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2012年 10月 17日 [ トピックス ]

No.577-1:富山で暮らそう―「おおかみこどもの雨と雪」の舞台で暮らし体験会<参加者募集中>

定住促進に向けて、「富山県での暮らし体験会」が11月に開催される。アニメーション映画「おおかみこどもの雨と雪」の舞台のモデルになった上市町や立山町で住環境の視察や農作業の体験、定住者との交流などが予定されている。富山県での定住・半定住に関心のある県外在住者が対象。現在、参加者募集中! 県や上市町、立山町などでつくる「富山で暮らそうプロジェクト実行委員会」が主催する。

▲「花の家」のモデルとなった古民家(上市町)

●映画ファンに富山の魅力を! 現在、参加者募集中

 定住促進に向けて、「富山県での暮らし体験会」が11月に開催される。アニメーション映画「おおかみこどもの雨と雪」の舞台のモデルになった上市町や立山町で住環境の視察や農作業の体験、定住者との交流などが予定されている。富山県での定住・半定住に関心のある県外在住者が対象。現在、参加者募集中! 県や上市町、立山町などでつくる「富山で暮らそうプロジェクト実行委員会」が主催する。

 (1)11月10日(土)~11日(日)の1泊2日コース、(2)11月23日(金・祝)~25日(日)の2泊3日コースがあり、募集人員は各30名(最少催行人員各20名)。料金は、1泊2日コースが14,800円、2泊3日コースが28,800円(1人当たり、2名1室利用)。先着順となっており、希望者は早めの申込みを。

 「おおかみこどもの雨と雪」は7月の全国公開から300万人以上を動員。同体験会は映画の大ヒットを受け、モデルとなった両町などへの移住を呼び込むのが目的だ。映画は、上市町出身の細田守監督が「親と子」という普遍的なテーマと向き合った作品。“おおかみおとこ”と恋に落ちた大学生の花が、二人の間に生まれた“おおかみこども”の姉・雪と、弟・雨の成長を見守る13年間をファンタジックに描いている。親子が逆境を乗り越え、人との関わりの中で力強く生きていく姿が感動を呼んだ。主人公が都会から移住する田舎町は、上市町の里山がモデル。このほか、立山や称名滝など富山県の雄大な自然をモデルにした風景が随所に登場する。

●映画に登場した「花の家」のモデルへ

 体験会の大きな魅力として、主人公の親子が住む「花の家」のモデルとなった上市町の古民家への訪問が挙げられる。古民家は上市町の中心部から7kmほど離れた山の中に建っている。築120年以上で、樹木の間にひっそりと佇む。家主から映画にまつわる話を聞きながら、語らいのひとときを過ごせる。敷地内でチューリップ球根の植え付け体験もあり、実行委員会事務局では、開花する来春の再訪につなげたい考えだ。

 上市町では肥沃な土壌を活かしてサトイモの栽培が盛んに行われている。体験会では、農家を訪ね、旬を迎えたサトイモを実際に掘ることができる。ちょっとしたグリーンツーリズムを楽しめるわけだ。また、立山町では、落差350mと日本一の名瀑・称名滝を見学したり、越中瀬戸焼の集落に建つ陶農館で絵付けに挑戦したりと、アクティブに富山の自然や文化に触れられる。その後、移住者宅を訪問し、暮らしぶりや富山の魅力などを聞く時間も組まれている。

 越中瀬戸焼は平安時代初めから須恵器を焼いた、国内でも有数の古窯として知られる。体験会では、米アップル社の創設者故スティーブ・ジョブズ氏も愛した越中瀬戸焼の窯元・庄楽窯を訪ね、ジョブズ氏の陶器への想いや人柄、交流秘話などを聞くことができる。

 2泊3日コースでは最終日に、心身のリラックス効果が認められるとして森林セラピー基地「剱・きらめきの森」に認定されている上市町眼目(さっか)の眼目山立山寺(がんもくざんりゅうせんじ)のセラピーロードを散策。その後、上市町種の棚田の見学も予定されている。

 富山で暮らそうプロジェクト実行委員会事務局では「富山県の認知度向上と定住促進を図ることを目的に体験会を開催します。映画『おおかみこどもの雨と雪』のファンのみなさん、富山県に移住をしたいと考えている方、ぜひご参加ください」と話している。


▲©2012「おおかみこどもの雨と雪」製作委員会
問い合わせ
●富山で暮らそうプロジェクト実行委員会事務局(富山県観光・地域振興局地域振興課内)
TEL.076-444-4496
FAX.076-444-4561
http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1400/

富山県での暮らし体験会申込み先
●富山地鉄サービス(株)旅行部
TEL.076-442-8181

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