イベント

アーカイブ

2002年 8月 21日 [ イベント ]

No.100-1:藤子ワールドへと誘う「まんが原画展」開催中


●「忍者ハットリくん」など、おなじみのキャラクターを原画で鑑賞

 氷見市制施行50周年の記念行事として、同市出身の漫画家藤子不二雄A氏の「まんが原画展」が9月16日まで、氷見市立博物館で開催されている。入場は無料。
 特別展示室には、「少年時代」「まんが道」といった富山ゆかりの作品から「怪物くん」「忍者ハットリくん」「笑ゥせぇるすまん」などの代表作まで約30 作品の原画がずらりと展示されており、一コマ一コマに生き生きと描かれたおなじみのキャラクターたちが見るものの心に迫ってくる。また、週刊誌に掲載された小品など、あまり馴染みのない作品の原画も並んでいるので、ストーリーを楽しみながら鑑賞できる。ペンのタッチや修整のあとを間近で見ることができ、制作中の苦労も偲ばれる。
 原画のほか、藤子氏が子どもの頃に描いた絵、表彰状、作画の元となった道具、ラフスケッチ、新聞の紙面を飾ったカット集なども展示されており、漫画家としての成長の軌跡をうかがい知ることもできる。
 なお、展示室の入り口には、今春氷見市が全国公募した「ひみキトキトまんが道大賞」の大賞や優秀賞に選ばれた作品も展示されているのでお見逃しなく。

→写真をダウンロード(350dpi)

●“ブリンス” “タコ八”などユニークなモニュメントがお出迎え  

 藤子氏は、1934年に氷見市の古寺の長男として誕生。今年で漫画家生活50周年を迎え、「氷見市制施行50周年と偶然にも一致する」と感慨深げ。
 冬の寒ブリ漁で全国に知られる魚都氷見市では、まんがの持つ「夢」や「希望」、「やすらぎ」などを生かしたまちづくりを展開中。市内には、“ブリンス” “タコ八”など魚をモチーフにした「氷見のお魚紳士録」(モニュメント8種類16体)、「忍者ハットリくん」でおなじみのキャラクターたちが活躍する「湊川カラクリ時計・虹の橋」、イメージキャラクター“ひみぼうず”をモニュメントにした「フィッシャーマンズワーフ・海鮮館」などが点在しており、ファンタジックな雰囲気を醸し出している。「まんが原画展」を鑑賞したあとは、これらの観光ポイントを巡ってみたい。氷見の旅の思い出を深めてくれるだろう。

問い合わせ
●氷見市立博物館
TEL 0766-74-8231

コメント

その他のイベント

ページの先頭へもどる↑