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2013年 5月 1日 [ 特産品 ]

No.604-2:GWに並んでも買いたい富山の土産! まちの逸品21商品登場

2015年春の北陸新幹線開業に向け、富山の魅力づくりの一環として県が進めている「まちの逸品ブラッシュアップ事業」。30~40代女性をターゲットにした15品目21商品がこのほど発表された。5月5日(日・祝)・6日(月・振休)には富山空港で展示・販売キャンペーンが行われる。県内の観光を楽しんだ旅行者の皆さんへ、富山の手土産、親しい人・自分へのプレゼントにいかがだろう。

●女性に好まれる土産品の発掘と改良


▲つきせかい バラエティーセット(左上)
▲洋風落雁KANAYA(右上)
▲八尾和紙でできたミニバッグ(右下)
▲38(みつばち)せっけん(左下)

 “いいモノ”に敏感な女性たちを富山ファンに――「まちの逸品ブラッシュアップ事業」は、消費のカギを握る女性たちを購買層にした「お土産品」の開発支援プロジェクト。昨年5~6月、日持ちする「箱菓子」、保冷して持ち帰ることができる「スイーツ」(生菓子)、普段使いできる「小物」の3区分で商品を県内事業者から募集し、まちの逸品ブラッシュアップ検討委員会が応募のあった108商品(61事業者)の中から15品目(15事業者)を絞り込んだ。

 15事業者は、女性に好まれる商品づくりを目指し、地域ブランド開発やデザイナー、雑誌編集者、流通関係者など専門家からのアドバイス、東京・名古屋でのモニター調査を基に、これまで販売してきた商品のパッケージデザインやサイズ、価格などを見直し、改良を進め、その魅力を磨いてきた。

●富山産の素材や伝統の技を生かした商品がずらり


▲イチジクとゴマのサブレ(左上)
▲とやまのはちみつプリン(右上)
▲Jewel-3D RADEN COLLECTION(左下)
▲鯛のはしおき、チューリップのお香立て、立山のぐいのみ(右下)

先月25日(木)に高志の国文学館(富山市舟橋南町)の庭園を会場に開催された商品発表会でお披露目された21商品(15品目)を紹介しよう。
「T五(ティーゴ)」<薄氷本舗五郎丸屋>はお茶菓子として親しまれている干菓子「薄氷」に和の天然素材で五つの色と五つの味を加えた円い菓子。塩味(さくら)、苦味(抹茶)、酸味(ゆず)、甘味(和三盆)、滋味(胡麻)の5種がセットになっている。
「つきせかい バラエティーセット」<月世界本舗>は新鮮な鶏卵と和三盆、寒天、白双糖を煮詰めた糖蜜を合わせた干菓子「月世界」と半生菓子「まいどはや」のセット。月とうさぎをモチーフにしたパッケージが愛らしい。
高岡鋳物発祥の地・金屋町の石畳を表現した「洋風落雁KANAYA」<中尾清月堂>はアーモンドが香る優しい甘みが口に広がる。
もなかの皮の専門店が手づくりする「最中の皮屋のもなか」<髙野もなか屋>は、スティック状の最中の皮に、手づくりのつぶあんを添えていただく。
「イチジクとゴマのサブレ」<サクラスイーツ>は八尾で有機栽培されたゴマ、県産の米粉、富山湾海洋深層水から抽出した入善の塩を使用したサブレ。パッケージに描かれた愛らしいイラストに心もほのぼのとしてくる。

「とやまのはちみつプリン」<パウンドハウス>は県産のレンゲのハチミツや牛乳、卵にこだわった逸品。経木のフタを使った容器にも素材へのこだわりが感じられる。
「たまごやさんのプリン、たまごやさんのシフォンケーキ」<フェルヴェール>は新鮮な卵を使った無添加の菓子。カスタードの風味を堪能できるプリン、卵の力だけで膨らんだシフォンケーキを揃えている。
五箇山特産の堅豆腐を原材料にした「五箇山トッペー」<田村萬盛堂>は、黒蜜・生姜、抹茶が味のアクセントになっている和スイーツ。トッペー(方言で豆腐の意)のネーミングと、縄で縛っても崩れない五箇山豆腐をモチーフにしたパッケージがユニーク。
かつて絹で栄えた城端から発信の「シルクフロマージュ」<ANGO安居>はシルクパウダーを使用した繊細な生地とチーズクリームが絶妙の味わい。パッケージには絹糸が掛けられている。
「いもがい餅」<五万石>は、うるち米ともち米の中に里芋を混ぜて炊き合わせた南砺市の郷土料理を越中の甘味に仕上げたい、という料理人の想いが込められている。

 また、手漉き和紙ならではの優しい風合いと民芸のデザインが印象的な「八尾和紙でできたミニバッグ、いろいろ使える和紙のしきもの」<桂樹舎>
木目の美しい庄川挽物木地をパッケージのスリットからも触れられる「健康にぎり玉つぼ押し、健康つぼ押し棒」<嶋田工芸>
高岡伝統の鋳物の技で仕上げた錫商品「富山のお土産シリーズ 立山のぐいのみ、鯛のはしおき、チューリップのお香立て」、「カードスタンド三角錐」<能作>
高岡漆器の伝統的な技法・螺鈿を立体的な形状に施したカラフルなブローチ「Jewel-3D RADEN COLLECTION」<漆器くにもと>
キハダの花の蜜を使った無添加の石けん「38(みつばち)せっけん」<大場養蜂園>をラインナップしている。

●5月5日・6日に富山空港で展示・販売

 県では、北陸新幹線の開業に向け、県内外でまちの逸品PRキャンペーンを実施していく。GW中の5月5日(日・祝)・6日(月・振休)には富山空港の売店「まいどは屋」で、7月には首都圏で展示・販売予定。各商品はそれぞれの事業者でも販売中。公式ブログ「富山のお土産をみんなでつくろう」では、キャンペーン情報などを随時紹介していくので、アクセスを。

 富山県商工労働部商業まちづくり課では、「富山の新たなお土産が誕生しました。富山の歴史や文化、風土を背景に、事業者が生み出し、専門家らのアドバイスを受けて、その魅力を一生懸命に磨いてきたものです。富山の旅のお土産に、また県外へ出掛ける際にご活用ください。まちの逸品の認知度アップに向けて、県内外でPRキャンペーンを実施していきます」と話している。

問い合わせ
●まちの逸品PRキャンペーン事業事務局<(株)PCO内>
TEL.076-428-9166
FAX.076-428-9156
http://toyamanomiyage.blog.fc2.com/

●富山県商工労働部商業まちづくり課
TEL.076-444-3253
FAX.076-444-4403
http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1306/

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