とやまブランドとは?

主な富山県産品

富山ならではの優れた商品

四季折々の変化に富み、美しい自然に恵まれた富山県。山海の豊かな自然資源を活用し、富山ならではの魅力ある産品をつくり出しています。

富山米

日本海側最大の湾である富山湾は、天然のいけすと称され、日本海に分布する約800種のうち約500種の魚が泳ぐ海の幸の宝庫。「ブリ起こし」や「ブリ街道」という言葉もあるように、富山の食文化に深く根付いているブリのほか、専業の漁としては、富山湾だけで漁獲されるシロエビや高い品質と鮮度を誇るホタルイカは「富山県のさかな」に選定され、県を代表する水産物です。また、北アルプスから流れる清らかな雪解け水は、美味しい米や野菜、果物を育てます。全国的にも知名度の高います寿しやかまぼこ、日本酒、干し柿といった郷土の特産品も数多く生み出されてきました。

県花として親しまれているチューリップも、肥沃で良質な水を含む富山県の土壌と気候が球根栽培に最適とされ、品種改良や新品種の開発が活発に行われた結果、球根出荷量は全国一を誇っています。富山に咲くチューリップは品種もバラエティに富み、各地から訪れる人々の目を楽しませています。

富山には、ものづくりの伝統を活かした医薬品や工芸品も数多くあります。全国の半数以上のシェアを占める富山の配置薬、そして売薬というユニークな販売システムは、「薬といえば富山」のイメージを広く浸透させました。また、全国一の産地規模を誇る井波彫刻品や高岡銅器などの伝統工芸品は、何百年にもわたって培われてきた技術や技法を職人が大切に受け継ぎ、今に伝えています。

富山の薬

さらに、伝統的な手法を取り入れたものづくりの精神は、近年の電子機械製造技術にも活かされています。世界にも認められるセラピーロボット・パロやウォータージェットマシンといった高度な技術を駆使した工業製品は、富山の強みであり、国内だけでなく国際市場への展開も大きな期待が寄せられています。富山の産業力と伝統、文化が一体となり、ものづくりの精神は次世代に向けてさらに進化を続けています。

  富山の酒 花の大谷
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