トピックス

アーカイブ

2002年 7月 24日 [ トピックス ]

No.098-3:夏の観光は、黒部峡谷探勝と「とちの湯」の組み合わせ


●木の温もり、湯の温もりを感じる喜び

 黒部峡谷の宇奈月ダム湖のほとりにオープンした尾の沼体験交流施設「とちの湯」が、夏の観光シーズンを迎えて人気を集めている。
 場所は、富山県随一の温泉郷・宇奈月温泉街から車で約5分の山間地。猫又山や清水岳などの奥黒部の山々、エメラルドグリーンの水面を見せるダム湖が見渡せる山の斜面にあり、うっそうと茂る樹木からの清浄な大気が胸にすがすがしい。ナラ、アテ、立山杉など県産材をふんだんに使った木造平屋の建物は木の温もりにあふれており、訪れる者をやさしく迎えてくれる。
 樹齢70年の立山杉を展示するホールを抜け、浴場へ。内湯の湯船と外湯の露天風呂には無色透明の天然温泉が満ちている。宇奈月温泉と同様に黒部川上流の黒薙(くろなぎ)から引湯されており、泉質は単純泉。神経痛や筋肉痛、関節痛、胃腸病などに効能がある。

→写真をダウンロード(350dpi)


●黒部峡谷探勝の疲れを露天風呂で癒す

 ダム湖のほとりに設けられた露天風呂は黒部川の巨石を配置した豪壮なもの。緑の山々と穏やかな湖面を眺めながら露天風呂にゆったりつかっていると、心身ともに癒される。対岸を走る黒部峡谷鉄道・トロッコ電車の警笛が山々にこだまし、旅情もひときわ高まるようだ。
 トロッコ電車での黒部峡谷探勝や宇奈月ダム情報資料館(大夢来館)・セレネ美術館・宇奈月麦酒館の観光と、「とちの湯」を組み合わせてみるのもいいだろう。
 なお、「とちの湯」の営業期間は4月下旬〜12月上旬で、期間中は無休。営業時間は午前9時〜午後6時(入浴は午前9時30分から)。浴場利用料は大人一人500円、小・中学生250円。

問い合わせ
●尾の沼体験交流施設「とちの湯」
TEL 0765-62-1122

コメント

その他のトピックス

ページの先頭へもどる↑