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2016年 7月 13日 [ イベント ]

No.764:富山で学びの時間を!「とやま夏期大学」受講生募集

 毎年恒例となった「とやま夏期大学」が平成28年度は8月5日(金)~8日(月)に、立山山麓の立山国際ホテル(富山市原)で開催される。著名講師を迎え、質の高い学びと楽しみの場を提供する人気の講座で、避暑を兼ね、首都圏をはじめ全国から参加する受講生も増えている。今年の講師は川島隆太氏(東北大学加齢医学研究所所長)、山内マリコ氏(小説家・エッセイスト)、神野直彦氏(東京大学名誉教授<経済学>)、本木克英氏(映画監督)の4名。応募締切りは7月26日(火)。早めの申込みを。申込みの詳細はこちらから(http://webun.jp/pub/ad/2016/kakidaigaku/)。

●各界で活躍する4人の講師が1日ずつ担当


▲とやま夏期大学、8月開講

 都会の喧騒を離れ、立山山麓の緑の景観と涼風を心地よく感じながら、著名講師から学ぶ4日間―毎年恒例の「とやま夏期大学」の季節がやってきた。各界の第一線で活躍する方々から、この講座でしか聞けない話題が今から楽しみだ。

 とやま夏期大学では、4人の講師が1日ずつ担当し、各日に2時間の講義を行う。講義スケジュールと講師を紹介しよう。8月5日(金)は、東北大学加齢医学研究所所長、川島隆太氏の講義「脳を知り、脳を鍛える」。川島氏は、大ヒットとなったニンテンドーDS「脳トレ」シリーズを監修。主な受賞として、2008年「情報通信月間」総務大臣表彰、2009年度科学技術分野の文部科学大臣表彰「科学技術賞」など。著書に、『元気な脳が君たちの未来をひらく』、『さらば脳ブーム』など150冊以上を出版している。

 6日(土)は、小説家・エッセイスト、山内マリコ氏の「書くこと、自分を表現すること」。山内氏は、2008年に「女による女のためのR-18文学賞」読者賞を受賞し、2012年に『ここは退屈迎えに来て』でデビュー。『アズミ・ハルコは行方不明』(2016年12月映画公開予定)、『さみしくなったら名前を呼んで』、『東京23話』などの著書がある。最新刊は初のエッセイ集『買い物とわたし お伊勢丹より愛をこめて』。北日本新聞フリーマガジン「02」、「anan」、「TV Bros.」などでエッセイを連載中。


(左から)
▲川島隆太氏
▲山内マリコ氏
▲神野直彦氏
▲本木克英氏

 7日(日)は、東京大学名誉教授(経済学)、神野直彦氏の講義「幸せのスローライフ ―幸福の経済学―」。神野氏は2009年に紫綬褒章を受章。著作では、『システム改革の政治経済学』でエコノミスト賞、『地域再生の経済学』で石橋湛山賞を受賞している。このほか、『「希望の島」への改革―分権型社会をつくる―』、『希望の構想―分権・社会保障・財政改革のトータルプラン―』、『「分かち合い」の経済学』、『日本の地方財政』、『「人間国家」への改革―参加保障型の福祉社会をつくる』などの著書がある。

 8日(月)は、映画監督、本木克英氏の「とやまと映画」。本木氏は、1987年助監督として松竹に入社。森崎東、勅使河原宏、木下恵介などの巨匠監督に師事した後、1998年「てなもんや商社」で映画監督デビュー。2002年「釣りバカ日誌13ハマちゃん危機一髪」公開。2009年「鴨川ホルモー」第1回沖縄国際映画祭グランプリ ゴールデンシーサー賞、2015年「超高速!参勤交代」第38回日本アカデミー賞優秀監督賞・第57回ブルーリボン賞最優秀作品賞を受賞。最新作「超高速参勤交代!リターンズ」が今年9月に全国公開予定。

●オプションツアーで立山の自然、歴史を体感

 立山の大自然や文化を学ぶなら、受講者を対象にした“学び楽しむオプションツアー”にも参加を。8月6日(土)~9日(火)の各日に1つのツアーが組まれており、現在、募集しているのが、7日(日)の「立山博物館 特別見学ツアー」<9:30~13:00、参加費2,800円(昼食、入館料、保険料)>。立山博物館は、立山の自然と人間のかかわりをテーマとする博物館。かつて立山信仰の拠点集落だった芦峅寺に「展示館」や「遙望館」、「まんだら遊苑」などの施設がある。展示館で立山曼荼羅や錫杖頭などを見学したあと、閻魔堂、布橋を渡って遙望館へ。昼食は、旧宿坊の教算坊にて。立山スギの木立の中に庭石や池が配置された美しい庭園で涼風を感じながら、地元の伝統料理を味わえる。ツアー終了後、13:30から夏期大学の講義がスタートする。なお、6日(土)と8日(月)の2回開催の「立山・弥陀ヶ原湿原散策ツアー」、9日(火)の「立山カルデラ見学会」は定員に達し、受付を終了。

●温泉入浴料割引などの受講者特典

 「とやま夏期大学」の募集要項を紹介しよう。対象は一般・学生で、定員は各日200名。講師別の1日単位の講義だが、複数日の受講が可能。受講料は1日につき1,000円。申込みは、所定の申込用紙、はがき、FAX、とやま夏期大学ホームページ(http://webun.jp/pub/ad/2016/kakidaigaku/)のいずれかにて。応募締切りは、7月26日(火)。後日、受講料の請求書を受講希望者へ送り、入金確認後、受講票を送付する。


▲昨年の講義風景

 受講者の特典として、受講票の提示で会場の立山国際ホテルの温泉入浴料が通常720円のところ、520円(フェイスタオル付)となる。また、立山カルデラ砂防博物館の入館料も通常400円が320円となる。立山国際ホテルでの宿泊の斡旋や周辺のホテル情報の提供もしてくれるので、受付窓口の中部観光<TEL.076-425-3011、FAX.076-421-4635>へ問合せを。

 富山県地方創生推進室地域振興課では、「とやま夏期大学は、昨年は県内外から延べ約500人の皆さんに受講いただき、“素晴らしい環境のなかで楽しく学ぶことができた”といった声が寄せられました。初めての方もリピーターの方も、大歓迎。是非、この夏、とやま夏期大学にご参加ください!」と話している。

問合せ
●「とやま夏期大学実行委員会」事務局(北日本新聞社営業局内)
TEL.076-445-3320(平日9:00~17:00)
http://webun.jp/pub/ad/2016/kakidaigaku/

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