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2003年 5月 14日 [ 特産品 ]

No.117-3:富山湾の味覚・ホタルイカの商品、大ヒット


●はらわたの独特の風味が口のなかに広がる

 富山湾の春の味覚、ホタルイカを手軽に味わってもらおうと、魚津漁業協同組合では「ほたるいか素干」と「ほたるいか釜揚げ」を北陸地区のコンビニエンスストアで販売。いずれもヒット商品となっている。
 同漁協では産地間競争、魚価の低迷、輸入魚の増加などへの対応策として、地元鮮魚商と競合しない独自の販売ルートを開拓しようと、昨年9月からコンビニとタイアップして「ほたるいか素干」を販売。“ライターでもあぶって食べられます”のキャッチコピーどおりの手軽さから、注文に生産が追いつかないほどの人気商品となっている。「ほたるいか素干」は、ホタルイカを冷風乾燥させたもので、はらわたの独特の風味が楽しめる。

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●富山湾の珍味を天然塩で味つけ

 今年4月末から登場した「ほたるいか釜揚げ」は、茹でたホタルイカ7匹とからし酢味噌がパック詰めされており、和えるだけで手軽に富山湾の味覚を満喫できる。また、人工調味料などの添加物を使わず、天然塩だけで味つけされている点も自慢だ。こちらはホタルイカ漁が終わる6月末までの限定販売となっている。
 魚津漁業協同組合では同漁協のホタルイカなどの水産加工品を「竜宮の使者」という名称で商標登録し、富山の独自ブランドとして、他の産地と差別化を図っていく。魚津は「蜃気楼の見える街」として知られる港町。同漁協では「富山湾の蜃気楼、竜宮、ホタルイカと神秘的なイメージでアピールしていきたい」と話している。

問い合わせ
●魚津漁業協同組合
TEL.0765-24-0068
http://www1.coralnet.or.jp/uozu/

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