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2014年 4月 16日 [ イベント ]

No.653:国内最多600品種、250万本のチューリップを愛でよう

「2014となみチューリップフェア」が4月23日(水)~5月6日(火・振休)、砺波チューリップ公園(砺波市花園町)を会場に開催される。今年は、これまでより100品種増えて600品種、サテライト会場のチューリップ畑を加えると250万本のチューリップが迎えてくれる。「大花壇」の地上絵、「水上花壇」、「愛のパワースポット花壇」など見どころいっぱい。庄川遊覧船チューリップクルーズ、出町子供歌舞伎曳山祭りなど連携イベントも楽しもう。

●約20万本を使った巨大な地上絵出現


▲チューリップタワーと大花壇

 「2014となみチューリップフェア」のテーマは“未来への しあわせ運ぶ 愛の花”。公園内の「大花壇」(夢とにぎわいゾーン)では、約20万本を使って地上絵が描かれる。チューリップの花言葉「博愛」、「思いやり」をチューリップやハートの愛らしい形で表現し、生産者と来場者の心と心、笑顔と笑顔をつなぐ。今年のチューリップフェアは砺波市合併10周年記念。来春の北陸新幹線開業を見据え、フェアとともに未来への飛躍、発展の願いを込めた壮大な地上絵ともなる。

 また、公園の外に設けられたサテライト会場のチューリップ畑でも壮観な光景が広がるだろう。色とりどりの花の列、田園地帯に緑の屋敷林が点在する散居村のたたずまい。息をのむほどに美しいチューリップがメルヘンの世界に導いてくれる。

 今年のフェアの見どころを紹介しよう。公園のシンボルともいえるチューリップタワーからの眺望は圧巻。眼下に広がる地上絵、色鮮やかなチューリップに心も染まるだろう。展望施設といえば、今年、公園に隣接する砺波市文化会館屋上に「チューリップ パノラマテラス」が整備されたこともニュース。強化ガラス製フェンスを設けた開放的な空間で、高さ約10mから大花壇や地上絵、タワー越しの立山連峰の眺望が楽しめる。


▲サテライト会場のチューリップ畑(左)
▲昨年の大花壇・地上絵(右)

 チューリップタワーの周りに設けられた「生産者紹介花壇」では、チューリップ球根を生産している農家が育てたチューリップを紹介。特筆すべきは、県育成品種の中で人気のある「黄小町」の突然変異で生まれた新品種「とやまレッド」、「夕やけ小町」の2品種が初披露されること。「とやまレッド」は鮮やかな赤色の花、「夕やけ小町」は赤色に黄色のかすりが入る。花の色以外は花持ちの良さや丈夫さをもつ「黄小町」そのものなので、育てやすい。花壇近くで球根の予約もできるので申し込みたい。

 夢とにぎわいゾーンにある「野外ステージ」&「みんなの広場花壇」では、プリンセスチューリップの表彰式やフラワーファッションショー、フラダンス、越中民謡のしらべ、ゆるキャラ大集合、コンサートなど、イベントが目白押し。チューリップ観賞とともに満喫しよう。

●恋愛成就を願い、「愛のパワースポット花壇」へ


▲オランダ風花壇(左上)
▲愛のパワースポット花壇(右上)
▲水上花壇(左下)
▲4月11日から始まった特別企画展
「チューリップの魔法の世界」
(チューリップ四季彩館) (右下)

 今年のフェアでは、先述のように100品種増えて600品種、250万本のチューリップが観賞できる。白色の八重咲き品種「春のあわゆき」など富山県産の新品種やオランダ生まれの新品種は必見。チューリップ四季彩館前の「600品種花壇」(彩とアートゾーン)では、色も形もさまざまなチューリップを愛でられる。

 砺波市と姉妹都市のオランダ・リッセ市にある世界最大級の花の公園、キューケンホフ公園と連携し、その技術を取り入れた「オランダ風花壇」(彩とアートゾーン)では、青色のワスレナグサとチューリップの爽やかな組み合わせなど、緑の芝生に映える愛らしい花壇に魅了されるだろう。風車が回り、そこはまさにオランダのよう。フェアに居ながらにして、海外の雰囲気を味わってみよう。

 恋愛成就を願う女性たちやカップルにおすすめしたいのが、「愛のパワースポット花壇」(水と緑のゾーン)。チューリップで彩ったハート型花壇と、砺波市庄川町の縁結びのパワースポット「鯉恋の宮」の愛らしいキャラクター・なで鯉“こいっぴ”に、新企画の“チューリップの「愛」合傘花壇”が加わり、スケールアップ。チューリップで作った相合傘に二人並んで入り、写真を撮ってみよう。愛やしあわせを運んでくれるかも。

