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2011年 7月 20日 [ トピックス ]

No.515-1:8月は県産野菜・果実の活用拡大月間! 夏の野菜と果実でおもてなし


 8月の帰省時に富山の夏の野菜と果実はいかが―。富山県加工業務用野菜等供給拡大推進協議会は、8月を「富山県産野菜・果実の活用拡大月間」とし、県内のホテル、レストラン、料亭など38の参加店で、県内消費者をはじめ、観光客、帰省客らに県産食材の魅力をPRする。

●新鮮で安心な県産野菜・果実を使った「期間限定メニュー」登場

 8月の帰省時に富山の夏の野菜と果実はいかが―。県や中食・外食産業、農業団体などで組織する富山県加工業務用野菜等供給拡大推進協議会は、8月を「富山県産野菜・果実の活用拡大月間」<実施期間8月1日(月)~31日(水)>とし、県内のホテル、レストラン、料亭など38の参加店で、県内消費者をはじめ、観光客、帰省客らに県産食材の魅力をPRする。7月22日(金)には、県産食材の生産、出荷情報を提供するホームページ「あぐリンクとやま」を開設する。

 活用拡大月間は、県内の中食・外食産業で、新鮮で安心な県産野菜・果実を使った「期間限定メニュー」や「おもてなしメニュー」などを提供してもらい、需要を開拓するのが目的だ。野菜・果実が豊富に収穫され、観光や帰省で外食の機会が増える8月を実施期間とした。

 6月27日に開催された第1回協議会「県産夏どり野菜等活用検討会」では、長さ約40cmと普通のネギの3分の2程度で、甘くて柔らかな富山ブランドの白ネギ「ねぎたん」や、極太のきゅうり「高岡どっこ」、砺波地方で特産化が進められている「たまねぎ」、「富山とまと」、「アルギットにら」などの野菜をはじめ、ラズベリー、ブルーベリーなど今、注目の果実、試験的に栽培されているベルギーエシャロット(ネギ科:フランス料理などに使われる香味野菜)、ミニはくさい、ズッキーニなど、31品目が展示され、その特徴や出荷状況の説明、試食が行われた。レストランのシェフら参加者は、試食しながらメニューのアイデアを練った。

●ホームページ「あぐリンクとやま」で情報発信

 8月の活用拡大月間に向け、現在、各参加店でメニューづくりが進められている。県産野菜・果実がどんな料理、味覚になって登場するのか楽しみだ。一方、協議会では、加工業務用園芸作物のニーズに対応し、高品質のものを安定的に生産供給するため、技術実証ほの設置や栽培先進地の視察など、生産技術の確立・普及に取り組んでいる。県内の農業は稲作中心で、野菜産出額は全国最下位。活用拡大月間をきっかけに、県産野菜・果実の生産拡大、需要拡大が期待されている。

 ホームページ「あぐリンクとやま」では、活用拡大月間でメニューを提供する参加店舗の最新情報が確認できる。このほか、富山の野菜・果実、産地・生産者の紹介、栽培技術指導にあたる普及指導員らによる野菜・くだもの日記、野菜・果実の生育情報、出荷情報、フォトギャラリー、協議会の取り組みなども掲載する。

 富山県農林水産部農業技術課広域普及指導センターでは、「中食・外食関係者、農業者、流通関係者の協力による活用拡大月間を初めて設ける。富山平野の肥沃な大地と清らかな水で育てられた美味しい野菜・果実をぜひ堪能してほしい。“あぐリンクとやま”では、富山の野菜・果実の魅力、生育・出荷情報を随時発信する。ご期待ください」と話している。


▲県産夏どり野菜等活用検討会


問い合わせ
●富山県農林水産部農業技術課広域普及指導センター
TEL.076-429-5041
FAX.076-429-5049
http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1612/
http://www.ag-link.jp/

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