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1998年 1月 17日 [ トピックス ]

No.015-1:「200X年 県民が燃えるプログラム」富山県民からの提案が、多彩なプログラム案に


 「200X年 県民が燃えるプログラム」事業が、いよいよ“夢の実現”に動き始めた。 平成7年に、この事業の第一ステップとして実施されたのが「200X年 県民からの提案募集」。21世紀の富山に描くアイデアを募集したところ、夢をイラスト化した力作や電子メールでの応募など、幅広い層から個性あふれる2370件もの提案が寄せられた。これらの提案をもとに、26人の民間人からなる「200X年 県民が燃えるプログラム委員会」によって、実現可能なプログラムに具体化すること約2年。ついに昨年10月、3つのプログラム案として発表された。
 プログラム案1の「人が、緑が燃えるまち」では、“緑に包まれた自然豊かなまち・快適に楽しく暮らせるまち・高齢者、障害者にも障壁のないまち”という3つのビションを打ち出し、さまざまな事業・イベントが提案されている。また、プログラム案2の「県民活動、燃えるステーション」では、誰でも気軽にボランティア活動やコミュニティ活動に参加できるよう“コンビニみたいなステーション”の設置を提案。駅前やショッピングセンターなどに、気軽に立ち寄れる 24時間オープンの活動拠点を開設し、ボランティアなどに興味のある人、参加してみたい人にとっての相談窓口として、また実際に活動している人たちの交流スペースとして活用していこうというものだ。
 そしてプログラム案3の「200X年冬の火祭り(フェス200X)」では、富山の冬の暗いイメージを吹き飛ばし、遊び下手と言われる県民性を打ち破るような祭りの開催を提案。第1回を1999年大晦日とし、富山駅北地区を舞台に、たいまつパレード、夜空に星を描き出すレーザーショー、炎と光のステージなどを繰り広げ、カウントダウンと花火でにぎやかに2000年を迎えようという一大イベントだ。1998年12月には、本番を1年後にひかえてのプレイベントも予定されている。
 これらのプログラム案について、さらに多くの意見を吸収するため、昨年11月から富山空港とJR富山駅で「200X年 県民投票」を実施。プログラム案に関連したテーマについて、賛成・反対のボールを箱に投入するようになっており、毎週テーマを新しくしながら3月まで行われる。さらには、プログラム案の内容を説明したり、意見交換を行ったりするために、プログラム委員会から担当者を派遣する“200Xどこでも座談会”やシンポジウムなども開催。これから県民一人ひとりの手で、より熱いプログラムに練り上げていくことになる。

* 問い合わせ
●「200X年 県民が燃えるプログラム委員会」(座長 米田政明)
事務局 富山県企画部計画課
〒930-8501 富山市新総曲輪1-7
TEL 0764-44-9690
URL http://www.pref.toyama.jp/sections/1012/200x/
E-mail 200X@pref.toyama.jp

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