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2018年 6月 6日 [ イベント ]

No.859:とやまで「くらし・しごと」―7月に東京でとやま移住・転職フェア開催!

 2018年7月8日(日)、富山県は東京有楽町・東京交通会館で「とやま移住・転職フェア~暮らす働く 富山まるごと相談会2018~」を開催する。県内全市町村コーナーや、その市町村に移住した先輩移住者コーナー、県内企業20社合同の仕事紹介コーナーなどを常設。富山の魅力PRセミナーやUIJターンした先輩社員との座談会など盛りだくさんの内容で、富山の「くらし・しごと」に興味のある人はぜひ訪れたい。併せて、日本橋とやま館の開館2周年フェア<6月24日(日)まで>の話題も紹介。

●移住希望者の多様なニーズに幅広く対応

 平成19年に「くらしたい国、富山」推進本部を設置し、県内市町村とともに移住促進に取り組んできた富山県。20年度から29年度までの10年間で、県・市町村の移住相談窓口を通じて3,844人が富山に移り住んだ。29年度は過去最高の729人と、28年度の565人から大幅に増加した。地方移住を支援する相談窓口「ふるさと回帰支援センター」発表の平成29年移住希望地域ランキングを見ても、前年全国15位から10位にアップしている。


▲「とやま移住・転職フェア~
暮らす働く 富山まるごと
相談会2018~」のポスター

 移住者と言えば、リタイアしたシニア層をイメージしがちだが、富山県への移住者は20代、30代が全体の約7割を占めている。これは、自然が豊かで、水や食べ物が美味しいことや、住宅の環境が良く、保育所の待機児童がゼロなど子育てしやすい環境に恵まれていることや、ものづくり企業が多く、求人倍率も高いことから就業環境にも恵まれていることなどが若い世代に好まれているようだ。

 「とやま移住・転職フェア~暮らす働く 富山まるごと相談会2018~」(主催:「くらしたい国、富山」推進本部、共催:NPOふるさと回帰支援センター)は、「地方への移住に興味がある」「転職したい」「子育てしたい」など、多様なニーズに幅広く対応するために開催。東京・有楽町の東京交通会館12階・ダイヤモンドホールにて。入場無料。どなたでも気軽に参加してほしい。

 「富山の魅力PRセミナー」では、石井知事による富山の魅力紹介をはじめ、県東部、西部に分けての魅力紹介、特別ゲストによるセミナー、移住者と移住希望者が交流できるテーマ別座談会を開く。

 個別企業による座談会「しごとカフェ」では、UIJターンした先輩社員による体験談や県内企業の人事担当者による仕事内容の紹介を予定している。予約制なので、富山まるごと相談会のホームページへアクセスを。

●常設相談ブースで情報収集・個別相談

 「先輩移住者コーナー」では、UIJターン転職者や起業者、子育て世代、地域おこし協力隊メンバーら、各市町村からの先輩移住者14人から直接話を聞ける。

 「仕事紹介コーナ-」(合同企業説明会)には、子育て支援に積極的に取り組んでいる企業や、部下の仕事と育児、生活の両立を応援するイクボス企業同盟とやま加盟企業、社会人採用に意欲のある企業ら、県内企業20社が参加。人事担当者から企業説明が受けられる。


▲2017年7月に開催された
「暮らす働く 富山まるごと相談会」

 「市町村コーナー」では、県内全市町村の魅力や特徴(自然環境、交通機関、生活・教育関連施設、特産品など)、移住者応援施策(家賃・住宅リフォーム助成、移住奨励金、医療費助成など)、生活体験施設情報、空き家情報、市町村職員採用情報などの情報を提供する。「テーマ別サポートコーナー」では、子育て情報をはじめ、就農相談、農業体験、起業・事業承継支援制度の紹介、介護人材募集、行政職や警察官など県職員採用案内がある。

 来場者には、富山の食材を練り込んだ「きときとバウム」を先着200組にプレゼントするほか、セミナー参加者や各コーナーで相談された方には抽選で富山の特産品のプレゼントもある。