 同じく水と緑のゾーンのひょうたん池に浮かぶ「水上花壇」もうっとりと眺めたい。チューリップやムスカリの花がハートを形づくるロマンティックな花壇。水面を渡る爽やかな風も心地いい。

 チューリップ四季彩館では、フェアプレイベント特別企画展「チューリップの魔法の世界」が4月11日からスタートした<5月6日(火・振休)まで>。鏡やイルミネーションの使用など、屋外の花壇とは異なった演出でチューリップの魅力を紹介している。真っ暗なトンネルの中にイルミネーションのチューリップが輝く「イルミネーションゾーン」、鏡に幾重にもチューリップが映りこむ「ミラーゾーン」、原種系の小さなチューリップとミニチュアハウスでガリバー気分が味わえる「巨人ゾーン」など、不思議な空間が体感できる。4月23日(水)からは、「黄小町」、「夢の紫」など平成25年度皇室献上品種6品種「ロイヤルコレクション」の展示も企画されている。

●チューリップを使った体験コーナーで思い出づくり


▲出町子供歌舞伎曳山祭り(左)
▲スイセンウォッチング(右)

 フェア会場内の砺波市文化会館では「チューリップの花びら染めハンカチ作り」や「押し花のしおり、キーホルダー作り」、「チューリップの花かごづくり」など、富山県花総合センター(エレガガーデン)では「プリザーブドフラワーのアレンジメント」、「多肉植物の寄せ植え」といった体験コーナーが設けられる。フェアの思い出に世界でただ1つのお土産を作ってみてはいかがだろう。

 砺波のご当地グルメやスイーツも味わってほしい。野菜を味噌で和えたよごし、富山の海の幸などを盛り込んだ「となみ野弁当」、よごし、タマネギ、ポークを組み合わせたメンチカツ「よごっち」、こしの強さと喉越しの良さが特徴の「大門素麺」、チューリップに見立てたピンク色の「チューリップソフトクリーム」、チューリップをかたどった生地の中にクリームを入れた「ちゅーりっぷ焼き」などをチェックしたい。

 フェアと連携したイベントも楽しみだ。砺波市高波地区では、「高波チューリップまつり」<4月20日(日)>が開催される。色とりどりのチューリップが咲き誇り、時間の経つのも忘れて見とれてしまいそうだ。

 「出町子供歌舞伎曳山祭り」<4月29日(火・祝)・30日(水)>は、出町神明宮で200年以上前から続く春の祭礼。絢爛豪華な3基の曳山のうち、当番町の1基の曳山の舞台の上で、きらびやかな衣装をまとった子ども役者が歌舞伎を演じる。

 チューリップ観賞のあとに庄川峡遊覧はいかが。「庄川遊覧船 チューリップクルーズ」は、フェア期間中に毎日6便が運航する。チューリップ花壇に見送られ、小牧から上流約3.5kmの長崎大橋までの往復25分の船の旅が楽しめる。

 「庄川木工まつり」<5月3日(土・祝)~5日(月・祝)>は庄川水記念公園を会場に、庄川挽物を展示・販売するイベント。大型ろくろの実演やミニろくろを使った製作体験なども予定。フェア会場から無料シャトルバスが運行される。

 チューリップのあとにスイセンの観賞と、花三昧の1日はどうだろう。となみ夢の平スキー場では、「スイセンウォッチング」が開催される。1haに20万本のスイセンが咲き誇り、黄色の絨毯を敷いたようだ。5月上旬が見ごろで、3日(土・祝)・4日(日・祝)にはペアリフトが運行。同日には、「せんだん山水仙そば祭り」もスキー場で開かれる。

砺波市花と緑と文化の財団では、「春のポカポカとした陽気でチューリップも順調に生育。全国の方々にフェア期間中に美しいチューリップを観賞していただきたく、現在、花壇を遮光ネットで覆うなど開花を調整しています。国内最多600品種、250万本のチューリップにぜひ会いに来てください」と話している。

※写真は昨年のフェアの様子(ただし、「チューリップの魔法の世界」の写真は今年4月に撮影)

問い合わせ
●チューリップ四季彩館
TEL.0763-33-7716
FAX.0763-33-0090
http://www.tulipfair.or.jp/

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