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1998年 10月 1日 [ 特産品 ]

No.024-1:全国でも珍しい、蕎麦雑炊と蕎麦粥のレトルト食品を発売!


■蕎麦雑炊と蕎麦粥の概要
 富山県小矢部市の沼田製粉は、全国でも珍しいそばを使った「蕎麦雑炊(そばぞうすい)」と「蕎麦粥(そばがゆ)」のレトルト食品を開発。東京の大手百貨店などで発売されて話題を呼んでいる。蕎麦雑炊は、そばの実を100%使い、立山連峰の天然水で炊き上げたもの。蕎麦粥は、そばの実と同量の富山産コシヒカリを使ったお粥で、いずれも1パック250g入り300円。袋のまま、熱湯か電子レンジで数分加熱して食べることができる。

■開発までの経緯
 そばはタンパク質、ビタミンB1、B2のほか、血圧を下げるルチンを多く含む自然食品で、成人病の予防に効果があるとされる。沼田製粉では、そばの栄養価を生かして、蕎麦粥を作れないかと模索していた。
 そして、同社では、そばの実の中身が白くて甘みが強く、口当たりが良いことに着目。従来の蒸して外皮を取る方法では、中身が堅くなるが、同社独自の方法により、堅くせずに外皮を取ることに成功した(特許申請中)。試行錯誤の結果、蕎麦雑炊と蕎麦粥のレトルト食品を開発したわけである。

■今後の展開
 同社では、1パック10人分入りの徳用タイプの発売を計画しているのをはじめ、旅館、飲食店などへも販路を拡大する予定である。また、他の食材と一緒に調理することも可能になったことから、これからも新しい商品を開発していきたいとしている。

●沼田製粉
〒932-0115 富山県小矢部市津沢372
TEL 0120-16-2025

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