●新たに大阪オフィス設置

 県では、移住やUIJターンをさらに促進するため、「富山くらし・しごと支援センター」の体制を強化。首都圏では、白山オフィスを東京駅に近く、交通アクセスに恵まれた大手町に移転させた。大手町オフィス(東京都千代田区大手町2-6-2 パソナJOB HUB SQUARE3F 地方創生ラウンジ内)には、移住相談員1人、仕事相談員2人、コーディネーター2人が常駐する。

 関西圏では、新たに大阪オフィス(大阪府大阪市中央区淡路町4-2-15 パソナ大阪内)を設置。移住相談員1人、仕事相談員1人が常駐する。富山への移住者が首都圏に次いで多いことや、北陸新幹線の大阪延伸を視野に入れて取り組みを強化した。


▲大手町オフィス(左)
▲大阪オフィス(右)

 富山県企画調整室では、「『暮らす働く 富山まるごと相談会2018』には、無料の託児スペースも設けます。ファミリーで気軽に参加し、富山への移住・転職をご検討いただけます。ぜひこの機会にご来場ください」と話している。

●開館2周年記念フェア! 日本橋とやま館へ

 東京の話題をもう1つ紹介しよう。富山の“上質なライフスタイル”を発信する「日本橋とやま館」が「開館2周年記念フェア~TOYAMA JAPAN 2018~」を開催中<~6月24日(日)>。富山の魅力に思いっきり触れてみよう。

 「富山シャクヤクと工芸品の饗宴~日本橋とやま館×花千代~」<~6月10日(日)>では、G8洞爺湖サミット晩餐会などの会場装花を手がけたフラワーアーティスト・花千代氏による富山シャクヤクと富山の伝統工芸品を使用したインスタレーションが館内で鑑賞できる。また、「Discover Japan Paris Collection TOYAMA~パリ展示会より~」<6月11日(月)~24日(日)>では、今年4月にパリで開催された富山の伝統工芸品展示会「Discover Japan Paris Collection」で好評を得た蛭谷(びるだん)和紙や組子細工などを使用したディスプレイの再現が楽しめる。

 日本橋とやま館オリジナルグッズの販売もある。「チューリップうさぎ」は、2周年企画として、パリを拠点に活躍するアーティスト・河原シンスケ氏とのコラボによるオリジナル手ぬぐい。お土産にいかがだろう。

 クリエイターズトークvol.20「富山のアート&デザインの未来」<6月20日(水)>では、デザインディレクター・桐山登士樹氏とジャーナリスト・川上典季子氏が講師を務める。「あの人が語るとっておきの『とやま』~クリエイターズトークより~」<6月9日(土)~22日(水)>は、クリエイターズトークにこれまで登壇したゲストからのコメントを紹介・展示する。


▲開館2周年記念フェア~
TOYAMA JAPAN 2018~

 各フロアでは特別企画も実施中。「トヤマテーブル」では、井波彫刻の獅子頭を展示<~6月10日(日)>。木彫りの精緻な技に触れられる。「ショップフロア」では、フェア期間中、会員に通常の2倍分のポイントを進呈。県内老舗和菓子屋の夏菓子を特別限定販売する。和食レストラン「富山はま作」では、“富山湾の宝石”と称されるシロエビを使った「昔ながらのシロエビ出汁そうめん贅沢セット」(1日限定10食)を用意。「トヤマバー」では、平日限定ランチ「富山づくしの卵かけごはんセット」(通常税込600円)を、サスの昆布じめを付けて税込500円の特別価格で提供する。

 体験・ワークショップも楽しみだ。「ます寿しづくりワークショップ」は定員に達したが、「富山のかまぼこ×日本酒ペアリング講座」、「富山の昆布文化体験ワークショップ」、「バタバタ茶体験」にぜひ参加を。詳細は、日本橋とやま館のホームページにアクセスを。

問合せ
「とやま移住・転職フェア~
暮らす働く 富山まるごと相談会2018~」について
●富山県 総合政策局 企画調整室
TEL.076-444-4496
FAX.076-444-8694
http://toyama-jobsoudan2018.com/

「日本橋とやま館開館2周年記念フェア~
TOYAMA JAPAN 2018~」について
●日本橋とやま館
東京都中央区日本橋室町1-2-6 日本橋大栄ビル1F
TEL.03-6262-2723
https://toyamakan.jp/

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