 8つの美術館×『大人の塗り絵』」は県立近代美術館や県水墨美術館、高志の国文学館、富山ガラス美術館、森記念秋水美術館など市内中心部の美術館で展示を堪能した後、各美術館オリジナルデザインの「大人の塗り絵」が楽しめる特別プログラム。芸術の秋、入館しないと手に入らないポストカードサイズの塗り絵を完成させて、自分なりのアートな時間を楽しんでみたい。


▲8つの美術館×「大人の塗り絵」(左)
▲芦峅寺ガイドツアー(右)

 喧騒の街なかを離れて立山山麓へ。「立山信仰の里 芦峅寺ガイドツアー」は、立山信仰の文化と歴史に触れられる特別プログラム。江戸時代の修験者の伝統衣装(白衣に菅笠、わらじ履き、金剛杖)に着替え、芦峅雄山神社、閻魔堂、布橋など、芦峅寺に点在する立山信仰に関連するスポットをガイドとともに巡る。かつて修験者はこの出で立ちで死を擬似体験し、生前の罪や穢れを清めることで極楽往生を願った。信仰の歴史に耳を傾け、自身の内なる声と対話してみてはいかがだろう。

●歴史散歩や味覚を堪能するひととき

 富山県西部へ。古地図ブームのなか、歴史浪漫あふれる旅となるのが「高岡大仏と山町筋を遊び尽くす 古地図片手に城下町さんぽ」。与謝野晶子が「鎌倉大仏より一段と美男」と称した高岡大仏や、水濠、土塁が印象的な高岡城跡、土蔵造りの商家が軒を連ねる山町筋をそぞろ歩きながら、高岡の歴史に思いを馳せる旅へ。


▲古地図片手に城下町さんぽ(左)
▲瞑想の郷 ヒーリングカフェ(中央)
▲氷見食べあるきクーポンの旅(右)

 非日常の空間で五感を研ぎ澄ませられるのが、「南砺市利賀村 天空の特等席 瞑想の郷 ヒーリングカフェ」。お香の上質な香りを嗅ぎ、おりんの音に耳を澄ませながら、4m四方の巨大な曼荼羅をゆっくりと鑑賞した後に、石臼挽きコーヒーを片手に美しい庭園や山々を眺められる。利賀村の神秘的な空間で心身をリラックスさせよう。

 旬の味覚に舌鼓を打つ時間も富山旅の楽しみ。「めでたい出世魚・フクラギを味わう 氷見食べあるきクーポンの旅」では、氷見の人気店がフクラギを中心にキトキトの鮮魚を使った33富山旅特別海鮮ランチを提供する。土産店で使用できるクーポンが付いているのもうれしい。

●神秘の海・富山湾や立山連峰・朝日岳へ

 富山の雄大な自然に触れられるのが、春の味覚・ホタルイカの水揚げで知られる滑川漁港を発着する「暮色に染まる富山湾と地元の味を満喫 ほろよいサンセットクルーズ」。“世界で最も美しい湾クラブ”に加盟している富山湾のサンセットクルーズへ。夕日を反射して煌めく海や茜色から藍色にグラデーションを描く空など、刻々と変化する富山湾の風景を楽しむことができる。地酒や肴を船内に持ち込んで、絶景の海上旅行で盛り上がろう!

 「雲上の楽園へようこそ 朝日岳・高山植物を楽しむ山歩き」は中級者以上の登山者、経験を積んだ山ガールにおすすめしたい。立山連峰の最北端に位置する朝日岳では、日本海や富山平野、能登半島の絶景と、雲上の花畑・可憐な高山植物と出会える。紅葉シーズン到来、錦の衣をまとった山々の景観を満喫するとしよう。


▲ほろよいサンセットクルーズ(左)
▲朝日岳・高山植物を楽しむ山歩き(中央)
▲入善海岸サイクリング(右)

 海沿いのサイクリングを楽しむならば、「チャリで巡る奇跡の森と牡蠣グルメ 入善海岸サイクリング」。黒部川扇状地の末端部に広がる杉沢の沢スギや湧水スポット、入善海洋深層水仕込みの牡蠣を堪能できるレストラン(入善 牡蠣ノ屋)などを自転車で巡ろう。レンタサイクル1日券や特製マップ、給水ボトル、牡蠣ノ屋クーポン券がセットになって300円とはお得!

 「大人の遊び、33の富山旅。」2016秋の特別体験プログラムを紹介したハンドブック(B5サイズ・62頁)は、首都圏では都営地下鉄10駅(新橋、東銀座、日比谷、新宿三丁目、麻布十番ほか)、東京都庁全国観光PRコーナー、地域活性化センターふるさと情報コーナー、日本橋とやま館、いきいき富山館など、県内では各観光案内所、道の駅、富山きときと空港などで配布中。専用サイト(http://33toyamatabi.jp)もあるのでチェックしてほしい。

●東京・日本橋とやま館で各種イベントの開催

 PRイベントとして、「『大人の遊び、33の富山旅。』in日本橋とやま館」が9月25日(日)まで開催されているので訪れてほしい。「33富山旅」セレクトコーナーでは、おらんだ焼き(射水市)、水の時計自家焙煎水出し珈琲(黒部市)など、県内14市町の観光物産コンテンツを展示・販売中。

 和食レストラン「富山 はま作」では、富山の食材を使った特製ランチ(毎日限定10食)を提供。9月11日(日)までは、上市町穴の谷霊水(全国名水百選)で研いで炊いた富山米白ご飯、富山味噌の味噌汁などとセットになった、県内各地の食材を贅沢に使用した「せいろ蒸し」が味わえる。

 「33富山旅」スペシャルウィークエンドの体験イベントにも参加してほしい。9月9日(金)は高岡市プログラムとして、螺鈿細工ワークショップと螺鈿ネイル。高岡漆器の伝統技法「螺鈿細工」を使った箸、ペンダント、ストラップの製作や螺鈿ネイルに挑戦してみては。また、バーラウンジでの「33富山旅バー」トークショーも必聴。“あのクラフト商品が生まれた町を見に行こう!~秋の高岡クラフト3大イベント~”をテーマに、ものづくりのまち・高岡をPRする。9月16日(金)は富山プログラムとして、富山名物「ます寿し」ワークショップとトークショー「ます寿し」×「富山ガラス」。寿し職人によるます寿し解説や、ガラス作家によるガラスの技法などの解説が予定されている。

 富山県観光課では、「『大人の遊び、33の富山旅。』は、富山の自然、歴史文化、至極のグルメなど、富山ならではの時間と向き合えるプログラムが揃っています。今回は期限を揃えず、それぞれのプログラムによって体験期間が異なるのも特徴です。東京・日本橋とやま館で富山に触れ、実際に秋、冬の富山へお越しください」と話している。

 なお、「大人の遊び、33の富山旅。」のハンドブックを抽選で20名様にプレゼントします。プレゼント応募フォームに、プレゼント内容「大人の遊び、33の富山旅。」・氏名・郵便番号・住所・メールアドレス・電話番号・記事を読んでのご感想をご記入のうえ、お送りください。<9月11日(日)締切。発表は発送をもって代えさせていただきます。>

問合せ

●富山県観光・地域振興局観光課
TEL.076-444-3200
FAX.076-444-4404
http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1401/
http://www.info-toyama.com/
http://33toyamatabi.jp/

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