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2011年 4月 27日 [ 特産品 ]

No.504-2:砺波からご当地グルメ・大門素麺&道の駅砺波 となみ野の郷


 GWに「2011となみチューリップフェア」などで砺波を訪れた際に味わってほしいのが、名物・大門素麺。砺波市飲食店組合の加盟43店舗では、大門素麺のご当地グルメ化を目指し、各店ならではのオリジナルメニューを提供している。農産物直売所と道の駅の観光物産販売所の機能を備えた「道の駅砺波 となみ野の郷」が砺波チューリップ公園入り口そばにオープンした話題もお届け。


●砺波市飲食店組合の加盟43店舗で大門素麺のメニュー

 GWに「2011となみチューリップフェア」などで砺波を訪れた際に味わってほしいのが、名物・大門素麺。素麺といえば、夏の涼味といえるが、砺波市飲食店組合の加盟43店舗では、大門素麺のご当地グルメ化を目指し、通年、各店ならではのオリジナルメニューを提供している。

 大門素麺は、冬の寒風で乾かした手延べ素麺。細くて長い麺をまるまげ状にして包むことから「まるまげ素麺」、「島田素麺」とも呼ばれている。時間をかけて何回もこね合わせ、細く長く延ばしていくため、コシの強い素麺に仕上がる。長めに茹でても伸びにくく、ツルツルの喉越しがたまらない魅力。各店では、大門素麺の特徴を生かした、こだわりの味が楽しめる。

 メニューをいくつか紹介すると、「めん食堂・川なべ」の“信太となみ大門素麺”は、素麺、山菜、温泉卵を特大の油揚げで包み込んだユニークなメニュー。油揚げを開き、つゆをかけていただくと、素麺の風味とコシの強さが格別だ。チューリップ四季彩館にある「Cafeかくれ庵」の“冷しゃぶキムチのごまミルクそうめん”は、素麺に、ねりごま・こし白味噌・黒糖・牛乳を混ぜたドレッシングをかけ、水菜や冷しゃぶ、キムチ、大葉、クコの実を盛り付けた涼しげなメニュー。昨夏、砺波商工会議所が実施した「大門素麺創作料理レシピコンテスト」で最優秀レシピに選ばれている。

 フレンチレストラン「ラ・テューリップ」の“若鶏もも肉のソテー 大門素麺のカリカリ添え”は、素麺を薄く焼いて仕上げたガレットのカリカリとした食感が印象的。「焼肉たかちゃん」の“石鍋ユッケジャン素麺”は熱々の石鍋に辛味のあるスープと大門素麺がハーモニーを奏でる。食欲がない夏場にもおすすめ。「タージ・マハール砺波店」の“素麺サブジ”はカレーのスパイスと野菜、大門素麺がぴったり合った逸品だ。

 砺波市飲食店組合の川邉茂組合長は、「組合では、昨年から大門素麺のご当地グルメ化に取り組んでおり、お客様から好評のメニューも多い。各店で統一ののぼり旗を掲げているので目印にしてほしい。今後、飲食店のマップも製作し配布していく」と話している。

●採れたての新鮮野菜や特産品を販売

 農産物直売所と道の駅の観光物産販売所の機能を備えた「道の駅砺波 となみ野の郷」が砺波チューリップ公園入り口そばにオープンした話題もお伝えしよう。県産材の太い梁や柱を用い、砺波平野の伝統家屋・アズマダチをイメージした外観が印象的。館内には、砺波、南砺市の農家130人ほどで構成する農産物直売所生産者協議会が届ける新鮮野菜のほか、チューリップの切り花や、球根、チューリップグッズ、花苗、大門素麺、銘菓、庄川ゆず製品、地酒などがずらりと並ぶ。

 注目は、砺波地域の特産・タマネギを使ったレトルトカレー(JAとなみ野)。県産黒毛和牛、リンゴ果汁などを配合した甘口ビーフカレー「ゴッドマザー」、県産豚肉、熟成トウガラシなどを使用した「極旨ポークカレー」の新商品2種類が人気となっている。また、ほんのりと甘い香りが口の中に広がる玉ねぎ焼酎「TOS(トス)」、タマネギ、大門素麺、庄川特産のユズを素材に使ったジェラートも好評だ。

 となみ野の郷に隣接するレストラン「砺波そだち」では、砺波産タマネギを使用したカレーや、とやまポークを使った豚かつ、大門素麺、宴会メニューとして、県産豚を使用したもつ鍋、しゃぶしゃぶなども堪能できる。

 道の駅砺波 となみ野の郷では、「隣接地に観光案内所とレンタサイクルステーションも開設され、一帯が観光拠点として注目を集めています。となみチューリップフェアやとなみ野・五箇山路の観光の際にぜひご利用ください」と話している。




問い合わせ
「ご当地グルメ・大門素麺」について
●砺波市飲食店組合
TEL&FAX.0763-33-5632
http://www.gurutona.com/

「道の駅砺波 となみ野の郷」について
●道の駅砺波 となみ野の郷
<農産物直売所>TEL.0763-58-5831
<物販>TEL.0763-32-9911
http://www.flt.co.jp/

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